望月地域の新名物【駒月みそかつ丼】誕生ほか(平成22年4月7日)
望月支所長の江本です。
最初に“駒の里望月”に誕生した新たな名物【駒月(こまづき)みそかつ丼】について紹介します。

早速ですが、皆さん【雁喰豆(がんくいまめ)】という豆をご存知でしょうか?
「初めて聞いた」という方が大多数かと思われますが、雁喰豆は黒豆の一種であり、豆自体は甘みが多く、形状は平らで豆の表面にシワがあるのが特徴です。
豆の名前の由来は、表面のシワが鳥の雁(がん)の爪あととも啄ばんだ跡とも見えるからと言われています。
江戸時代の文献等によると、中山道望月宿およびその周辺の主産品として取り扱われていたとの記録が残っていますが、現在は、望月地域の一部で自家用生産されているのみとなっている貴重な豆です。
【雁喰豆】
平成20年春、望月地域の特産品を開発する事業をきっかけに、雁喰豆を復活させることになり、当支所経済建設課が仲介する形で、地元の女性グループである『望月駒の郷バリューアップ研究会』に作付けを依頼しました。
収穫した豆を使い様々な試作を行いましたが、「豆であれば味噌も作れるのでは?」という発想から、雁喰豆の作付けと同様に、当支所経済建設課が仲介する形で、地元春日地区の女性グループで手作り味噌を作っている『東春睦会(とうしゅんむつみかい)』に雁喰豆の味噌製造を依頼しました。
前例の無い味噌作りではありましたが、東春睦会の皆さまのご努力、および長野県工業技術総合センターの技術支援や、長野県佐久農業改良普及センターのご指導等をいただきながら、試行錯誤の結果、大変おいしい味噌が出来上がりました。
【雁喰味噌】 【東春睦会の皆さん】
出来上がった味噌を試食した地元飲食店の方より、「みそかつ丼を特産品として展開したいため、望月支所でもサポートしてもらいたい」と相談を受け、経済建設課内において再三再四検討を重ねた結果、「望月宿界隈の飲食店を中心に組み立てるのが良いのでは?」との結論に達し、その旨をアドバイスしたところ、飲食店10店により『駒月みそかつ丼の会』が組織され、飲食店や商工会を中心に、行政もサポートしながら4月の一斉展開を目指して準備を進めてきました。
各店主の“技”と“こだわり”と“情熱”が込められて完成した丼は、雁喰豆の甘みが存分に活かされた味噌と、地元産の大豆で製造された味噌、そして地元産の食材をふんだんに使用しているのが特長で、駒の里である望月にちなみ【駒月みそかつ丼】と名付けられました。
一斉展開に先立ち、3月27日に駒の里ふれあいセンターにおいて、大勢の来賓にご臨席いただき試食会が開催されました。
【試食会風景】 【加盟店主の皆さん】
丼の味や盛り付けは10店それぞれで異なるため、各店舗を食べ歩きする楽しみがあるほか、昨今話題になっている地産地消や食育の一助となる丼であることから、ゆくゆくは望月地域のみに限らず佐久市全体の活性化に寄与する名物になるであろうと確信しております。
駒の里望月の新たな名物【駒月みそかつ丼】を是非ご賞味ください!
次に、3月18日(木)、国道142号線沿いで執り行われた、むらおこし道祖神祈願祭の模様をご紹介します。
中山道望月宿の入口に佇む【むらおこし道祖神】、皆さんも一度はご覧になったことがあると思います。
この地域には、3000体を越える石仏があると云われていることから、望月は“石仏の里”とも呼ばれており、この道祖神は、地域の繁栄と道行く人々の交通安全を祈願すると共に、望月地域のシンボルとして、昭和62年3月18日に建立されました。
むらおこし道祖神は、高さ2.3m、横2.2m、重量が7tあることから、「日本一大きい双体道祖神」と言われております。
建立されてから今日までの間、この時期には1年たりとも欠かすことなく、当支所経済建設課が主管する佐久市観光協会望月支部により、むらおこし道祖神の祈願祭が行われております。
この場所を通りかかる際には、むらおこし道祖神がいつも見守っていることを気に留め、安全運転を心掛けていただければと思います。