長野県の保健補導員等の活動は、昭和10年代の後半からの、結核・赤痢等の伝染病や、乳幼児の死亡が多い戦争中の劣悪な衛生環境の中で、昭和20年に生まれました。
当時の保健婦が孤軍奮闘している姿を見ていた地域の主婦達が、少しでもお手伝いをしようと、自主的に呼びかけ活動をはじめたのがきっかけです。その活動の中で、自分たちの健康を守るためには、自分たちがまず学習することが大切だと気付き、学習する機会をつくろうと自主的学習の場として、保健活動を開始したのが始まりです。
昭和24年、当時の厚生省は「国保保健施設拡充強化に関する通知」で保健指導のための住民組織として保健補導員の設置を市町村に呼びかけました。長野県においては当時すでに類似の住民組織があり活動されている市町村がありました。
昭和46年に、地域住民の健康増進に寄与するため長野県国保地域医療推進協議会が設置され、当時、長野県が日本一の脳卒中多発県であり、なんとかしなければいけないと保健婦、保健補導員等によって、冬期室温基礎調査や食事の塩分濃度の調査を行いました。この取り組みは県下の市町村を巻き込み、保健補導員等の組織化が促進されました。このようなことから、順次、全県的な広がりをみせ、現在はほぼ全市町村において組織されています。
出典:「平成21年 保健補導員等活動のしおり」
長野県国民健康保険団体連合会、社団法人長野県国保地域医療推進協議会、長野県保健補導員会等連絡協議会作成
旧佐久市・臼田町・望月町・浅科村にもそれぞれ保健補導員会が組織されていました。
新佐久市発足にあたり、新市においても、地域の健康づくりの担い手として「自分の健康は自分たちでつくる」という意識の定着を図るため組織していくこととなり、平成17年4月1日設立され、佐久市結核予防婦人会及び母子保健推進員会も兼ねて活動しています。
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