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大船渡市で被災された皆様を佐久市へご招待しました。(平成23年11月部長レポート)

 総務部長の小林正衛です。

 平成23年11月11日~13日に、3.11の東日本大震災で被災された大船渡市の皆様(40人:大型バス1台)を佐久市にご招待し、市内観光地めぐり・春日温泉・公民館活動グループ等との交流を通して、心と体を癒していただきました。

 このご招待ツアーは、ホテル一萬里様からの宿泊料・飲食代等の無料提供の申し出により実現したものです。

 

 11月11日の午後5時30分、大船渡市で被災された40人の皆様が大型バス1台で佐久市へ到着し、柳田市長とホテル一萬里の畠山社長ご夫妻がお一人おひとりに握手をして、お出迎えしました。

 

 遠路700Kmを10時間かけて到着された皆様に、柳田市長と畠山社長から歓迎のごあいさつを申し上げました。 大船渡市の皆様は、長旅の疲れも見せず、とてもお元気な様子で二人のあいさつを聞いておりました。

 

 翌12日には、研修センター周辺で開催されていた「佐久市農業祭」と「三陸大船渡さんままつりin佐久」を見学し、大船渡では手に入らない佐久の新鮮な野菜やシクラメンをいっぱい買っていました。

 

 大船渡応援ソング「オラ・サンマ!」を歌う・大船渡ふるさと大使 アカペラ カルテットXUXU(しゅしゅ)の復興支援コンサートが佐久市武道館で開催され、大船渡市から来た被災者の皆様も、購入した佐久の野菜などの袋を抱えながら、ふるさと大船渡の歌に聞き入っていました。

 

 12日の午後6時からは、ホテル一萬里において「大船渡市で被災された皆様の歓迎会」が盛大に開催されました。柳田市長から、宇宙航空研究開発機構の研究施設のある市町村の「絆」で結ばれた銀河連邦共和国の一員である大船渡市への集中支援を決定し、いち早く医師・看護師・保健師などの「医療チーム」を大船渡市へ派遣したこと、また、佐久市民の皆様や企業・団体等からいただいた義援金や食料・飲料水・カセットコンロ等のこれまでの佐久市からの人的・物的支援の経過をお話しし、こういった支援はこれからもずっと継続していきたいとあいさつしました。  

 また、畠山社長さんからは、大津波の試練に負けないで元気に100歳まで生きてほしい!そして、また元気な姿で佐久市を訪れてほしい!・・・とユーモアたっぷりにお話しされ、会場の雰囲気が一気に明るくなりました。

 

   

 大船渡市の被災者を代表されて千葉省三様より、佐久市からの人的・物的支援に対するお礼や7月に「大船渡市を応援する会」のメンバーを中心にしたボランティアへのお礼の言葉を述べられました。 そして、「大船渡市と佐久市は、700Km離れていても心はひとつである!これからもずっと支援し続けます!」と言われた「大船渡市を応援する会」代表の中村 通様の挨拶に、涙で言葉を詰まらせていました。

 そして、佐久商工会議所の樫山 徹 副会頭から佐久商工会議所も、東日本大震災の被災地へ全力で支援していることをお話しされ、今後の大船渡市の一日も早い復興を願って、「乾杯!」をしていただきました。

 

 その後、大船渡市の皆様に楽しんでもらうために、1か月前から練習に励んできた 浅間奇術クラブのマジックと公民館活動グループの佐久夕月会の大正琴の演奏、浅間マンドリンクラブによる童謡メドレーの演奏を熱心にご覧になり、盛んに拍手を送っていました。

 

 そして、四番目に佐久合唱連盟合唱団120名の皆さんが被災者の皆様を囲むように入場され、ひそかに練習をしてきた「大船渡市民歌」~♪♪三陸の自然を謳おう いにしえの大地の上に 新しきまち 明日に拓こう♪♪・・・~ を歌いはじめると、大船渡市の皆様は被災されたふるさとの街並みを思い浮かべて、目を閉じていらっしゃる方もいました。

 そして、「われは海の子」、「紅葉」、「冬景色」、「いざ立て戦人よ」、「狩人の合唱」、「小さな世界」などが披露されると、大船渡市の皆さんは盛んに手拍子をしながら一緒に感慨にふけりながら歌っていました。

 

 最後に、会場の皆さん全員が立ち上がり、みんなで故郷(ふるさと)~♪♪こころざしをはたして いつの日にか帰らん 山は青きふるさと 水は清きふるさと ♪♪・・・~合唱がはじまると、大船渡市から来た被災者の皆さんは、遠く離れた自分たちの故郷(ふるさと)“大船渡市”の被災地を思い、涙を浮かべながら大きな声で歌っていました。

 

  

 その全員の大合唱が終わると、大船渡市の被災者の中から、一人の女性が歩み出て来て、「合唱団の皆さん!私たちのために素晴らしい合唱、本当にありがとうございました。 私は、今日の感激は一生忘れない! これから年金を貯めて必ずもう一度佐久の地を訪れ、元気になった姿をまた皆さんにお見せしたいと思います。 そして、今日、皆さんからいただいた感激を胸に、大船渡市へ帰ってからも一生懸命生きていこうという勇気がわいてきました。本当にありがとうございました!・・・」 と涙ながらにお礼の言葉を述べられました。

 参加させていただいた私たちも、今回ご招待した大船渡市の皆様の姿に、大きな感動と生きる力をいただきました。

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