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私たちは、食事としてからだに取り入れた糖質をブドウ糖に分解し、細胞に取り込むことでエネルギーを得ています。糖尿病とは、血液中のブドウ糖濃度(血糖値)が高い状態が続き、様々な合併症を引き起こしてゆく病気で、糖質を細胞の中に取り込む"インスリン"というホルモンが分泌されなかったり(1型)、分泌されても足りなかったり十分に働かなかったり(2型)がにあります。
初期にはほとんど自覚症状がありませんが、症状が進むと全身の血管がもろくなって様々な合併症を起こしてきます。その代表的なものが、糖尿病性網膜症。最悪の場合、失明に至ってしまうこともある恐ろしい病気です。
その他、透析が必要になる糖尿病性腎症、眠れないほどの激痛におそわれることもある糖尿病性神経症などと続きます。さらに高脂血症、高血圧なども合併しやすく、動脈硬化にも注意が必要といいますから、糖尿病は疾病そのものと同時に、合併症が怖い病気なのです。
血液中にインスリンが十分あるにもかかわらず、それに対する作用が得られない状態を「インスリン抵抗性」といいます。つまり、せっかく食物からとった糖質が利用できずに血液中にあふれ、高血糖になってしまうというやっかいなもの。その原因には欧米型の食生活による「肥満」などがあげられますが、「太りぎみ」程度の体重増加でもインスリン抵抗性の原因となる場合があるので注意が必要です。
戦後の50年間で、日本人の糖尿病患者数は10倍以上に増えました。これは、交通機関の発達などによる日常的な消費エネルギーの減少も大きな要因と考えられます。
もうひとつ忘れていけないのが、食生活の変化です。50年前と現在を比べると、脂肪の摂取量が3倍以上に増えています。近年、子供から中高年に至るあらゆる年齢層で肥満、さらには糖尿病が増加しているのは、このことと大きな関係があるといえるでしょう。
糖尿病は「生活習慣病」と呼ばれることからもわかるように、その原因は日頃の生活習慣。なかでも食生活と密接な関係にあります。
初期段階であれば、食生活を改善するだけで糖尿病の症状が緩和したというケースもあります。まずは規則正しくバランスのとれた食習慣を身につけましょう。
糖尿病をよせつけない食生活8カ条
第1条 自分に必要なエネルギー量を知り、食べすぎない
第2条 多糖類であるごはんを中心に、栄養のバランスをとる
第3条 1日3食、規則正しい食事を。 まずはきちんと朝ごはんを
第4条 外食を控えよう
第5条 うす味を心がける
第6条 食物繊維を毎食必ずとる
第7条 菓子類、アルコールはほどほどに
第8条 しっかりかんで、ゆっくり楽しく食べる
標準体重*=身長(m)×身長(m)×22**
※ただし、高齢者や肥満者では低い値、低年齢者ややせた人では高い値とします。
1日に必要なエネルギー量(kcal)=生活活動強度×標準体重
<例>身長170cm、事務職の人の場合
標準体重=1.7m×1.7m×22=63.58kg
1日に必要なエネルギー量30kcal×63.58kg=1907kcal
この件に関するお問い合わせは
市民健康部 健康づくり推進課 健康増進係
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FAX:0267-64-1157
EMAIL:hoken@city.saku.nagano.jp