認知症に関する相談窓口
更新日:2023年8月24日
認知症とは?
アルツハイマー病や脳梗塞などの病気や様々な障害が原因となり、人間の活動をコントロールする脳の細胞が壊されていくことで、認知機能が低下し、日常生活全般に支障をきたす症状がおよそ6か月以上続いている状態を認知症といいます。通常の老化による衰えとは異なります。
日本における認知症高齢者の方は、2025年には約700万人、65歳以上の高齢者の約5人に1人に達すると見込まれています。
認知症の症状は?
認知症の症状は大きく2つに分けられます。
記憶障害 | ・数分前、数時間前の出来事をすぐ忘れる |
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見当識障害 | ・月日や季節がわからなくなる |
理解力・判断力の低下 | ・状況や説明が理解できなくなる |
実行機能障害 | ・今までできていた仕事や家事、趣味の段取りが悪くなる、時間がかかるようになる |
≪行動心理症状≫
本人の性格や素質、周囲の環境や人間関係が影響して、強い不安、うつ状態、徘徊、幻覚・妄想などの『行動・心理症状』が現れるようになる
自分が・家族が、認知症かもしれない・認知症になった…どこに相談すればいいの?
「同じことを何度も繰り返し話す」「冷蔵庫に同じ食材がたまっている」「知っている道で迷う」など…。
このようなことがあって不安に感じたり、対応方法について悩んでいる時には、かかりつけ医や下記の相談窓口へご相談ください。
地域包括支援センター
高齢者の方が住み慣れた地域で安心して暮らせるように様々な相談に応じています。詳しくは下記をご覧ください。
認知症地域支援推進員
高齢者福祉課には、認知症の方やそのご家族をサポートする「認知症地域支援推進員」がいます。認知症についての悩みや相談を、電話等でお聞きしています。必要であれば、ご自宅を訪問したり、ケアの仕方や接し方などをお伝えしたり、対応方法を一緒に考えます。
認知症に対する支援
佐久市では、認知症に対して様々な支援を行っています。
オレンジカフェ座談会
認知症当事者の方、介護をしてるご家族、介護関係者の方、認知症に関心を持つ地域の方が集まって、共通の悩みを分かちあったり、情報交換をする座談会です。どなたでも参加可能です。
詳しくは、下記をご確認ください。
認知症サポーター等養成事業 ~認知症の方の暮らしをサポートする応援団~
認知症について正しく理解し、認知症の方やそのご家族を温かく見守り支援する「認知症サポーター」を養成する講座を行っています。認知症の人にとってやさしい、だれもが暮らしやすい地域をつくるために、さらに多くの方がサポーターとなることを目指しています。
地区の公民館や学校、職場などに出向いて講座を開催することもできますので、受講を希望される方は、下記をご覧ください。
認知症講演会
専門医師や認知症の方の介護を行っている施設職員、認知症の方、認知症の方のご家族等をお招きして認知症の講演会を行います。
誰もがなる可能性がある認知症。私たちひとりひとりがまず認知症について知り、できることについて考えてみませんか?
詳しくは、下記のチラシをご覧ください。
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