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肝臓病

更新日:2015年2月2日

食事と肝臓の密接な関係

肝臓でエネルギーに

肝臓は腹部上部のやや右よりにあって、重さは900~1300gもあります。体の中でいちばん大きな臓器です。
肝臓の働きを一言でいうと物質代謝の働きといえます。
食べ物は胃や腸で消化されたあと、たんぱく質、脂肪酸などに分解され、門脈やリンパ管に入ってから肝臓に行きます。肝臓はそれらの栄養分をエネルギーに変えると同時に、一方ではグルコース、アミノ酸、アルブミン、脂質などに変え再び体に送りだします。当面、体に必要のない糖質はグリコーゲンとして肝臓の中に蓄えられます。それだけではありません。肝臓はアルコールなどの毒のあるものを分解する働きもします。さらに体に流れる血液の量を調節したり、ビタミンの代謝にも関係しています。

食事によって肝細胞を強化

肝炎や肝硬変の発症は食事とは直接関係ありません。しかし、肝炎や肝硬変になって肝細胞が障害されると、食事面から肝細胞を強化しなければなりません。
血液や細胞を構成する主な成分はたんぱく質です。肝臓病の食事療法はたんぱく質が基本だというのはそのためで、特に動物性のたんぱく質を十分にとることによって肝細胞が強化されるのです。
肉や魚といった高たんぱく食品だけでなく、野菜やくだものも欠かせません。それらに含まれているビタミンやミネラルを補給することも栄養のバランスから考えれば重要だからです。そして運動量にあった適正なエネルギーを摂取すること。障害された肝臓もそうした食事療法によって治していくわけです。

ビタミン代謝にも関係する肝臓

多くのビタミンは肝臓の代謝作用によって初めて人間の体に有効なものにつくり変えられます。ですから肝臓が悪くなり、肝機能が低下すればビタミンの代謝機能も当然そこなわれます。肝臓が悪いといくらビタミン剤を飲んでも、それが代謝されませんから人間の体に有効な成分とはなりません。その行きつく先はビタミン欠乏症です。したがってビタミン欠乏症は肝障害を表す指標になる場合があります。
では肝障害のある人はいくら野菜や果物などを食べてビタミン摂取を心がけてもむだでしょうか。もちろんそんなことはありません。肝機能が落ちても、ビタミンがまったく代謝されないということはないので、通常よりもたくさんのビタミンを摂取することによってビタミン不足を補うことができます。
また野菜やくだものを摂取することは便通を整えることにもつながるわけで、肝炎の患者にとっては特に大切なことです。

食事療法6つの基本とは

1.エネルギー量

慢性肝炎の患者の食事療法では、これまで高エネルギー食がよいとされていました。しかし、高エネルギー食を強調し過ぎると肥満を招くことになります。このため、今では患者の運動量や肥満度に応じてエネルギー量が決められるようになってきました。一般に健康成人の摂取エネルギー量は、2000~2200kcalとされています。

2.たんぱく質の量

慢性肝炎の食事療法でいちばん大切なのは高たんぱく食です。健康成人であれば体重1キログラム当たり1gのたんぱく質を摂取すれば十分ですが、慢性肝炎の患者の場合には体重1キログラム当たり1日1.2~1.3gを目安に摂取します。

3.野菜やくだものも

高たんぱく食ということになるとどうしても肉と魚など動物性の食事になります。こういう食事をするときには野菜やくだものを食べないとバランスがとれません。また野菜やくだものは便通を整えるのにも役立ちます。

4.炭水化物もとろう

たんぱく質をたくさん食べても炭水化物もとらないと、せっかく食べたたんぱく質が体の中で利用されません。肉、魚、野菜に含まれる炭水化物は多くないので、炭水化物は穀類から摂取するようにしましょう。1回の食事につき茶わんに1杯のご飯か、パン、うどんなどの主食は欠かせません。

5.お酒はやめよう

お酒はアルコール性肝炎はもちろんウイルス肝炎でも病気の経過を長引かせたり、悪化の原因となることがはっきりしていますからやめるのが賢明です。

6.神経質にならずにおいしく食べる

慢性肝炎の食事療法といっても特別神経質になる必要はありません。ちょっと食べすぎたと思ったら翌日控えればよいのです。

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