
日頃、市政運営に対しまして、ご理解とご協力を頂き、深く感謝を申し上げます。
昨年4月に行われました市長選挙におきまして多くの市民の皆様にご支援を賜り、佐久市長に就任して8か月余りが経過いたしました。
この間、私は公約として市民の皆様にお約束いたしました、「世界最高健康都市の構築」「交流人口の創出」「地域経済の活性化」「安心安全な子育て支援」「徹底した情報公開による市民参加型市政の実現」という5つの大きな施策の柱を中心に据え市政の運営に取り組んでまいりました。
「世界最高健康都市の構築」に向けた大きな課題であります佐久総合病院再構築問題につきましては、昨年2月の知事裁定の内容を確実かつ迅速に実行していくため、専門の担当部署を設けたとことであります。また、臼田地区および中込中央区の皆様への住民説明会を実施するに当たりましては、長野県・佐久市・厚生連・佐久総合病院の4者が常に出席し、互いに連携して正確な情報提供を行うことにより各地域の不安解消に努めてまいりました。
さらに、佐久総合病院の再構築は佐久市の医療体制とも深く関わることから、佐久市医療体制等連絡懇話会を立ち上げ、市内医療機関の連携を図り、市民の皆様が将来にわたり安心できる医療体制を整えるための検討をお願いするなど、多面的に対応しているところであります。
「交流人口の創出」・「地域経済の活性化」につきましては、佐久市の豊かな自然環境や農林業を活用した「故郷ふれあい交流事業」の創設を始め、文化スポーツ関連施設、充実した医療機関など様々な地域資源の活用により交流人口を創出し、地域内や都市住民との交流機会の拡大や定住促進を進めて地域の活性化につなげた取り組みを行っているところであります。
また、市の事業ではできるだけ地元業者の方に請け負って頂けるような仕組みづくりにより、地域のお金が地域で循環するシステムを構築し、商工業、農業、建設業等の産業振興を図ってまいります。
「安心安全な子育て支援」につきましては、佐久医師会のご協力により、浅間総合病院において小児科の救急診療を行う「休日小児科急病診療センター事業」を開始することができました。
また、教育施設の整備では、浅間中学校普通教室棟が完成し、臼田中学校・泉小学校などの改築事業にも着手いたしました。さらに、岩村田地区北部への新小学校建設についての検討も本格化するなど、未来を担う子どもたちの教育環境の整備を計画的に進めております。
「徹底した情報公開による市民参加型市政の実現」につきましては、限りある財源の中で、いかに我が郷土をより良きものとしていくかは、そこに住む人自らがどう考え、行動し、実践していくかに懸っており、行政はこうした市民活動を積極的に支援し、市民の皆様と相互に理解を深め連携を強めていく、これこそが期待される市民と行政の協働の形であり、市政のあるべき姿と考えております。
こうした市民参加型市政を実現するためには、市の保有する情報は市民との共有財産であるとの認識のもと「徹底した情報公開」が必要であります。昨年は市長日程や市政振興交際費の支出内容、実施計画、第3セクターの財務内容を市の公式ホームページ上で公開いたしました。さらに、各区から頂いた要望の実施予定、予算編成や総合文化会館の検討などに係る正確な情報提供を行うことによりまして、市民の皆様と共に考え、行動してまいります。
これからも「徹底した情報公開による市民参加型市政の実現」を市政運営の基本として、佐久市が直面している様々な課題に積極的な対応をしてまいりますので、なお一層のご理解とご支援、ご協力をお願い申し上げます。
平成22年 1月
佐久市長 柳田 清二
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