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臼田地区新小学校の建設候補地について

更新日:2016年3月28日

臼田地区新小学校建設候補地が「コスモホールの西側」と決まりました。

臼田地区小学校施設整備検討委員会は、平成26年5月より、住民の意見を聞きながら16回に及ぶ会議で慎重な議論を重ね、臼田地区新小学校の建設候補地として、「コスモホールの西側」を選定しました。
佐久市教育委員会では、検討委員会の報告を尊重しながら、以下の経過で臼田地区新小学校の建設地の最終決定を行いました。

1 検討委員会からの報告

 平成28年3月7日、佐久市教育委員会は、臼田地区小学校施設整備検討委員会の高橋基会長より、検討委員会では臼田地区新小学校の建設候補地として、「コスモホールの西側」を選定したとの結果報告を受けました。この結果は検討委員会の全会一致によるものではありませんでしたが、投票による賛成多数にて導かれました。
なお、「通学路については、多くの児童が遠距離通学になることや、国道141号線を横断する児童が多いと考えられることから、交通安全施設等の整備には、関係機関と連携し十分な配慮を望みます。」という意見を付したものとなりました。

2 教育委員会としての協議(於:平成28年3月22日臨時教育委員会)
 
 (1) 住民説明会(3月11日、13日開催)で出された意見に対する教育委員会の考え方
  検討委員会で出した建設候補地の結論について、教育委員会で住民説明会を開催しました。同説明会で出された以下のア~ケの意見について順次、協議しました。それぞれの意見に対する考え方の詳細は、佐久市型論点整理手法(添付資料参照)により示します。
 (ア)検討委員会の選任に関する意見 : 6件
  ・住んでいる場所で評価も変わると思う、検討委員会の4地区の選任が公平でない。
  ・検討委員は、選出母体から一任されているのではないのでは。
 (イ) 地域住民の意見反映に関する意見 : 10件
  ・住民の意見が反映されていないうちに決定されてしまった。
  ・今の情報では、母親として候補地決定に納得する十分な情報が無い。
 (ウ) 住民投票・アンケートの実施に関する意見 : 2件
  ・住民投票、アンケート調査を実施し、その結果であれば、納得するのではないか。
 (エ) 洪水ハザードマップに関する意見 : 5件
  ・教育委員会の防災マップに関する説明が誤っていたことから、委員が誤認識による評価をしたため「あいとぴあ臼
   田の東側」の評価が下がってしまった。
  ・片貝川等の他の河川について、ハザードマップを作成して住民に知らせて欲しい。
 (オ) 評価結果・評価方法に関する意見 : 9件
  ・評価基準が統一されていないので、評価者の主観により評価が異なってしまう。
  ・評価方法に疑問があり、その結果を尊重して教育委員会で決定することは住民として納得できない。
 (カ) 通学の安全確保に関する意見 : 13件
   ・3.5km前後の徒歩通学が多い候補地であり、国道141号をわたる児童の危険性についてどう考えるのか。
   ・バス通学を4km以上と決めないで欲しい。どの程度道路整備等をしてもらえるのか。
 (キ) 署名の扱い、検討継続を望む意見 : 11件
   ・2,400名余の署名の重さをどう考えるのか。その重さを考えて検討の継続をして欲しい。
 (ク) その他反対の意見 : 16件
 (ケ) 検討委員会の結論に賛成の意見 : 15件
  ・検討委員会の検討結果は高く評価している。学校づくりや通学路の議論に進むべき。
  ・情報提供はきちんとされており、検討委員会の進め方にも納得している。検討委員会の結論を尊重すべき。
  
 (2) 教育委員の意見(抜粋) 
  ・ 検討委員の皆様は候補地の選定にあたり、臼田地区の子ども達のために2年という長い時間をかけて慎重に、真
  剣に、責任をって議論、検討を重ねてこられたことは事実である。
 ・ 検討委員会の皆さんは出身母体のことや、自分の住む地域を最優先に考えるのではなく、臼田地区全ての子ども達
  のことを考えて結論を出してくださった。
  ・ 校舎の老朽化や少子化が進み「1日でも早く新しい学校を」という声が多く挙がっている今、 この話し合いを先送
  りにすると、一番大事にすべき「臼田の子ども達のため」にならない。
  ・ 反対意見も、親として、母親として、共感する部分がたくさんある。建設地が決定したならば、こういった意見
  を大事にとりあげ、建設等への課題として検討していく必要がある。
  ・ 通学路の安全確保については、心配する保護者が非常に多い。この部分を重要課題としていくことを付帯意見とし
  たい。
  ・ 従来の通学に配する予算配分にとらわれず、重点的な予算配分も行政として考えながら、安全な通学路をどう確
  保するかということをみんなで考えていったらどうか。
  ・ 住民の安全を考えても、他の河川の浸水想定区域の調査を県に要望していってほしい。

3 教育委員会としての結論 (於:平成28年3月23日定例教育委員会)
〇 検討委員会としての方針を最大限尊重しながら、これまで検討したものを総合的に判断し、児童の学習環境を整え
 るのに最も相応しい建設場所として「コスモホールの西側」に決定するものとします。
〇 4校を1校に統合することは、特に通学において、多くの児童が遠距離通学になることや、国道141号線、小海線の
  踏切の横断等、安全の中で子ども達がどう通学するかということを考えていかなければなりません。このことから、
 学校や保護者の皆さんと共に通学路や通学手段の検討をして、交通安全施設等の整備には、財政面も含め各関係
 機関と連携し十分な検討・配慮をしてまいります。

〇臼田地区小学校施設整備検討委員会の会議の経過については こちら

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