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平成27年度 佐久市ふるさと創生人材育成事業 中学生海外研修(アメリカ合衆国)報告

更新日:2015年2月2日

平成27年度 佐久市ふるさと創生人材育成事業 中学生海外研修(アメリカ合衆国)報告

平成27年度 中学生海外研修(アメリカ合衆国)研修報告
引率団長 神津 康志

平成27年度佐久市ふるさと創生人材育成事業 中学生海外研修(アメリカ合衆国)が7月27日(月曜)から8月5日(水曜)までの10日間で実施され、引率団長を命じられて研修してまいりましたので報告します。
 

研修概要

1 日  程 平成27年7月27日(月曜)から8月5日(水曜)
2 研修目的 ホームステイや日本語補習校での交流を通じて、アメリカの人々や、アメリカに住む日本人との相互理解を深めることと、NASAジョンソンスペースセンターやJAXAのヒューストン事務所を訪問して宇宙開発の歴史などを学ぶことにより、国際的視野を深めること
3 研修場所 アメリカ合衆国テキサス州ヒューストン市(平成22年度から6回目)
4 参 加 者 市内中学生7名(男子2名、女子5名)
       引率者2名(佐久市職員)
       添乗員1名(日本旅行佐久平サービス)
5 そ の 他 佐久市ふるさとづくり基金と佐久コスモスロータリークラブから頂いた寄付により実施している。
 

事前研修

本年度のアメリカ合衆国研修者は応募者19名の中から7名が選ばれました。
6月2日から7月21日までの間に9回の事前研修を実施し、本研修訪問先でのあいさつの分担、本研修のウェルカムパーティーでの佐久市の紹介事項、さよならパーティーでのダンスの練習やふるまう料理の決定、英会話の学習などを行い本研修に備えました。最初は会話も少なく笑顔も少なかった研修生も、事前研修を重ねるごとに会話と笑顔が増え、クラスメートのようにみんなが協力する雰囲気が出来上がりました。
7月18日には栁田市長、楜澤教育長、佐藤実行委員長、実行委員、保護者など大勢の皆さんにご出席いただいて壮行会が開催され、たくさんの激励の言葉をいただきました。研修生は、この研修にかける思いを一人ひとり発表し、事前研修の成果として「ちびまるこちゃん」の「おどるポンポコリン」のダンスを披露しました。私も少しだけダンスの仲間に入れてもらいました。

本研修

7月27日(月曜)【研修第1日目】

朝6時、佐久平駅改札前において、楜澤教育長、佐藤実行委員長、保護者、事務局の皆さんに出席いただき出発式が行われ、式終了後は皆さんに見送られながら改札を通り新幹線「あさま号」に乗り込みました。研修生たちは新幹線の車中でワクワクしながら楽しく会話をしていました。その後、上野で京成電鉄スカイライナーに乗り換え、成田空港第1ターミナルの南ウィングに到着しました。ここでは、事前に空港へ宅急便で送っておいたスーツケースを受け取り、日本円をアメリカドルへ両替をして出国手続きを行いました。その後手荷物検査と身体検査用のゲートを通過し、ヒューストンへの直行便の全日空(NH)174便に乗り込み、数十分後に離陸しました。飛行時間は約12時間で機内食が3回あり、研修生は映画を見たりして長い搭乗時間を過ごしましたが、新幹線ではにぎやかに会話をしていた研修生も、飛行機の中では他のお客さんに配慮して、静かに過ごす気遣いを忘れませんでした。 日本との時差が14時間あり、現地時間27日午前10時ごろ、ヒューストン空港へ到着しました。入国手続きで1時間程度時間がかかりましたが、一人ひとりがアメリカ人の審査官と会話をし、指紋の照合など審査を受けスムーズにアメリカに入国することができました。その後、スーツケースを受け取り、迎えのバスに乗り込み、現地ガイドからヒューストンの概要説明を聞きながらハイウェイを走り、左に、非常に長い貨物列車を、右にはダウンタウンの高層ビル群を見て、ヒューストン自然科学博物館(HOUSTON MUSEUM of NATURAL SCIENCE)に向かいました。アメリカでの初めての食事をこの博物館の中のハンバーガーショップで、各自が英語で話す店員さんに英語で注文して食べました。これがアメリカドルを最初に使った瞬間でもあります。この博物館には多くの種類の蝶が舞うドームや、恐竜の化石、琥珀のような木の化石、宝石のような石のエリアなど様々な展示スペースを見学しましたが、日本の博物館よりかなり規模が大きく、また展示方法にも工夫を凝らしてありました。ここでは、見学後にお土産を買うことになり、研修生は興味深そうにいろいろ品定めをしていましたが、レジでお金を支払うときには、多少不安があったのか私に傍にいてくれと頼む研修生もいました。そして、バスで博物館を出発し、アメリカで初めて一泊するホテルへ向かう途中の数十分間、研修生の一部は時差のせいかすぐ熟睡している子もいました。実は私も5分程度爆睡してしまいました。
午後3時過ぎにホテルに着き、チェックインの手続き中にも、ソファーで熟睡した子もいて時差の影響は大きいものでした。各自ルームキーを配られ、部屋に入り一息つきましたが、男子はホテル内のジムで運動をするなど、中学生の体力には感心するばかりでした。
午後6時には、ホテルの近所のチリ料理店で、今回のホームステイのコーディネーターのジムさん家族と共に夕食をとりましたが、それぞれメニューを見ながら初めて見る料理を注文し、男子2名はここで相当大きなサイズのステーキを注文して見事完食し、みんなを驚かせるほどでした。初めて会ったジムからは「習うより慣れろ」と「時は金なり」と、時折日本語も聞けて少しホッとした反面、アメリカ人の社交的な応対からすると、日本人のシャイな部分が抜けきらず十分に交流できなかったように思います。私はというと、時差の睡眠不足から食欲がなく、半分食べるのがやっとでした。

7月28日(火曜)【研修第2日目】

朝7時にホテルのバイキングで朝食をとりましたが、研修生たちは時差の疲れも感じさせずに、たくさんの料理を食べていました。その後、チェックアウトして、教会の一部を借りた「スタディーセンター」と呼んでいる施設に到着し、研修コーディネーターのジムとアシスタントのジミーから、早速、英会話の授業が始まりました。あらかじめジムへ送っておいた研修生と引率者の自己紹介文を基に、ジムからそれぞれ英語で質問され、それぞれ英語で答える学習です。私は趣味が何か英語で聞かれ、英語で答えられずに日本語で答えてみんなの失笑を誘いました。研修生はそれぞれうまく答えられていたように思います。午後は、「HoKey DoKey」というアメリカの歌いながらのダンスの練習も行いましたが、睡魔と闘いながら座っていた午前中の授業よりも、体を動かしながらの授業は、時折笑い声が出る中、楽しく英語とダンスの学習ができたと思います。
 午後5時ごろになると、ホストファミリーが続々と到着し、ウェルカムパーティーの開始時刻となりました。研修生は、事前の学習の成果として、佐久の紹介を英語でそつなく行い、ホストファミリーから拍手を浴びていました。ある研修生の時は、家族のかわいらしい女の子が大きなプラカードで歓迎の意を表してくれ、みんなの注目の的でした。その後、研修生7名はそれぞれホストファミリーに連れられ、ホームステイ先へ向かいました。引率者としてまず最初に一息ついた瞬間でもあります。

7月29日(水曜)【研修第3日目】

午前中、郵便局へ行き、前日の授業中に書いた絵葉書を国際郵便で家族などへ送るため、「I would like to buy one international stamp, please」と学習したとおりに事務員に方へ話しかけ、それぞれ1ドル20セントを支払って、シール式の切手を買い、はがきに貼って投函しました。ちなみに、私が送ったはがきは、約2週間後に自宅に届きました。次に、メモリアル・ハーマン病院を見学する予定でしたが、病院側の事情により見学することができず、この病院に隣接しているメモリアル・シティー・モールで地元の中学生に案内をしてもらいながら、お店を見学しました。もちろん地元の中学生は英語しかしゃべりません。ですが、彼らは非常にフレンドリーで、身振り手振りも交え楽しく見学できました。子供たちの適応能力には感心するばかりです。
 昼食はモールの中のファストフード店でそれぞれ買いましたが、日本にあるチェーン店もかなりありました。私は久々に日本食が食べたくなって、照り焼きチキンライスを頼みましたが、看板に「JAPAN」とあったので、少しは日本語が通じるかと思いきや、オール英語で、料理も日本風というよりやはりアメリカ風でした。なお、ショッピングモールの中には両替所があり、もちろん日本円の両替も可能で、このモールの利用者の国際性が分かります。
 午後は、スタディーセンターでまた英会話の授業でしたが、引率2名と添乗員の櫻井さんは「さよならパーティー」でふるまう料理の食材の買い出しをしました。各ホストファミリーに渡す機会がこの日しかないため、冷凍のものを買って、氷詰めにして各生徒の料理に合わせ仕分けしました。
 この日の夜は、7名の研修生と研修先のホストファミリーが全員そろっての夕食会です。
テキサスの郷土料理店で、それぞれ会話が弾んでいるようでした。

7月30日(木曜)【研修第4日目】

午前中、オイルマネーで潤っている企業のビル群や建設中のビルを見学するためダウンタウンへ向かう途中、ダウンタウンが見える丘で記念写真を撮ろうとしたところ、誰かがアリの巣を踏んだらしく、みんながアリの攻撃を足に受けながら、記念撮影を速やかに終え、バスに戻りダウンタウンへ向かいました。見学ができるビルで最も高いビルの展望台からヒューストンの景色を眺めることができ、一面平地で、結構緑や池があることが分かりました。建築中のビル工事現場を数か所見ましたが、仮設の足場や仮囲いが日本より簡略化されていて、道路沿いで工事を行うときに日本では必ず設置する「朝顔(物が間違って落ちた時に地面に落ちないようにする上に向かった庇のようなもの)」が無いことに驚きました。
 10時ごろには、ライス大学を訪れ、大学の学生の案内のもとキャンパス内を見学しました。もちろん英語での説明はなかなか理解できないので、添乗員の櫻井さんが適宜通訳してくれました。図書館のそばには「THE RICE STUFF」として紹介されている大学にゆかりの偉人の写真の中に、ライス大学の大学院博士課程の天文物理学を修了した土井孝雄さんの写真があり、日本人として誇らしく感じました。大学内には教会があり学生がそこで結婚式を挙げることもあるそうです。
 昼食は、テキサスの雰囲気抜群のバーガーショップ(テキサスバーベキュー)で、それぞれが英語で注文して食べましたが、日本のハンバーガーより格段においしかったです。
 午後は、巨大な人工の滝を訪れ、アメリカのスケールにびっくりすると共に、水しぶきでびしょ濡れになっている研修生もいました。その後、ショッピングモールを見学しながら、お土産を買いましたが、入口にいろいろな国のことばで歓迎の文字があり、「Welcome」と同様に、「ようこそ」の日本語表記がありました。

7月31日(金曜)【研修第5日目】

スタディーセンターに朝7時30分に集合し、JAXAヒューストン駐在員事務所を訪問するためバスに乗り込みました。途中、海辺のアミューズメントパークに立ち寄り、海鳥へのえさやり体験をして楽しみ、目的地へ到着しました。
 JAXAでは、酒井所長から歓迎のあいさつをいただいた後、高田所長代理から丁寧で詳しく、また時折楽しい会話を入れながら、宇宙の基礎知識や、日本が宇宙で行っている事業の説明をしていただきました。地球から上空100kmから宇宙空間であり、国際宇宙ステーションは400km上空にあり、大きさはアメフトのフィールド(108m×88m)位で重さは450tであることなど、また、日本の技術がステーションで生かされていることなど説明いただきました。その後、質疑応答の時間をいただき、研修生一人ひとりから、質問をしました。「国際宇宙ステーション(ISS)は地球のどこで見えるか」については「スポット・ザ・ステーションでインターネット検索すると見える場所が分かりますよ」と答えていただきました。ほかにも、「ロケットの数はどのくらいあるの」「JAXAができたきっかけは」「高田さんがJAXAに入ったきっかけは」「毎年何人が宇宙飛行士になれるの」「JAXAで働いていてうれしかったことは何」「NASAと交信や調整をしているところは何処でどんなことをしているの」の研修生の質問に対し、丁寧でわかりやすく回答していただき、高田さんの人柄が研修生にも伝わったことと思います。
 午後は、NASAジョンソンスペースセンターを見学しました。ここでは、様々な時代のロケットの実物を見ることができ、また、宇宙船のコックピットの大きさも体験することができ、月の石に触る貴重な体験もできました。

8月1日(土曜)【研修第6日目】

午前9時にヒューストン日本語補習校を訪問しました。校長から学校の概要を伺う中で、児童生徒それぞれは、月曜から金曜までは現地校でアメリカの子供たちと通常の授業を行い、土曜日だけ現地の学校を借りて、補修授業を行っている状況など説明を受け、実際に高校生の学生2名から苦労していることなど話してもらいました。その後、7名はそれぞれ自分の学年と同じ学年のクラスに入れてもらい、1年は国語、2年は理科、3年は社会の授業に参加しました。その後、宮城先生の「夢」に係るお話の後、現地の子供たちと研修生の交流を行いました。話を聞く中で、現地の皆さんは、親の転勤などで英語ができないにもかかわらず現地の学校に入学し、大変な学習量をこなしながら、土曜日はここでさらに日本語での学習を行っていること、最初は現地校で英語が分からず、すべてが嫌になってしまったことがあること、数学や理科は比較的わかりやすいが、歴史などアメリカに移住したばかりで現地の人と同じ授業をすることが一番大変だったこと、現地の英語はなかなか聞き取れなかったけど、ある日突然理解できるようになったこと、最近は夢を英語で見るようになったこと、などいろいろ教えてもらいました。最後は、正午にお別れのはずが、現地の皆さんが別れを惜しんで20分ほど時間がずれ込んでしまうほど、日本語補習校での交流は研修生にとって、また私にとってもいろいろな面で勉強になったと思います。
 午後は、ホストファミリーとその知人のご配慮で、テキサス西部の牧場を借りてバーベキュー大会を行いました。ホストファミリーのご配慮により楽しいゲームもでき、日本では体験できない雰囲気を味わうことができました。そこへの移動はレンタカーでハイウェイを走りましたが、アメリカの人たちのスピード感ある運転にはびっくりしたところです。日本のように「車間距離を保って、急発進急停車は避けましょう。」の運転はなじみません。

8月2日(日曜)【研修第7日目】

この日は終日、研修生はホストファミリーと過ごすため、私たち引率は終日フリーとなりました。午前中ヒューストン動物園に行きましたが、園内の演出や、動物の数など日本のそれとは規模が桁違いでした。午後はMLBの試合を見に行きました。夜は、明日のさよならパーティーでふるまう塩焼きそばを、ホテルのキッチンで3時間ほどかけて作りました。つまみ食いをしましたが味は上々でした。普段から家庭でも焼きそばを時々作っているので。

 

8月3日(月曜)【研修第8日目】

スタディーセンターでの最後の授業を午後4時まで行い、英語のダンスの最終確認を行いました。4時からは、さよならパーティーの準備とリハーサルを行い5時40分ごろからホストファミリーとさよならパーティーを始めました。両国の国歌を斉唱した後、研修生が前日に作った料理を英語で紹介しました。ポテトサラダ、お好み焼き、焼きそば、フルーツポンチ、コンソメスープをふるまい、行列ができていました。その後、事前研修で決めた折り紙を研修生がホストファミリーに教えながら一緒に作りましたが、ホストファミリーも結構上手に鶴や手裏剣を折っていました。次に、現地で覚えた歌いながらのダンスを披露し、最後に、事前研修から苦労して覚えたちびまる子ちゃんの「おどるポンポコリン」を踊ってパーティーを盛り上げました。でも、前日からホストファミリーとの別れを惜しんでいたようで、一部の研修生の目から光るものも見られました。今年の研修生はドライな生徒が多かったかもしれませんが、感謝の気持ちは十分に伝えることができたと思います。午後7時過ぎ、ホストファミリーに見送られながら、ヒューストン空港近くのホテルへ移動しました。

8月4日(火曜)【第9日目】

朝から荷造りを行い、9時にはヒューストン空港に到着し、出国手続きを済ませ、最後のお土産の買い物をし、11時20分ごろヒューストン空港を全日空便で飛び立ち、日本へ向かいました。疲れのせいか、熟睡していた研修生は機内食を食べ損ねたようです。
 

8月5日(水曜)【第10日目】

午後3時前に成田空港へ到着し、入国手続きやスーツケースの受け取り、アメリカドルの日本円への両替、再度スーツケースを宅急便で自宅へ送る手続きをして、しばし京成スカイライナーの乗車待ちで一息つきました。その間、日本テレビのZIP!の取材を受けた生徒もいましたが、放送されたのでしょうか?
その後、京成スカイライナーを経て新幹線はくたか号で、午後8時3分に佐久平駅に到着しました。テキサスのバーベキュー大会でいただいたカウボーイハットを全員被り、大勢の皆さんの出迎えを受けました。直前に大雨が降ったにもかかわらず、皆さんご都合していただき、予定通り帰着報告ができましたことに感謝申し上げます。

佐久平駅にて帰着式の様子の写真
佐久平駅にて帰着式

結びに

今回、研修生はいろいろな体験をし、多くの皆さんと交流をしましたが、すべてのことがそれぞれの将来に役立つものであったと思います。また、10日間、多くの皆さんのお世話があったからこそであることを、忘れないでもらいたいと思います。
また、私自身、引率者としての機会を与えていただき、いろいろな経験ができ、また7名の研修生やヒューストン日本語補習校の生徒からいろいろ学ばせていただいたことに感謝申し上げます。
重ねて、毎年ご支援いただいている佐久コスモスロータリークラブの皆様やすべてのご関係の皆様にお礼申し上げ、研修報告といたします。

ナサジョンソンスペースセンターのスペースシャトルの前での集合写真

お問い合わせ

社会教育部 生涯学習課
電話:0267-62-0671
ファクス:0267-64-6132

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