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平成22年度中学生海外研修(アメリカ合衆国)報告

更新日:2015年2月2日

 浅科支所長の依田秀一です。
 平成22年度 佐久市ふるさと創生人材育成事業(佐久市中学生海外研修アメリカ事業) が、8月2日(月曜)から11日(水曜)までの10日間で実施されました。
 今回、引率団長を命じられ研修をしてまいりましたので、アメリカ研修事業の報告をいたします。

はじめに

 研修地は、今まではカリフォルニア州モデスト市でしたが、本年度からテキサス州ヒューストン市へと変更となりました。
 ヒューストンと聞けば、アメリカ航空宇宙局(NASA)の宇宙センターの一つであるジョンソン宇宙センターがあり、有人宇宙飛行の管制や宇宙飛行士の選定・訓練を行っている場所です。
 ここでの訓練を受け、毛利衛さんや向井千秋さん、最近では、国際宇宙ステーション(ISS)に長期滞在していた野口聡一さんなど、多くの日本人宇宙飛行士がスペースシャトルに搭乗し宇宙へ行き、活躍したことを思い出します。
 また、川上村出身で野沢北高校を卒業した油井亀美也さんが、宇宙飛行士の候補者として選ばれたのは記憶に新しいところです。

油井宇宙飛行士との写真
油井亀美也さんと記念撮影

 このような経過から、宇宙への壮大な夢とロマンをかきたてるテキサス州ヒューストン市へと研修地が変更になりました。
 今回、引率団長を命じられ、身の引き締まる思いとともに、機会を与えていただいた市長はじめ関係の皆様方に心から感謝を申し上げます。

1.日程

 平成22年8月2日(月曜)~11日(水曜)

2.研修目的

 中学生が、海外生活体験を通して国際感覚を養い、世界の中の日本を見つめる。

3.研修場所

 アメリカ合衆国 テキサス州 ヒューストン市ほか

4.参加者

 市内中学生7名 (男3名、女4名)
 引率者3名 (依田秀一・桜井 彰・草間智美)、添乗員1名

事前研修

 6月1日に研修生選考会が行われ、7名の研修生が決定しました。
 6月7日から7月24日にかけて8回にわたる事前研修が開催されました。
 ホームステイの諸注意、研修中のあいさつなどの役割分担、さよならパーティーの料理や出し物、英会話学習、20年度研修生の体験報告や引率者への説明など、事細かに説明していただき、とても参考になりました。
 最初のうちはおとなしく静かだった研修生も、事前研修の回を重ねるにつれて、積極的に行動し、大きな声で発表できるようになり、非常に前向き・積極的で、研修への意欲をうかがうことができました。
 7月24日には、栁田市長、土屋教育長、佐藤実行委員長、保護者、関係者など大勢の皆様方にご出席いただき、壮行会が開催されました。

本研修

8月2日(月曜)

 佐久平駅で、土屋教育長、佐藤実行委員長、保護者、関係者など出席のもと、出発式でお見送りをいただき、新幹線あさま号にて東京へ。上野駅で京成電鉄のスカイライナーへ乗り換えて成田空港第1ターミナルへ到着。
 セキュリティーチェック・出国手続き後、搭乗へ。デルタ航空にてデトロイト経由ヒューストンへ(途中、日付変更線通過)。
 デトロイトにてトランジット(一時寄港)、入国・税関手続き、スーツケースの受け取りなど各自で行い、良い経験になったと思います。その後、Gブッシュ・インターコンチネンタル空港(ヒューストン)へ到着後、近くのホテルで宿泊。

8月3日(火曜)

 教会での英会話授業担当のマット先生がホテルまで迎えに来てくれました。そして、ホームステイ先にあるペアランドの教会へと向かいました。
 午前は、オリエンテーションが行われましたが、ハンサムで22歳という若い先生で、研修生も安心したような顔つきでした。
 その他にホームステイ中、ホストファミリーのブライアン君とエミリーさんという高校生がよく面倒を見てくれました。
 午後は、ペアランドハイスクールを見学いたしました。
 夏休み中ではありましたが、学校側も非常に良く対応してくれて、教室内や部活動の様子、佐久市のコスモホールより大きなコンサートホール、夜間照明付きのソフトボール場や野球場、全天候の陸上競技場、テニスコート等々、素晴らしい環境や施設を案内していただきました。
 夕方は、ホストファミリーによるウェルカムパーティーが盛大に開催され、大歓迎を受けました。
 研修生達は、ホストファミリーの方々に温かく迎え入れられ、それぞれの家庭へと分かれていきました。

8月4日(水曜)

 朝、研修生にホームステイの様子を聞きましたが、皆打ち解けて充実した一夜を過ごしたようで、一部の研修生から「楽しくて家に帰りたくない。」というような声が出るほどでした。
 昼食は、サンドイッチ・スナック菓子・果物・ジュース等、食べられないほどの料理を作ってもらい、持参していました。ホストファミリーも非常に気を遣ってくれているようでした。
 午前は、ヒューストンのギャラリアという巨大ショッピングモールを散策しました。
 研修生も、マット先生やブライアン君とエミリーさんにすっかり溶け込み、英語で言葉を交わしていました。
 午後は、教会で英会話授業をしましたが、声も大きくなってきました。
 昼食が食べきれないということで、「明日から少しにしてください。」という英語を教えてもらっていました。

8月5日(木曜)

 昨日のホームステイの様子を聞くと、

  • ドライブスルーでハンバーガーと飲み物を買った。
  • ケーキみたいなアイスが美味しかった。
  • ピザに蜂蜜とドレッシングをつけて食べていて驚き。
  • プールに行った。問題ない。とても楽しい。

 などと、ホームステイを楽しんでいるようでした。
 午前は、ヒューストンの中心地で高層ビルが林立するダウンタウンを見学しました。
 途中、自分や家族あての絵ハガキを投函しました。
 ダウンタウンの公園では、フリスビーやサッカー、遊園地などで楽しみましたが、暑くて汗びっしょり。
 その後、網の目のように張り巡らされた地下通路を見学しましたが、地下通路が大きくて賑やかなことに驚かされました。ここは冷房がきいていて快適でした。昼食は、ヒューストンのビジネスマンに交じって通路で食べました。
 JPモルガン・チェース・タワーの60階の展望台でヒューストンを一望し、ショッピングなどをして楽しみました。
 午後は、世界屈指の大学、ライス大学を1時間30分ほど案内していただきました。
 木々に囲まれた広大な敷地に、ヨーロッパのお城のような造りの校舎、その教育環境や教育レベルに圧倒されましたが、研修生にとっては難しい内容で疲れたようでした。

8月6日(金曜)

 今日は、待ちに待った宇宙飛行士候補者の油井亀美也さんと会える日です。
 9時に教会集合後、専用車にてスペースセンターヒューストンとNASAのジョンソン宇宙センターへ。
 終日の研修となりましたが、ここではスペースシャトルやアポロ17号の司令船をはじめ、実際に宇宙から帰還した宇宙船や宇宙空間で使用された機材、また、月の石の実物に触れるとあって、研修生の目の輝きが違いました。
 ここNASAでは、川上村出身で野沢北高等学校卒業生の油井亀美也さんが訓練をしていますが、特別な計らいでスペースセンターヒューストンの会議室で面会することができました。
 2時間にも及ぶ懇談をさせていただきましたが、油井さんには、市長からのメッセージを伝達しました。その後、研修生の代表が「油井さんは佐久市の誇りです。」と立派にスピーチをし、市長と研修生皆で寄せ書きした色紙をプレゼントしました。
 油井さんがピザと飲み物を用意してくれて、食事をしながら和やかに懇談を行いました。
 最初に、自己紹介に合わせて、自分がなりたいものや目標などを発表しました。
 油井さんは、とても気さくな方で、訓練のこと、ヒューストンでの生活などや目標・夢を熱く語り、研修生の質問にも丁寧に分かりやすく説明してくれ、非常に有意義な時を過ごしました。
 最後に、油井さんのサインをいただくとともに、全員で集合写真を撮りました。

 油井さんとの懇談会・・・油井さんは、訓練のことやヒューストンでの生活、また目標や夢などを熱く語り、研修生の質問にも丁寧に分かりやすく説明してくれました。

8月7日(土曜)

 土曜日ということで、研修生はホストファミリーと一緒に過ごしました。
 我々は午前中、ヒューストン日本語補習校の中島校長を訪ねました。
 狭い校長室には、若田光一さん、野口聡一さん、山崎直子さん、野球の松井稼頭央選手の写真などが飾られ、皆さんのお子さん達が学んでいたり学ばれたとのことでした。
 校長先生は、文部科学省から派遣されているということでした。小学生から高校生まで、帰国した場合にも日本の学校教育や生活への適応を促し、更に国際的な感覚や視野の育成を目指しているということで、土曜日に集中的に授業を行い、宿題も多いということです。
 校内も案内していただきましたが、きれいに整理整頓され、児童・生徒達も活発に発言し、活気のある授業が行われていました。また、来年度も事業を行うようなら、「日本人の子どもが、どんな補習勉強をしているか見てもらいたい。」「一緒に勉強しても良い。」と言ってくれました。
 教室の入口や校舎の所々の出入口には、ベストを着た女性がいて、不審者や児童・生徒の監視などを行っているということでしたが、偶然野口聡一さんの奥様がいて記念撮影をさせていただきました。
 夕方は、キョウコさんという青森県出身の女性と懇談いたしました。
 キョウコさんは、テキサス州に住んでいるとのことで、今回のホームステイの相談にも乗ってくれたとのことでした。また、キョウコさんは補習校でも20年程先生をされたとのことでした。

 中島校長の案内でヒューストン日本語補習校の学習を見学

8月8日(日曜)

 今日も前日同様、研修生はホストファミリーと一緒に過ごしました。
 我々は、今までのまとめやお別れパーティーの準備のために買い物に出かけました。

8月9日(月曜)

 研修生に、土曜・日曜日をどのように過ごしたかを聞くと、

  • 皆で海に行った。
  • ビーチでジェットスキーをした。
  • 映画を見に行った。
  • 友達の家に行った。
  • 日曜日は教会へ行った。
  • 蝶の博物館へ行った。
  • バレーボールの試合を見に行った。
  • メキシコ料理をごちそうになった。
  • 寿司屋や本屋へ行った。
  • 買物や釣りに行った。

 などと、土曜・日曜日は、ホームステイ先で楽しく過ごさせていただき、大変お世話になったようです。
 午前は、サンクスカードの作成や英会話授業がありましたが、もうすっかり溶け込み、笑顔やジェスチャーが出るなど、英語が大分理解できるようになってきたようで、授業を楽しんでいるようでした。
 我々は、お世話になったペアランドハイスクールへ、明日帰る旨のあいさつに行きました。浮世絵の風呂敷などを届けると、校長先生は大喜びで「来年来る時には飾っておく。」と言ってくれました。
 その後、肉・野菜・果物などの食材を買い、お別れパーティーの準備を行うため、マット先生の自宅へと向かいました。
 午後は、肉じゃが、杏仁豆腐、フルーツポンチ、おにぎり、やきそば、みそ汁、ソーメン、焼き鳥、サラダなど、一人ひとりが考えてきたメニューに挑戦していました。
 研修生も、物事を自発的にするようになりましたし、友達の料理を手伝うなど、皆で協力して良くできたと思います。
 夕方は、ホストファミリーの家族が集まり盛大なパーティーとなりました。
 研修生も、自分の作った料理を振る舞い、家族をもてなしていました。
 料理も残ることなく、皆さん驚きの声を上げ、おいしいと言って食べてくれました。
 夕食後は、国家斉唱、剣道の型、空手、合気道、フルート演奏、ダンス、書道などの発表を行い、大きな拍手をいただきました。
 その後、ケーキやアイスクリームのもてなしを受け、パーティーの楽しい時間はアッという間に過ぎていきました。
 明日は、朝5時30分に教会集合ということで、いよいよお別れです。

8月10日(火曜)

 もう帰途につく日になってしまいました。
 ヒューストン国際空港に朝7時頃に着かなければならないということで、朝の5時30分集合ということですが、まだ暗いです。
 出会いの時は意気込んでいた研修生ですが、別れはさすがに辛いもので、涙で別れを惜しんでいました。
 帰りは、それぞれ手続きもスムーズに行い、一回りも二回りも大きくなった研修生に目を細めました。
 来たときと同じように出国手続きやセキュリティーチェック後、搭乗へ。

8月11日(水曜)

 デルタ航空にてアトランタ経由でやっと長旅を終え、無事に成田空港到着。
 入国手続きや税関手続き、スーツケースの受け取り、スカイライナー、新幹線あさま号で無事佐久市へ帰りました。
 教育長や実行委員長はじめ保護者の皆様方、市の関係者の出迎えをいただき、帰着式となりました。
 海外研修を終え、研修生の自信に満ちた帰国挨拶や帰着式での皆様への感謝の気持ちは、一生忘れることのない経験として心の中に残ったことでしょう。
 天候に恵まれ、毎日暑い日が続きましたが、体調を崩す者もなく、また事故等もなく安全に帰ってくることができ、本当に肩の荷が下りるということはこういうものかと改めて実感したところです。
 皆、素晴らしい研修生だったと思います。
 今回の経験を学校・地域・社会、そして将来へ活かし、今後もいろいろと学び、より多くのことを経験して、佐久市を担うリーダーに成長することを願っています。
 今回の研修は、これからの時代を担う生徒たちに夢と希望を与えてくれたすばらしい研修であったと感じています。
 皆様方に感謝を申し上げ、部長レポートとさせていただきます。ありがとうございました。


 平成22年度 佐久市ふるさと創生人材育成事業(佐久市中学生海外研修アメリカ事業)の研修報告につきましては、広報佐久、各中学校、国際交流フェスティバル、子どもまつりなどで発表してまいりますので、是非ご覧ください。

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電話:0267-62-0671
ファクス:0267-64-6132

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