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平成29年度 佐久市ふるさと創生人材育成事業 中学生海外研修(モンゴル国)報告

更新日:2017年9月7日

平成29年度 佐久市中学生海外研修(モンゴル国)研修報告 引率団長 野村 秀俊

平成29年度佐久市ふるさと創生人材育成事業 中学生海外研修(モンゴル国)に引率団長として同行してまいりましたので報告します。

研修概要

1 日程 平成29年7月31日(月曜日)から8月7日(月曜日)までの8日間
2 研修目的 佐久市とモンゴル国ウランバートル市スフバートル区が平成20年8月に友好都市の調印を行ったことから、青少年の健全育成の一環として佐久市の中学生がホームステイや交流会を通してモンゴル国の文化や生活習慣に触れ、国際的視野を広げることを目的とするもので今回8回目となります。
3 研修場所 モンゴル国ウランバートル市スフバートル区 ほか
4 参加者  市内中学生8名 (男子3名、女子5名)
引率者2名及び添乗員1名

事前研修

6月5日から7月22日までの間に8回の事前研修を実施し、本研修訪問先等での挨拶などの役割分担、佐久市の紹介事項、子ども交流会での出し物である歌やダンスの練習などを行い本研修に備えました。はじめはぎこちなかった研修生たちも、回を重ねるごとに打ち解け、7月22日の壮行会では、ぴったりと揃った「恋ダンス」や研修にかける思いを発表しました。
今回は、例年行っていたキャンプ場を新空港建設の都合から場所を変更したりするなど、新しい試みがありましたが、スフバートル区の担当者も一新されたこともあり、日程表の確定などが遅れ、遊牧民のホームステイ先などの情報は得られないまま、多少の不安を残しての本研修出発となりました。

研修1日目 7月31日(月曜日)

佐久平駅改札口の前で、楜沢教育長、元吉ふるさと創生人材育成事業実行委員長、保護者の皆さん、歴代の引率者をはじめとする多くの皆さんにより出発式を行っていただきました。式終了後、皆さんに見送られながら8時46分発のあさま610号に乗り込み上野駅へ、京成スカイライナーに乗り換え11時23分に成田空港へ到着しました。
事前に空港へ宅配便で送っておいたスーツケースを受け取り、モンゴル国での買い物用にUSドルへ両替をしたのち空港内のレストランで昼食をとりました。昼食後、パスポートを片手になれない出国手続き、搭乗手続きを行い、午後2時40分にミアットモンゴル航空OM502便に搭乗、3時30分に成田空港を離陸しました。研修生たちは、座席前の液晶画面でゲームなどをしながら時間を過ごしていました。
約5時間ほどでチンギスハン空港へ到着。例年ですとサマータイムがあり日本との時差は無くなるのですが、今年はサマータイムを実施していないことから1時間時計を遅らせます。空港には、スフバートル区職員のガンボ部長さん、担当のボヤさん、ガイド兼通訳のチングンさんが迎えてくれました。
ウランバートルは雨が降っており、市内は大渋滞。1時間以上かけホテルへ到着するとすでにホストファミリーが研修生の到着を待っていてくれ、順次研修生をホストファミリーにお願いして見送りました。

研修2日目 8月1日(火曜日)

午前8時、ホテルロビーで研修生の到着を待ちます。研修生は順次、ホストファミリーに送っていただき集合してきます。
太陽光パネルを設置し、そのパネルの下などで野菜等を栽培する事業を行っている農場見学のため、8時40分にホテルを出発しました。
まず市内の賛光精機株式会社モンゴル事業部のエクゼクティブディレクターである、元駐日モンゴル大使のジグジット氏へ面会を行いました。ジグジット氏は日本語が非常に堪能で、時代ごとの日本とモンゴルの関係のお話をしていただきました。
9時30分面会を終え、農場へ向け出発しました。舗装はされていますが、穴が開いていたり、路面の荒れている幹線道路を走り、10時45分にエブリデイファームに到着、将来的には30ha程の規模になる予定で、現在は色々な野菜を試験的に栽培して、どの野菜がモンゴルに適しているのか試行錯誤の最中のようでした。
午後1時近くにウランバートルへ戻り、モンゴル料理の昼食を食べた後、レストラン近くの駐車場でスフバートル区ホームステイ先のパートナーと合流し、遊牧民のゲルへホームステイをするため、奥テレルジへ向かいます。奥テレルジへはバスでは道が悪く走行できないため、1ボックスカー2台へ研修生たち、もう1台には荷物をメインに乗せ、3台で2時30分に出発しました。
有名な亀石を横目で見ながら4時40分テレルジを通過、ここから舗装路は無くなり、かなり揺られながら悪路を走ります。途中橋の無い川を渡るとき、日本製の車は問題なく渡れましたが、他の2台は川の中で止まってしまいトラックに引っ張られ脱出。その後、荷物を載せた車が悪路から地面に車の腹をぶつけ、オイル漏れにより走行不可能な事態へ。荷物は後で取りに来ることとし、2台にてぎゅうぎゅう詰めで、また悪路を走ります。
午後6時頃、遊牧民のまとめ役のおばあさんのいるゲルへ到着。一旦全員車から降り、1台は荷物を取りに戻り、残り1台で順次研修生たちをゲルへ送り届けました。今回はパートナーと2人1組で8軒のゲルへお願いしました。車が戻ってくる間も残された研修生たちはゲームを行うなど非常に元気でした。
6時40分、研修生たち全てを送り届け、プリンセスキャンプ場へ向かいましたが、到着は更に1時間かかり、チングンさんは荷物を取りに行った車と合流するために戻り、子どもたちへ荷物を渡しながらキャンプ場へ戻ってきたのは、午後9時30分にもなっていました。

研修3日目 8月2日(水曜日)

車が1台しかなく、2往復しなければならないため、早めに子供たちの様子を見に行くこととしキャンプ場を出発。午前11時30分、まとめ役のゲルへ到着し、ガンボ部長さんや運転手さんは、壊れた車の修理状況の確認のためそのまま行ってしまいました。 残されたボヤさん、チングンさん、団長で持たされたお弁当をそのゲルで食べ、歩いて隣のゲルへ様子を見に行ったところ、2組の研修生たちがおり、まき運びや牛の乳搾り、馬の世話などのお手伝いをしたと報告してくれました。食事が合わなかったり、生活が違いすぎるのか「早くキャンプ場へ行こう」、「ウランバートルに帰りたい」といった声も。更に歩いて次のゲルへ移動。ここでも2組の研修生たちが一緒にお昼を食べていました。 しばらくして、戻ってきた車でとりあえず研修生4名とパートナー4名を乗せ、キャンプ場へ向かい、午後3時に到着。チングンさんはそのまま残りの子供を迎えに戻りました。 5時に第2陣の子どもたちがキャンプ場へ到着。それぞれ隣(結構距離はあります)のゲルへ遊びに行っていたようで、「ご飯がおいしかった」、「もう1泊しても良かった」という子もいて少し驚きました。 夕食後、午後8時から子ども交流会を行いました。午後8時とはいえまだ明るく、キャンプ場には適当な建物が無く、CDプレーヤーもないので、車のCDプレーヤーを使用するため、横付けできる屋外で実施しました。「佐久市の紹介」を行った後、「君が代」、「小さな恋の歌」を歌い、「恋ダンス」を踊り、モンゴルのパートナー達からは「モンゴル国歌」やダンスなどの披露がありました。 その後、キャンプファイヤーを行い、子どもたちはゲーム等で盛り上がっていました。あいにく雲が出ており、満天の星空を拝むことはできませんでした。

研修4日目 8月3日(木曜日)

朝食後、ゲルづくりに挑戦しました。研修生が泊まったゲルの一つを一旦解体した後、組み立てるという方式で行いました。研修生とパートナーで協力して四苦八苦しながらスタッフにも手伝ってもらい組み立てました。
そのあとは楽しみにしていた乗馬体験です。馬の数が少なく、順番で何回か乗せてもらいました。順番を待っている間、牛車の荷台に腰掛けているとご好意で牛車を動かしてくれ、周囲を2回ほど回ってくれました。
昼食後、荷物運搬車は修理が終わり到着しましたが、もう1台の迎えの車が来ないので自由時間とし、研修生たちはパートナーの子ども達とゲーム、バドミントン、バレー等で遊んでいました。ずっと遊んでいるので体調的に心配になってきたところで急な夕立があり、遊びは中断。引率者としてはホッとしました。
午後4時前には車も到着し、キャンプ場のスタッフへお礼の挨拶をして、ウランバートルへ向け出発しました。移動中雨がまた降り出しホテルに着いたのは午後7時45分、最後の研修生を見送ったのは午後8時30分を過ぎていました。

研修5日目 8月4日(金曜日)

本日は、表敬訪問を行うため研修生は制服で集合です。4名はホストファミリーが区職員のため直接区役所へ行き、残り4名とは区役所で待ち合わせました。
区長さんは休暇中のため、ガンバト議長さんに迎えていただき、議場にてたくさんの職員が参列され、子どもたちの「佐久市の紹介」を真剣に聞いていただきました。
議長さんには、市長からの親書を手渡し、議長さんから子どもたちへお土産をそれぞれいただきました。子どもたちは区役所内を見学し、その間引率者は別室で議長さんと懇談を行いました。バルーンフェスティバルの時に区長さんからお話があった歯科予防のことや教えてドクターのアプリなどの説明をさせていただきました。
庁舎前で議長さんに見送られスフバートル区役所を後にし、次に日本大使館へ表敬訪問を行いました。中尾書記官に対応していただき、一人一人がモンゴルの感想や質問を行い、それに受け答えていただきました。
お昼は日本食レストランで、すし・てんぷらのお弁当。もちろん肉もついています。
昼食後少し移動し、日本人慰霊碑へ午後2時に到着。第2次大戦後モンゴル拘留中に亡くなられた方々のための慰霊碑と記念堂が建てられ祀られています。全員で手を合わせ、ご冥福をお祈りしました。
市内に戻り、スフバートル広場や民族博物館を見学し、早めの夕食を区役所10Fの食堂で食べ、モンゴル民族歌舞鑑賞を行いました。
ホテルへ戻り、最後の研修生を見送ったのは、今日も午後8時30分を過ぎていました。

研修6日目 8月5日(土曜日)

 研修生は、皆元気でホストファミリーに送られてホテルに集合、午前8時20分にホテルを出発します。
 最初に「チンギスハンの騎馬像」の見学を行いました。幹線道路脇の円形の建物の上に銀色に輝く巨大なチンギスハンの像がそびえていました。エレベーターが混んでいたため、狭い階段を上がって馬のたてがみ部分の展望台に出ると、周囲の大草原が一望できました。
 さらに移動、幹線道路から脇にそれてダートをひたすら走り、「13世紀のモンゴル村」に到着します。最初にモンゴルの弓矢を全員が何回も射って遊び、その後、大きなゲルで伝統的なモンゴル料理を頂きました。塩味の強いミルクティー、羊の肉うどん、大きな揚げ餃子などを食べ、このゲルでは民族衣装に着替え写真を撮ることができるのですが、元気な子どもたちは早々に弓矢で遊ぶため外に行ってしまいました。
 広大なモンゴル村をバスで移動しながら図書館にも寄り、全員が旧モンゴル文字の名前を書いてもらい、モンゴルにきて初めての買い物として持ち運び用のケースを購入しました。
 午後5時、ウランバートル市内へ戻り「パズル博物館」を見学、皆熱心にパズルと格闘していました。

研修7日目:8月6日(日曜日)

今日は、研修生たちはホストファミリーと過ごします。
遊園地や、お土産の買い物のためデパートやスーパーに連れて行ってもらった様です。途中、ガイドのチングンさんの携帯には何度も研修生から連絡が入り、ホストファミリーとのお別れの挨拶で使うモンゴル語の相談をしていました。
引率者は、ボロルマー区長さんが休暇から戻り、お誘いいただいたので午後5時からザイサンの丘近くのレストランで会食し交流を深めました。また、子どもたちへと人形などのお土産もいただきました。
日曜日の市内は渋滞もなく、午後7時30分ホテルに戻り研修生たちの到着を待ちます。今日は皆でホテルに泊まりますので、ここでホストファミリーとはお別れです。涙ぐみながらお礼を言う姿が印象的でした。ファミリーと別れたくないのか最後の子がホテルへ到着し、お別れしたのは午後10時近くにもなっていました。

研修8日目 8月7日(月曜日)

研修最終日、日本へ帰る日になりました。ちゃんと起きられるか心配でしたが、全員が午前4時に起床。4時30分に朝食を済ませ、お土産でいっぱいになったスーツケースをバスに積み込み、5時30分にホテルを出発、6時には空港に着きました。
お世話になったチングンさんやボヤさんへお別れの挨拶をして、8時15分にモンゴルの地を離れました。台風の影響もそれほどなく、日本時間で午後2時には成田空港へ着陸。入国手続きや、ウォッカをもらった子などは税関の手続きを行い、予定通り成田空港午後3時58分発の京成スカイライナー、上野発午後5時38分の新幹線あさまで佐久平駅に午後6時56分に到着しました。
駅の改札では、出発式同様大勢の皆さんが持っていてくれ、帰着式では、様々な体験により一回りも二回りもたくましくなったこと、沢山の方々のお世話により全員元気に帰国する事が出来たことを報告し、研修生たちは8日ぶりに会う迎えに来てくれた家族と帰っていきました。

あとがき

例年大きく体調を崩す研修生がいた為、今年はどうかと危惧しておりました。若干の体調不良はありましたが、いたってみんな元気で、逆に少し休んでもらいたいと思うほど研修生たちはアクティブに行動してくれました。
慣れない土地と食事、悪路に揺られながらの移動などで研修生はかなり大変だったと思いますが、ホームステイ先のモンゴルの家族の皆さんやスフバートル区の担当職員、現地の添乗員の方々にはとても親切にしていただきました。
モンゴルでの様々な体験を通して、一回りも二回りも大きく成長した研修生の姿を見て保護者の皆さんと同じように引率者としても嬉しく思います。
終わってみればあっという間の8日間で、楽しい研修にしてくれた研修生たちに感謝しています。また、この8名のメンバーで良かったとつくづく思っています。
このような機会を与えてくださった皆様、モンゴルでお世話になった方々をはじめ多くの皆様に感謝を申し上げさせていただき、研修の報告といたします。

みんなで作ったゲルの前での集合写真

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電話:0267-62-0671
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