千曲川ワインバレー(東地区)特区への佐久市の加入が認定されました
更新日:2021年12月7日
千曲川ワインバレー特区連絡協議会会長小泉小諸市長と栁田佐久市長による認定書披露
認定書
ワイン特区について
ワイン特区に認定されると酒類製造免許に係る最低製造数量基準(6キロリットル)が、区域内の原料を使う場合、果実酒については2キロリットル、リキュールについては1キロリットルにそれぞれ引き下げられ、小規模な主体も酒類製造免許を受けることが可能になります。千曲川ワインバレー(東地区)特区は、上田市、小諸市、千曲市、東御市、立科町、長和町、坂城町、青木村の8市町村の全域を区域とし平成27年6月30日付けで認定されました。
当市の加入経過
佐久市内では、現在3名の生産者が望月地区においてワイン用ブドウを栽培しており、ワイン醸造を開始したいとのご要望があったため、市として小規模醸造所の開設に係る構造改革特区認定に向け検討したところ、千曲川ワインバレー(東地区)特区へ参画することにより、市町村をまたいで区域内の原料が利用可能になるなど、事業者のメリットが大きいことから、千曲川ワインバレー特区連絡協議会へ参画を打診し、本年5月の協議会総会においてご承認いただき、特区への参加が実現いたしました。
千曲川ワインバレー(東地区)特区
認定日(変更認定日)
令和3年11月30日
区域の範囲
上田市、小諸市、佐久市、千曲市、東御市、立科町、長和町、坂城町、青木村の全域
特区の概要
千曲川中流域に位置する当地域は、内陸性気候の特徴と風土を活かし、巨峰をはじめとするぶどう、リンゴ、アンズ等の果樹栽培が盛んな地域です。
個人経営によるワイナリーも増加傾向にある中、6次産業化による農業振興への関心が高まっています。
既に特例措置を受けている市町村をはじめ、果樹栽培が盛んな当地域が広域的に特例制度を活用することにより、特産果実酒・リキュールの製造事業への参入をさらに支援し、産業として裾野の広いワイン産業の特性を活かした地域振興と、広域的ワインツーリズムによる交流人口の増加を図ります。
適用される規制の特例措置
特産酒類の製造事業
区域内で連携する事業
1 地域の認知度及びブランド力の向上
2 地域農業の振興
3 交流人口の拡大
4 地域の関連産業の連携
5 信州ワインバレー構想との連携
