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SAKUフラワーインフォメーション【11月】~おうちに花を飾りましょう~

更新日:2020年12月16日

フラワーインフォメーション、11月号更新です!
涼しくなったと思ったら、とても暖かい日があったりと体調管理のしにくい季節ですね。。。
11月は出荷もほとんど終わり、ハウスや畑の片づけや来年にむけての準備を行っています。
片付けや準備も取材します!収穫までが農業ではないのです。
直売所でも少しお花が販売されています!暖かく乾燥しがちな室内で、お花を飾って心に潤いを持ちませんか?
 
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佐久市内では多くの花きが生産されています。キクやカーネーションやトルコギキョウなど、お店でよく見かけるものが多く、みなさんにもなじみがあるのではないでしょうか。お店に並んでいる期間も長く、色や種類も多いこれらの花きですが…
切り花をお店で購入することはあっても、畑で育っている姿を見ることってあまりないと思いませんか?
ということで!農家さんの畑にお邪魔して実際に栽培している様子を取材したいと思います!
4月から掲載を開始しますので、植え付けから…とはいかないのですが、月に一度のペースで一年間更新していく予定です。
ぜひご覧いただき、佐久市産の花きについて知っていただけたら幸いです。

トルコギキョウ

トルコギキョウは初夏から秋にかけて咲くフリルの美しい、多彩な花色のある花きです。華やかな雰囲気から人気が高く、長野県は全国一の産地です。
名前から「トルコのキキョウ科の花」と思いがちですが、実は原産国は「北アメリカ」で「リンドウ科」なのです。名前のイメージと全く違いますね。トルコの名がついた理由には諸説あるようです。
日本に導入された当初は、紫色の一重の原種だったそうです。品種改良を重ねたことで、今のように色とりどりで八重咲きのものができました。
「ユーストマ(学名:Eustoma grandiflorum)」や「リシアンサス」とも呼ばれています。通っぽいですね。

収穫ももうじき終わりです

11月27日にトルコギキョウの農家さんのハウスにお伺いしました。
ハウスの中にあったトルコギキョウはすっかり片付いていました。
土の上にはシートがかかっていますね。今は土壌消毒をしているところ。
消毒をきちんとすることで、来年の栽培時に病気にかかるリスクを減らします。

カーネーション

「母の日」といえば「カーネーション」というくらい、私たちにはなじみの深いカーネーション。
長野県は全国シェアナンバー1です!
1本に一輪咲く「スタンダード」と、1本に複数花が咲く「スプレー」があります。スタンダードは花が大きく存在感があり、スプレーになると少し小ぶりになりますが、複数咲いていて華やかです。
花持ちがよく、比較的長く楽しむことができるので、おうちでも手軽に飾れるお花です。

ハウスもすっかり片付いています

11月19日にカーネーション農家さんのハウスに伺いました。
収穫が終わり、ハウスの中はすっかり片付いてしまいました。なんだか寂しいですね…
この後は、次の苗を植えるベッドの部分を耕して、土壌消毒を行います!きれいな畑で、新しい苗を育てます。
ベッドだけではなく、ハウス内すべてを耕す農家さんもいるようです。

お隣のハウスを見せていただくと…まだ咲いていますね!
もう少しお花が咲くということで、片付けの順番が来るまで、直売所用に咲かせているとのことでした。

一緒に育てているユーカリと合わせて、直売所用に小さな花束にしていました。
かわいいですね!

キク

キクは「伝統的な日本の花」という印象がありますが、実は原産は中国です。美しい見た目から高貴な人々に愛されてきたキクも江戸時代ごろから庶民にも普及し、品種改良が進められました。
日本で作られた品種を「和菊」、ヨーロッパで作られた品種を「洋菊」と呼んでいます。
仏花のイメージの強いキクですが、多様な洋菊の登場により様々な場面で利用されるようになりました!
また1本の菊から多数の花を咲かせる高い技術を必要とする「多輪咲」というものもあり、アートとして注目されています。

すっかり片付いていました

11月24日にキク農家さんの畑にお伺いしました。
夏に菊でいっぱいだった畑はすっかり片付いていました。何もない…。
場所を変えて、ハウスでは来年の植え付け用の苗のために、小さな芽を育てていました。

キクは寒さにもそれなりに強いそうですが、凍ってしまうと上に伸びる芽が止まってしまうとのこと。
夜はトンネルをかけて寒さを防ぎ、日中はトンネルを外して、日の光に当てて、換気をします。
わき芽が育ったら、挿し芽をします!

お問い合わせ

経済部 農政課
電話:0267-62-3203
ファックス:0267-62-2269

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