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令和3年度 SAKUフラワーインフォメーション 4月号

更新日:2021年5月11日

佐久市内では多くの花きが生産されています。お店でよく見かけるものが多く、みなさんにもなじみがあるのではないでしょうか。
お店に並んでいる期間も長く、色や種類も多いこれらの花きですが、切り花をお店で購入することはあっても、畑で育っている姿を見ることはあまりないと思います。
そこで、SAKUフラワーインフォメーションでは佐久市で栽培されている花きについて興味を持っていただけるように、情報を発信していきます。
ぜひご覧いただき、佐久市産の花きについて知っていただけたら幸いです。
 

 

アルストロメリア

エキゾチックな雰囲気漂う「アルストロメリア」。和名は「ユリズイセン」です。
花びらの斑点を「スポット」と呼びますが、お好みでない方用にスポットレスの品種もあります。見た目は和名のとおりユリやスイセンに似ています。
生産量は長野県が全国1位です。県内では佐久市も主な産地の1つです。

4月20日にアルストロメリアを栽培されている農家さんのハウスに伺いました。
元気に花を咲くようにこちらの農家さんでは4年で植え替えをしているそうです。
株分けされたアルストロメリアはこんなに小さいですが、これからどんどん成長していくそうです。
植え付けの時に気を付けていることは株の向きだそうです。

この根茎(ライゾーム)の向きにアルストロメリアは成長していくそうです。
なので、畝の向きに成長するように揃えて植えていくそうです。
間違えると通路に株が出てきてしまうそうです。
これからどんどん成長していき、8月ごろには花をさかせるそうです。

シクラメン

年末の贈答用として人気のあるシクラメンは冬を代表する花ですね。
実は長野県は「全国一」の生産地で、佐久市も主な生産地の一つです。
シクラメンには鉢で育てる「鉢植え」と庭などで育てる「ガーデンシクラメン」があります。鉢植えが一般的ですが、「ガーデンシクラメン」は野外で育てる品種で寒さに比較的強い品種です。
赤や白のシクラメンは、クリスマスのイメージカラーと重なることもあり、クリスマスの装飾に使われることあります。

4月14日にシクラメンを育てている農家さんのハウスに伺いました。
まだ、小さいシクラメンですが、葉っぱはシクラメンっぽいハートの形をしています。

こちらのハウスは3重になっていました。
冬の花のイメージですが、寒さは大敵らしいです。
冬はストーブで11℃ぐらいに保ちつつ、乾燥しすぎても、湿気りすぎても良くないそうで、湿度は60%ぐらいになる様に保つそうです。
大切に育てられていますね。
これから、5月と8月に1回ずつ成長に合わせて植え替えして鉢を変えていくそうです。
どれくらい大きくなるか楽しみですね。

リンドウ

長野県の県花でもある「リンドウ」は漢字で書くと「竜胆」となります。
「竜胆」はもともと生薬の名前で、リンドウの根が原料のものすごく苦い胃薬らしいです。
リンドウは全国の生産量の5割が岩手県で栽培されていますが、長野県も5番目に多く栽培されています。

4月28日にリンドウを栽培されている農家さんに伺いました。
この日は苗の植え付けをされていました。
小さい苗が箱にびっしりです。
こちらの農家さんでは、去年まで水田であった場所で栽培されていました。
これは、連作すると病気や生育が悪くなってしまうことや湿気にも強い植物なので5年ほど栽培したら水田にし、別の場所で栽培するそうです。
苗の植え付けが終わったらハウスを建てて、その中で育てるそうです。

こちらは、ハウスのリンドウです。
去年に植えた苗らしくだいぶ大きいですね。
リンドウは本来、秋に咲く花なのですが、需要が多い夏ごろに出荷できるようにハウスで成長を調整しているそうです。

こちらも去年に植えた苗らしいですが、露地のものです。
ハウスのものに比べるとまだ小さいですね。
下の方に見える網は真っ直ぐに成長するように背丈に合わせて少しづつ上にあげていくそうです。

お問い合わせ

経済部 農政課
電話:0267-62-3203
ファックス:0267-62-2269

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