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館長からのメッセージ

更新日:2022年5月26日

ごあいさつ

 佐久市立近代美術館は、美術年鑑社初代社長の故 油井一二氏から佐久市に寄贈された美術品を核として1983年に開館しました。「油井一二コレクション」は、特に80年代以降の日本の公募団体展の作家を網羅した、大変貴重なコレクションと考えています。今年度も当美術館のコレクション展では、これらの中からテーマごとに選んだ作品を、ご覧いただきます。また、特別企画展では、佐久地域の美術文化の動向を踏まえ、各世代の皆さまにお楽しみいただけるような展覧会を企画していきます。
 
 コロナ禍では、人とふれあい夢中になるような楽しみが、本当に少なくなってしまいました。しかし、美術館では想像力を働かせて作品を読み解くことによって、作者の生き方やモノのとらえ方を辿るように体験することができます。自分とは異なるとらえ方を知り、さらに身近な世界にも関心を持つことによって、驚きや感動に満ちた楽しい日常を過ごすことができるでしょう。また、当美術館でも徹底した感染予防対策を施していますが、美術館の空間は「密」の状態を避けるのに適した空間でもあります。どうぞ安心して当美術館でのひとときを、お過ごしください。
 
 佐久市立近代美術館では来館者の皆さまに「みること」を楽しんでいただきたいと考えています。美術品を鑑賞することや、目の前にあるモノを観察して描くこと、また、イメージや記憶のように曖昧なことを明確にするために描き出すこと、私は、これらすべてを「みること」と、とらえています。美術館で作品を鑑賞するときには、作者の制作意図や思いを第三者の視点で想像することができます。また、ご家族やご友人と鑑賞するときには、感じたことを話し合うことで自分とは違うとらえ方に触れられるかもしれません。目の前のモノをデッサンするときには、対象をよく観察することによって周囲のモノとの関係性に気づくことができるでしょう。さらに、記憶やイメージのように、そのままでは個人の頭の中にしかないモノを描くことは、自分を客観的に見つめる手がかりになります。
 
 美術品を鑑賞するのが好きな方や作品の制作者はもちろんのことですが、美術館は、どなたにとっても「新たな自分」や「未知のこと」と出会う場所でありうるのです。このような「みること」の実践は認知力や想像する力を高めます。それは私たち一人ひとりの違いを認めあい、支え合って、それぞれが輝きのある人生を生きるために大切なことだと思います。美術館が皆さまにとって、そのような「みることが始まる場所」となるように、微力ながら私たちは、その方法を模索していきます。
 
 また、佐久地域特有の風土に根ざした文化や伝統を守ること、次の世代に引き継ぐことのほか、現代における新しい価値を確かな裏付けによって残すことが、当美術館に与えられた役割と考えています。収蔵資料の調査研究や修復を堅実に行いながら、地域ゆかりの作家や収蔵作家の展覧会を丁寧に企画していきます。そして、いっそう皆様に親しまれる美術館となることが私たちの願いです。今後とも、ご理解とご協力をお願い申し上げます。

佐久市立近代美術館 館長

日比野 ルミ

プロフィール

美術家

1965年 愛知県生まれ

1995年 東京藝術大学大学院美術研究科 博士後期課程修了

2020年 4月より現職

本文ここまで

佐久市立近代美術館 油井一二記念館

〒385-0011
長野県佐久市猿久保35番地5
電話:0267-67-1055
ファックス:0267-67-1068
お問い合わせはこちら
アクセス方法
アクセスマップ

休館日

毎週月曜日(休日の場合は開館)
展示替え期間(不定期)
年末年始期間(12月29日~1月3日)
ほか臨時休館することがあります。

開館時間

午前9時30分~午後5時

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