平成27年佐久市議会第2回（6月）定例会招集あいさつ

招集のご挨拶を申し上げます。
本日、ここに平成27年第2回定例会を招集しましたところ、議員各位におかれましてはご多忙の折、ご出席を賜りまして誠にありがとうございます。
議案の総括説明を申し上げます前に、本市が取り組んでおります主な施策について7点申し上げます。

1点目といたしまして、「地方創生の実現に向けた取り組み状況」について申し上げます。
市の施策の基本的方向性を中心に「総合戦略の骨子（案）」として、中間とりまとめを行いましたので、これを基に、議員各位、各界の有識者並びに多くの市民の皆様からご意見を伺い、本年10月を目途に「佐久市版の人口ビジョン及び総合戦略」を策定してまいりたいと考えているところであります。

2点目といたしまして、「新クリーンセンター及び温水利用型健康運動施設の整備」について申し上げます。
「新クリーンセンターの整備」につきましては、先月、長野県環境部による環境影響評価書の縦覧が終了し、また、佐久市・軽井沢町・御代田町 それぞれの都市計画審議会において、新クリーンセンター建設に係る都市計画（案）が承認されました。来月予定されている告示により、着工前の法的手続きは、すべて終了することとなります。
また、「温水利用型健康運動施設の整備」につきましては、深度1，800ｍまでの源泉掘削作業及び揚湯試験が終了し、泉温は32．8℃、湧出量は毎分12リットルを確認いたしました。泉質につきましては、現在、成分分析を行っており、結果については改めてお知らせいたします。
目標の湧出量に至らないものの、運営事業者からは、施設運営は十分に可能との回答を得ておりますことから、温泉成分判明の後、事業者との仮契約を締結し、本定例会中に関連議案を提案させていただく予定としております。

3点目といたしまして、「佐久市プレミアム付商品券発行に向けた取り組み状況」について申し上げます。
国の「地域住民生活等緊急支援のための交付金」を主な財源とし、佐久市プレミアム付商品券を発行してまいります。発行総額は12億円、1セット当たり1万2千円分の商品券を1万円で販売いたします。1人当たりの購入の上限は、10セット10万円分となります。現在、8月上旬の発売を目途に準備を進めております。
今後、詳細が決まり次第、様々なメディアを用いて周知してまいります。

4点目といたしまして、「佐久市総合教育会議」について申し上げます。
4月27日（月曜）に第1回目の佐久市総合教育会議を開催し、会議の運営方法についての協議と教育行政に関する課題の共有化のための意見交換を行いました。
今後も、定期的に意見交換の機会を持つとともに、教育、学術及び文化の振興に関する総合的な施策の大綱につきましても、この会議において協議する中で、早期の策定を目指してまいりたいと考えております。

5点目といたしまして、「学校給食応援団の取り組み」について申し上げます。
現在、浅科、望月地区において、先行実施しておりますが、今月26日（金曜）に臼田地区の発足式を執り行います。
引き続き、学校給食における地産地消と地元食材に対する食育を推進し「暮らしとしての農業」を支える仕組みの1つとして、全市的に広め地域の期待に応えてまいりたいと考えております。

6点目といたしまして、「市民創錬センターの開館」について申し上げます。
市民創錬センターにつきましては、2ヵ年に渡る工事も順調に進捗し、計画どおり竣工の運びとなりました。
竣工式典は8月2日（日曜）に執り行い、午後内覧会を開催いたしますので、多くの市民の皆様のご来場をお待ちしております。

7点目といたしまして、「サッカーエキシビジョンマッチ」について申し上げます。
新佐久市誕生10周年記念事業としまして、佐久総合運動公園陸上競技場を会場に2試合開催いたします。
来月5日（日曜）には、ＡＣ長野パルセイロと松本山雅ＦＣとの県内Jリーグ2チームによるトレーニングマッチを開催いたします。
また、9月6日（日曜）には、「宝くじスポーツフェアドリームサッカー日本代表ＯＢがやってくる！in佐久」を開催いたします。
いずれの試合も、入場料は無料で、現役プロ選手や元日本代表選手の一流プレーの観戦に、大勢の皆様が来場されることから、万全を期して準備してまいりたいと考えております。

以上、主な施策について申し上げました。