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「中部横断自動車道の最新状況」「佐久が世界に誇る健康長寿」その他について(11月2日)

更新日:2019年1月7日

  • アナウンサー

 今回の話題は、大きく分けて2つのテーマを皆さんにお伝えしていきたいと思います。
 まずはじめは、シリーズでお送りしております「中部横断自動車道の最新状況」。そしてもうひとつは、「佐久が世界に誇る健康長寿」についてお伝えしていきたいと思います。
 まずは「中部横断自動車道」に関してですが、最近また新たな展開がありました。

  • 市長

 少し振り返って見ますと、今年の4月28日に佐久南IC(インターチェンジ)から八千穂高原ICまで開通となりました。大変多くの皆さんにご参加いただき、お祝いのイベントも開催させていただきました。
 その後、平成30年度の目標として申し上げてきた2つについて、動きがありました。
 ひとつは、長野県側のルート帯が3キロメートルだったものが、1キロメートルに絞り込まれました。もうひとつは、インターチェンジの位置が発表になり、小海の松原湖周辺、海ノ口、そして野辺山ということで、3つのインターの場所が示されました。
 毎月この中部横断自動車道について要望活動をしているのですが、9月4日には吉田博美参議院幹事長のご案内もあり、牧野国土交通副大臣にもお会いすることができました。ここで、「環境アセスは国が中心となって作業を進めていきます。」ということ。「11月から長野県側の地元説明会を行います。」という2点について発言がありました。今後、南牧村等で地元説明会が行われるというのが今までの流れです。
 今日申し上げたいのは、10月16日の自由民主党本部で行われた「中央道渋滞対策・中部横断自動車道北部区間整備促進議員連盟」についてになります。
 これは東京から中信松本方面へ行く高速道路中央自動車道の渋滞対策と、もうひとつは中部横断自動車道を建設促進していく2つの目標でできた議員連盟で、会長は吉田博美さんです。その地元沿線の市町村長もこの議員連盟に参加しました。
 議員連盟の中で、地元の市町村からも発言があればどうぞということでしたので、私も「八千穂高原ICから長坂ICまでの34キロメートル区間をぜひ新直轄方式(無料の高速道路)にしてください」と発言させていただきました。
 中部横断自動車道は、佐久小諸JCT(ジャンクション)から八千穂高原ICまでは、無料の高速道路です。これは新直轄方式という方法で、4分の3が国、4分の1は県が負担して造られた道路です。
 目を転じますと、双葉JCTから新清水JCTまでの間で、双葉JCTから六郷ICまでは有料、六郷ICから富沢ICまでは無料、そして富沢ICから新清水JCTまでは有料と、有料区間と無料区間がまだらになっています。八千穂高原ICから長坂ICまでの間も有料になるか無料になるかまだ決定していないので、この部分をぜひ無料の高速道路にしてください、無料になることによって競争力があがりますので、佐久地域のポテンシャル、可能性が広がりますという話しをしました。
 議員連盟事務局長である山梨県参議院議員の赤池さんが「佐久市長からお話しがありましたが、池田道路局長そのことについて、今話せる段階でいいので話しをしてください。」と詰めてくださり、道路局長からは、「最終的には2年後に決定をしていくことだが、新直轄方式で無料の高速道路を考えている。」ということが示されました。
 私どもとすれば初めて国土交通省としてどのように整備していくかということが言及され、大きな出来事でした。

  • アナウンサー

 今回自民党本部で行われました中部横断自動車道の議員総会の中で、これから建設が進むであろう八千穂高原ICから山梨の長坂JCTまでの間、国、県の税金などで造っていく新直轄方式で進みそうだという発言を得たということですね。

  • 市長

 進みそうだということで、決定ではないです。この決定については、法律への書き込みなので、この作業はもう少し後、2年後ぐらいになるのですが、大変大きな意味があったと思います。

  • アナウンサー

 現在、八千穂高原ICから長坂JCTまでの基本区間から整備区間へ1日も早い格上げを期待していきたいと思います。
 最新情報等は、この番組でもお伝えしていきたいと思います。

  • 市長

 中部日本横断自動車道建設促進期成同盟会があります。これは山梨県知事さんが会長で、静岡県、長野県、新潟県の4県合同で毎年大きな大会を開いています。先般静岡市で行われたこの会に女性道の会の方にも行っていただき、近くで開かれていた『マグロまつり』では、大変に良いマグロがありました。「これが一日も早く佐久の食卓に乗ってもらいたい、私達は台所からこの建設運動を進めて行きます。」と中村みどり会長さんが発言されていました。

  • アナウンサー

 マグロにお茶にみかん、美味しいものが近づいてきましたね。
 まずは、中部横断自動車道の最新情報に関してお伝えしてまいりました。
 続いての話題も現在の佐久市内を語る上で大きな世界的な動きだと思います。
 佐久は言わずと知れた健康長寿都市ですが、佐久の健康長寿をひとつのシステムとして世界へ発信していこうといった動き、「ジャパンブランド『健康長寿』佐久ヘルスケアモデル」について市民の皆さんに解説をお願いいたします。

  • 市長

 地方創生という形で様々な取組が全国でも行われていますが、私達「健康長寿のまち~佐久~」というものを、どのようにまちづくりに活かしていこうかということです。
 これからの時代、アジア諸国の多くは高齢化が進んでいきます。アジアの中でも日本が先頭を切って高齢化が進んだという言い方もできますが、今後高齢化が進むスピードは、日本よりもアジア諸国の方が早いです。そうなった時に、高齢化社会というのは医療保険への課題がたくさんあります。また介護保険がありませんので、どうやって超高齢社会を乗り越えていくかという課題が、タイ、ベトナム、インド、スリランカ、台湾すべてにあります。ならば健康で病気にならない、介護の必要のない暮らしをしていくことが、私たち佐久の特徴だと思いますので、佐久をモデルとしたシステムをアジア諸国に広めていきましょうという考え方です。それにより付随する人と人との往来の中で、介護に必要な「もの」、あるいは健康に必要な「こと」を経済活動につなげていこうということです。

  • アナウンサー

 産業、学術機関、地元の自治体、そして医療機関の「産学官医」という言葉がありますが、この4者連携が今非常にこの佐久市内は良く回っていると思うのですが。

  • 市長

 大変に連携良く回っていると思いますし、このシステム全体をアジアに輸出していきましょうということです。現在、挨拶まわりをどんどん進めていますが、このほど「SAKU city健康長寿都市」という冊子や、佐久の特徴をDVDに収めたものがあります。これらの多言語化、例えば中国語やベトナム語、タイ語等アジア諸国で使われている言葉にしてPRをしていこうということです。

  • アナウンサー

 佐久市内の保健事業や、地元の様々な産業の紹介など非常にわかり易くまとまった冊子やDVDを利用して、佐久の健康長寿を広く全国、世界へ発信していきましょうということですね。

  • 市長

 今回は、JETRO(ジェトロ)、JICA(ジャイカ)にPRに行ってまいりました。
 JETROは日本貿易振興機構で貿易を後押ししてくれるところです。JICAは国際協力機構で日本がアジア諸国においての役割を果たしていこうとするものを支援してくれるところです。
 それぞれの理事さんにお会いし、皆さんと連携をとって、「佐久ではこういう取組をしています。」、あるいは「私どもは、視察においでいただく用意があります。ぜひ来てください。」ということをPRし、その中で関係者の皆さん、アジア諸国の皆さんにも届く情報としてご協力を願ったということです。

  • アナウンサー

 今や東南アジア諸国を中心に、世界各地20の国から佐久の保健事業などの視察に訪れており、名実ともにメイドイン佐久の取組「ジャパンヘルスケアモデル」今後に期待していきたいですね。

  • 市長

 平成30年度予定されているところも含めて1,600人ぐらいの皆さんに視察にお越しいただいています。
 佐久の状況をアフガニスタンや南米、いろいろな国からお越しいただき、母子保健も含めて非常に多くの皆さんに見ていただき、注目をいただいているということです。

  • アナウンサー

 今日は市政中心にお伝えしましたが、県政に目を向けますと、来年4月の県議会議員選挙に向けて様々な動きが報じられています。これもやはり県政を託す者として、しっかりと皆さんにも考えていただきたいですね。

  • 市長

 選挙というのは約束ですから、どなたがどういうことを約束されるのか、あるいは約束したことがどう取り扱われたか、また新たな約束としてどういうことがなされるかということに注目をしていっていただきたい。
 今後大変活発な活動となっていくと思いますが、自分たちの地域がどう変わっていくのか、あるいは長野県がどう変わっていくのか、非常に変化の大きな佐久地域ですので、そういったものを候補者の皆さんと意見交換等していただくと良いと思います。

  • アナウンサー

 来年4月には統一地方選の前半、長野県内でも長野県議会議員選挙も行われます。ぜひ皆様もしっかりと考え、そしてしっかりとした行動をとっていただきたいと思います。
 では、改めまして皆さんにメッセージをお願いいたします。

  • 市長

 中部横断自動車道について、今回は少し時間を割いて話しをしました。
 この中部横断自動車道を活用して佐久南IC、あるいは佐久臼田ICの土地利用を進めてきています。八千穂高原ICから長坂JCTまでの間が一日も早く開通していくことが効果促進でありますので、運動を続けていきたいと思います。
 市民の皆様にもご協力、ご支援をいただきたいと思います。

お問い合わせ

企画部 広報広聴課
電話:0267-62-3075
ファックス:0267-63-3313

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