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「第4期目の栁田市政」「新型コロナウイルス緊急事態宣言」その他(5月2日)

更新日:2021年7月19日

  • アナウンサー

 4月から5月になるにあたって、連休期間中にも様々な動きがありました。市内でも様々な動きがあった中で、まず4月26日には、柳田佐久市長が4期目となる市政がスタートしました。

  • 市長

 私の任期満了は4月23日でした。4期目の初登庁は、4月24日、25日が土日でしたので、26日となりました。無投票という形での当選だったため、市民の皆さんから直接投票をいただくことは叶いませんでしたが、市民の皆さんには佐久市の発展、また安心できるまちづくりのためにご協力いただきたいと思っています。
 加えて公約とは、市民の皆さんとの約束、契約と言ってもいいと思います。私が掲げた大きな公約とは、第一に地域公共交通の改革を行うこと。2点目は安心、安全な子育て支援という観点から子育て支援センターを創設したいということ。3点目は審議会等の女性登用率を県下ナンバー1にしていこうということです。大きな計画や予算、あるいは条例について設置される審議会で、女性たちが十分に意見を申し述べていただき、政策や予算に反映していくシステムを作っていこうとするものです。こういった約束をしっかりと実現していくことを、私の4期目に目指す方向としてお示ししています。市の職員の皆さんにも公約として掲げた政策をしっかり理解していただけるように、実現に向けてスタートを切ったところです。

  • アナウンサー

 佐久市は初代の依田市長から数えますと、ちょうど60年目を迎える大きな転換期で、栁田市政にかける市民の期待も非常に大きいと思います。

  • 市長

 選挙の後は、公約実現について大変にエネルギーを持っているものです。このエネルギーをしっかりと政策実現という波に乗せていくことが必要ですので、そういったことに対して十分な説明や意見交換をしたいと思います。無投票でありましたので、市民の皆さんへのご説明も十分に行いながら進めていく考えでありますし、皆さんから寄せていただく意見も大切にしていきますので、ぜひご参加いただきたいと思います。

  • アナウンサー

 ゴールデンウイークでもうひとつ気になる話題が、新型コロナウイルス感染症緊急事態宣言についてです。

  • 市長

 東京、大阪、兵庫、京都で緊急事態宣言が発出されました。そして蔓延防止ということでそれに加わる県が続くわけですが、佐久市としても皆さんへメッセージを発出させていただいたところです。メッセージの内容は、これまでの毎日の生活に比べて、人と人との直接の接触を減らしてくださいということ。2つ目として県外、市外との相互間の訪問や帰省など不要不急の移動をできるだけ控えてくださいということで、今年も帰省について控えていただくようお願いをしたところです。

  • アナウンサー

 今年も我慢のゴールデンウイークになりそうです。

  • 市長

 今回の自粛のお願いを最後のお願いにしたいという思いで行いました。3回目の緊急事態宣言となりますが、国も県も市も、公権力で国民の行動、自由を制限させることは本当に慎まなければならないことです。しかしそうせざるを得ない状況にある中で、市民の皆さんには本当にご苦労をいただくわけですので、制限をかけない社会をつくっていくために、ワクチン接種を安定的に行っていくことが必要だと思っています。佐久市でもより多くの皆さんに接種していただけるように改めてお願いをするものです。

  • アナウンサー

 佐久市ではどのようにワクチン接種が進んでいくのか、気になる方も多いと思います。

  • 市長

 まずワクチン接種を行うまでに2つの通知が届きます。この2つの通知が届いた方から接種が始まりますので、ご理解いただきたいと思います。
 初めに1つ目の接種券が送付されますが、65歳以上の方は既にお手元に届いているはずです。65歳以上で接種券が届いていないという方は、佐久市健康づくり推進課にお問い合わせいただきたいと思います。この接種券はなくさないでください。
 2つ目に、ゴールデンウイーク前の4月27日からの3日間で、80歳以上の方に予約開始通知が届きます。届いてすぐに予約ができるわけではなく、5月10日から接種開始になりますので、開始にあわせて予約をしていただきたいと思います。

  • アナウンサー

 接種券の後に予約開始通知が届いてから、医療機関や集団接種の予約が可能になるということで、2段階になっていることをまず皆さんにご理解いただきたいと思います。

  • 市長

 接種方法には、集団接種と個別接種の2通りがあります。集団接種は5月10日から予約開始となりますが、会場はホテル一萬里とプラザ21で、受付は佐久市役所になります。個別接種は、各医療機関でかかりつけ医の先生に相談していただきたいと思います。

  • アナウンサー

 実は先日、高齢者施設に勤めていて先に接種した方に取材する機会がありまして、実際に接種してみてどうだったか聞いたところ、「受けてもほとんど違和感がなかったです。ただ、その後少し痛みが出たのですが、すぐに解消されました。非常に強い安心感を得ました」というご意見がありました。接種する、しないはご自身の判断になりますが、国費で行うワクチン接種でもありますので、ぜひ有効活用していただきたいと思います。

  • 市長

 事前に心配されていたアナフィラキシーという副反応に関しては、あまり報告されていません。しかし、頭痛と倦怠感、発熱は、思ったより出ると言われています。副反応等もあり得るのですが、新型コロナウイルスの強さから考えますと、ワクチンを接種していただくことを優先していただきたいと思います。ワクチン接種はご自身の命を守ることにもなりますし、大切な人の命を守ることにもなりますので、より多くの皆さんに接種していただきたいということを改めてお願いします。

  • アナウンサー

 新型コロナウイルス感染症の影響が多方面に出ている中で、その一つとして佐久市の成人式が延期となっていることで、対象者はつらい思いをされていると思います。

  • 市長

 成人式は2度目の変更となります。今年5月1日、2日に予定していた令和2年度成人式を迎える方について、令和4年1月3日に行うことになりました。再度の延期ということで大変心苦しいことではありますが、ぜひともご理解いただきたいと思います。

  • アナウンサー

 成人式の皆さんや学生の皆さんの中にも、ふるさと佐久に帰りたいけれど帰れず、寂しい思いをしている方がたくさんいると思います。そんな皆さんに佐久市では昨年に引き続き、プレゼントを用意されるということです。

  • 市長

 「39STAYキャンペーン2021」を行います。前回は県外の学生が対象でしたが、今年は市外の大学に行っているという方も対象となります。それに加えて、今年の5月1日、2日に成人式を迎える予定だった方。成人式の予定を入れていたと思いますが、式がなくなったから予定を立ててどこかへ行くということではなく、このゴールデンウイークだけは動かないでくださいという意味で、対象に加わります。対象の皆さんへ、佐久の特産品を送付させていただきたいと思っています。今後通知が届きますので、商品を選んでいただきご応募ください。品物を通して、少しでもふるさとを感じていただきたい、佐久市の産物をご自身あるいはお友達と楽しんでいただきたいと思います。

  • アナウンサー

 帰省を楽しみにしていた方が多いと思いますが、今年のゴールデンウイークはもう少しだけ我慢していただきたいと思います。その代わりに、佐久市からの美味しいお米やお酒、ジュースなどの特産品を楽しんでふるさとを思い出していただきたいと思います。連休期間ということで、今は県外からの観光客が来づらい状況ですが、通常であればたくさんの方が佐久市を訪れて興味を持ってもらう機会だと思います。佐久市の良さをこのコーナーで再確認したいと思います。

  • 市長

 先般、佐久市の移住交流推進課が公式Twitterを立ち上げました。現場の皆さんも頑張っていますので、ぜひ私も応援したいと思い、佐久市の移住交流の実態と調べてみようとTwitterでアンケートを行ってみました。私の方で佐久市の特徴をいくつか書いたのですが、例えば東京駅から新幹線で70分ちょっとだとか、交通の便がいい、世界健康都市を目指すであるとか、その中で皆さんはどうして佐久市の移住が増えていると思いますか?とアンケートを取りました。ちなみに、県内で移住が増えている市町村のトップは軽井沢で、次に松本、そして佐久市が続いています。数で言うと軽井沢が突出していて500人くらいです。これは流入超過で、出ていく人より入ってくる人の数が多いのですが、多い数だけで500人です。松本が210人くらいで、佐久が180人。どうして佐久市への移住が増えていると思いますかと皆さんに聞いたところ、「自然が豊か、気候がよい」が42.1%、次に「交通の便がよい、まちが便利」34.9%で、あわせて75%、4分の3とかなり多い部分を占めました。

  • アナウンサー

 私もこのTwitterアンケートに参加して、「自然が豊か、気候がよい」に投票しました。佐久市の良さは何かと考えたときに、観測以来で熱帯夜が一日を記録されていないことや、日照時間が全国レベルをはるかに上回って年間2400時間近くあることなど、自然が豊かであることは大きいと思いました。

  • 市長

 しかし自然が豊か、気候がよいというのは佐久市だけではないはずです。その中でどうして佐久市なのでしょうか。もしかすると、自然が豊かで交通の便がよいという合わせ技かもしれません。自然は豊かだけど飛行機で2時間では行きづらいですし、交通の便はいいけれど自然がないということでは困る。そこから脱したいわけですから。

  • アナウンサー

 それはあると思います。以前、首都圏に住んでいる方から「佐久市は都会と田舎がうまく調和されたまちだね」と、都会と田舎をかけて「とかいなか」なんて言葉を聞いたことがあります。

  • 市長

 こうして自分の強みを知って、アピールしていくことが大切だと思います。佐久が移住に力を入れていることが際立つようになればいいと思います。

  • アナウンサー

 これから特に少子高齢化が叫ばれている中で、いかに外からの人口、いわゆる移住人口を獲得して増やしていくかということです。現在、佐久市でもリモートワークに力を入れたり、様々な補助金を用意したりして、色々な方が来やすい、住みやすい環境をつくっているだけに、情報発信ということが大切なのかもしれません。

  • 市長

 軽井沢が500人の流入超過ということは、5年間で2500人、10年で5000人が暮らし始めるということです。軽井沢の皆さんは、結構佐久市に買い物に来ているのです。それを考えると10年間で5000人の消費人口が増えて、佐久の可能性が高まるということでもあります。佐久市を魅力のあるまちにつくっていくと、他の地域からもやってくる。視点は佐久市に置くべきだと思いますが、結果的に佐久市以外の人にとっても魅力のあるまちになっていく現象をもって、取り組んでいく必要があると4期目のスタートで思っています。

  • アナウンサー

 佐久市は色々な可能性を秘めているまちだと思います。そしてこの4期目は様々な可能性を結実、結んでいく時期だとも思います。改めて、4期目を迎えた栁田市長からメッセージをお願いします。

  • 市長

 4期目にあたって、一つでも多くの安心をつくり出すことをテーマにしたいと考えています。その中で、安心になかなか結び付いていなかった地域公共交通があります。病院あるいは買い物に行くのに、もし免許を返納しなくてはいけないときにどうすればいいのかということは一つの不安でありますし、今日的課題として持っている方もいらっしゃると思います。そういった方の不安を払しょくしていくこと。そして子育てについて、1人であるいは夫婦だけで育てていくことに少し行き詰った方をサポートしていくこと。さらには宿泊型の産後ケアです。安心をつくり出していくことをテーマにしていきます。
 地域の皆さんから寄せていただく声をしっかりお聞きしてまいりますので、様々な機会に声を寄せていただきたいと思います。全力投球をしていきますので、向こう4年間皆さんといっしょにまちづくりをしていきたいと思います。よろしくお願いします

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企画部 広報広聴課
電話:0267-62-3075
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