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JICA ボリビア 井出教子さんのpachamama通信 vol.8

更新日:2015年2月2日

佐久市のみなさんへ No.8

佐久市のみなさん、ご無沙汰しています。
八月、日本はロンドンオリンピックでの選手たちの活躍に沸いていることでしょうね。
ボリビアでもケーブルテレビでオリンピックの中継が放映されているようですが、悲しいかなテレビの無い我が家ではインターネットで速報を見ながら結果を知るしかありません。
スポーツを見るのは大好きなのでとても残念!!動かない選手たちの画像や、日本の皆さんの応援メッセージなどを見て、少しでも臨場感を味わおうとしています。

このオリンピック、もちろんボリビアからも選手たちが出場しています。競泳に二名、陸上に二名、射撃に一名、競歩に一名という計六名の選手団。新聞に選手評が載っていたので読んでみたのですが、一人の競泳選手については、“彼が予選を勝ち抜くのは難しいだろう。彼のベストタイムは52秒50~90。一方決勝に残るためには47秒台のタイムが必要となる。”と、全く期待を抱かせない書きっぷりでした。
とはいえ、もちろんオリンピックに出場している選手は国を代表する英雄たちです。実際その選手は記者の予想通り予選敗退だったのですが、翌日の新聞は自己ベストを更新した彼の泳ぎに拍手喝采を送っていました。

知人によると、「もともとメダルが取れないのはわかってるから、タイムが注目されるんだよ。」とのこと。このボリビア流オリンピックの見方のほうがある意味正統派のスポーツ観戦かもしれませんね。(でもやっぱりミーハーな私はメダルの行方が気になってしまいます…。)

さて、先日このオリンピックに、同期のJICAボランティアである藤後あさみさんが出場しているというビッグニュースを知りました。彼女は2011年6月に、中米エルサルバドルの首都サンサルバドルの柔道連盟に青年海外協力隊として派遣され活動していたのですが、教え子の一人であるカルロス・フィゲロア・アラルコン選手が見事オリンピック出場を果たし、彼のコーチとして共にロンドン入りしているということでした。

ボランティア活動を始めた頃は、言葉や文化、練習に対する姿勢の違いに、だいぶ悩んだこともあったという彼女。しかし、「努力は人を裏切らない」という大学時代からの理念を胸に指導を続け、今回オリンピック出場を果たしたのだということです。
(詳しくはこちらのJICAホームページからニュース記事をご覧ください→http://www.jica.go.jp/topics/2012/20120724_01.html)

世界各国のトップアスリートたちが集うオリンピックの舞台に立つことができるなんてすごいことですよね。ここまで来るのに、選手はもちろんですが、それを支えた藤後さんの努力もきっと大変なものだったと思います。慣れない異国の地でそれを乗り越えた彼女には、頭が下がる思いがしました。約一年ぶりに耳にした仲間の活躍に、私自身とても励まされています。

JICAボランティアには、柔道の他にも野球やサッカー、バスケットボールやバレーボール、卓球などの競技で技術指導者として活動している隊員がいます。彼らの活躍はフェイスブックやブログなどを通じて度々目にする機会があるのですが、そこで感じるのは正に“スポーツに国境はない”ということです。宗教や文化による違いがあるとはいえ、どこの国でも競技のルールは同じ。言葉が違っても一緒にプレイすることができます。そして選手たちの上手くなりたいという気持ちや負けて涙する気持ち、勝って嬉しい気持ちなど、スポーツにかける想いもどの国でも同じなのだということです。そういった分野で、これまで自分が熱中して取り組んできたことを生かすことができるのは本当に素晴らしいことだと思います。スポーツに縁のない生活を送ってきた私にとっては、正直ちょっとうらやましく思うところでもあります。

佐久市の中高生の皆さんにも、いま部活動などでスポーツに熱中しているという人は多いと思います。スポーツを続けていく上では、乗り越えなければならない壁も出てくるでしょう。勉強との両立が大変で、両親から「プロにはなれないんだから勉強のが大事でしょ?」なんて言われてしまうこともあるかもしれません。でも皆さんに私から伝えたいのは、ぜひ自分が好きなことをこれからも大切にしてほしいということです。熱中できる何かに出会えたということはそれ自体とてもすごいこと、そしてそれを続ける中で得た経験は将来きっと皆さんの道を切り開くうえで大きな力になると思うからです。

ところで、オリンピック出場のニュースに比べるとほんの小さなことですが、この7月私もこれまでずっとやってみたいと思っていたことを、同期のボランティアと、ボリビア人の同僚たちと一緒に実施することができました。それについては、次回のパチャママ通信でお知らせしたいと思います。

シモン・ボリバル(左)とアントニオ・ホセ・デ・スクレ(右)の肖像

街の大通りに掲げられたボリビア独立の父、シモン・ボリバル(左)とアントニオ・ホセ・デ・スクレ(右)の肖像

 8月6日 独立記念日のコチャバンバより
 (上の写真は8月5日に大通りで行われた学生達によるパレードの様子です)

青年海外協力隊 平成23年度一次隊 環境教育
井出 教子

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