1 佐久市にもっと緑を

　佐久市は最近、高速道路が新しくできたり、新しい建物ができたりして、開発が進んでいて、とても暮らしやすくなっていると思います。でもそれと同時に緑が減ってきていると思います。特に佐久平周辺を通る時は建物は多いですが、佐久の豊かできれいな緑が少ないと思う時があります。なので建物の開発と同時に緑をもっと増やしてほしいと考えています。そうすることで、二酸化炭素削減にもつながり、地球温暖化防止にもつながると思います。住む人が暮らしやすく、来た人にとって便利で、自然にたくさん触れられて気持ちがスッキリする佐久市をつくっていってほしいと願っています。

　岩村田小学校　小平友陽君からの「佐久市にもっと緑を」についての質問に、お答えいたします。
　小平君の住んでいる浅間地区は、佐久平駅を中心に開発が進み、とても生活のしやすい環境の地区として発展をしています。
　小平君が感じるように開発が進むと、緑が減ってしまいますが、一定規模以上の開発を行う場合は、緑を残すためのルールがあり、このルールに添って緑を残すように努めています。
　今後予定される佐久平駅南側を開発する時にも、このルールに添って、公園をつくり緑を残していくことになります。また、新しく道路を造る時には、街路樹を植えるなど緑を残すための工夫もしています。
　開発による緑の減少は避けられませんが、身近な緑を増やすため、市では地域緑化事業をおこなっています。
　この事業は、道路や公園などの公共施設に、花や木を増やしたいと考えている皆さんに、市で花の苗などを用意し、花壇をつくっていただき、地域の緑を増やす活動をお手伝いする事業です。
　小平君が通う、岩村田小学校の北側にある公園では、地域の皆さんにより、毎年、春から夏にかけて「ペチュニア」や「サフィニア」などを植え素敵な花壇を作っていただいています。この活動も地域緑化事業を利用していただいているものです。
　小平君も地域の皆さんや学校のお友達と一緒に、是非この活動に参加してみてください。
　そして、素敵な花を咲かせて、環境に優しい街づくりを一緒にしていきましょう。