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4 学区内にある空き家について

更新日:2018年8月30日

質問者:高瀬小学校:依田 惇(よだ じゅん)くん

 僕たちの通学路には、空き家があります。それも、屋根が落ち、かべがくずれかけています。数年前から区長さんや民生委員さんなどが対処を考えて、市の方にも相談しましたがいまだ解決せずそのままの状態です。しかも野生動物がすみついたり、かべがいつくずれたりするかもわからないので、大変危険だと感じでいます。
 個人の財産なので難しいとは思いますが何か解決策はありませんか。高瀬地区のみならずこれからますます空き家が増えていくことが予想されます。市ではどの様な取組みがされていますか。

答弁者:市長

 高瀬小学校 依田惇君から「学区内の空き家について」の質問にお答えします。
 依田君が心配しているように、全国的に高齢化や人口減少などに伴い、空き家の増加が大きな社会問題となっており、空き家が今後も増えることが予想されます。
 このことから、空き家に対する市の取組みとしては、平成28年度に市内にどれだけの空き家があるのかの調査を行い、3,129軒の空き家と思われる建物を確認しています。
 この空き家と思われる建物の所有者に、パンフレットを送り、近隣へ悪影響が出ないよう適正な管理をお願いしました。
 また、地域の皆さんから相談のあった空き家については、所有者に連絡を行い、対応をお願いしています。
 依田君が危険に感じていると思われる、通学路沿いの空き家については、所有者が遠くにいるため、電話や郵便で適正な管理をお願いしています。
 この他に市では、まず、空き家にしないことが大切ではないかとの考えから、空き家にしないための相談会を開催していきたいと考えています。
 また、質問にあったように、空き家とはいえ、個人の財産であるため、勝手に市が片づけたり、壊したりできないので、建物の所有者に適正管理をお願いし、所有者が適正管理を行わない場合は、市が法律に基づき、助言、勧告、命令と順番に適正管理の手続きを進めます。
 所有者が命令にも従わず、危険な状態の場合には、市民の生命財産を守るため、法律に基づき最終的に市が取り壊しなどを行い、所有者から費用を回収することになります。
 依田君やお友達の小学生には、危険ですから空き家には近づかないようにお願いします。 

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企画部 広報広聴課
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