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10 中学校区を見直してほしい

更新日:2018年8月29日

質問者:浅科小学校:政井 麗(まさい れい)さん

 浅科には、小学校と中学校が一校ずつしかありません。その為、浅科中学校の生徒のほとんどが浅科小学校の卒業生です。そこで私は、中学校区の見直しを提案致します。他の小学校からの入学者が増える事で出会いが生まれ、新しい友達ができます。また、生徒数が少ない為、先生の人数も少なく、部活の数が限られてしまう事で、本来やりたかった部活を諦めなければならない人もいます。部を選ぶことができやりたい活動ができれば、学校生活がもっと楽しくなります。中学校区の見直しは、すぐには難しいと思いますが、是非ご検討を宜しくお願いします。

答弁者:教育長

 浅科小学校 政井 麗さんからの「中学校区を見直してほしい」という質問に、お答えいたします。
 政井さんからは、「中学校の通学区域を見直して大勢の友達と中学校に通うようにしてはどうか」という提案をいただきました。また、そうすることで部活動の種類も増えて楽しい学校生活が過ごせるようになるという、来年度からの新しい中学校生活への想いを込めた提案だと思います。
 現在、複数の小学校から中学校へ進学しているのは、浅間・野沢・中込・東・臼田の5つの中学校で、1つの小学校から中学校へ進学しているのは、浅科中学校と望月中学校の2つの中学校です。
 7つの市立中学校は、それぞれの地域が人口や地形、歴史的つながりから、小さな村が大きな村や町へと合併していく中で現在の学校へとなってきました。
 浅科地区も、小学校は昭和57年まで、中学校は昭和33年まで、それぞれ2つの学校がありましたが、このような地域のつながりのなかで、だんだんに合併が進み1小学校1中学校となっています。
 通学区を見直して多くの仲間と出会い、様々な部活動ができるようにして欲しいという、政井さんの提案ですが、中学校の通学区を見直すことは、他の中学校にも小学校にも関係して、多くの地域の皆さんの意見を充分にお聞きしなければなりません。
また、これからの子どもたちの人数や、それぞれの学校の教室の部屋数など、いろいろな視点で考えることが必要ですので、すぐに変えることはできない問題です。
 しかし、現在の浅科地区のように1小学校1中学校となっていることには良い点もあります。
 それは、同じ友達と一緒に過ごす時間をたくさん持てるので、色々な出来事を一緒に経験することができ、友達との絆をより深めることができるということです。
 また、部活動につきましては、県内の中学校の中には、同じように部活動の数が少ない学校もあります。
 県の「第2次スポーツ推進計画」では、少子化等に対応した複数の学校による合同部活など、多様な運動部活動の推進に取り組んでいくこととなっていますので、将来的には合同部活動が実現されることも考えられます。
 いずれにしましても、ずっと長く付き合える友達をいっぱいつくれるように、これからも仲間とのつながりを大切にしていってもらいたいと思います。

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