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12 中込中学校前の危険な通学路の改善のための要望と提案について

更新日:2018年8月29日

質問者:中込中学校:磯貝 颯太(いそがい はやた)くん

 中込中学校の南側は道幅がとても狭いです。登下校時には車が歩行者や自転車のすぐ近くを通っていきます。この問題について地域の方やたくさんの方々が話し合いをしてくださったことを聞きました。それを踏まえて、対岸を通学路として整備することを提案します。これにより車と歩行者、自転車を完全に分けることができると思います。現状をすぐに変えることはできないため、私たちも注意して登下校をしていきますが、やはり不安は残ります。私たち、そして将来中込中学校に通う後輩が安心して登下校できるように今後も議論を続けていただきたいと思います。

答弁者:教育長

 中込中学校 磯貝 颯太君からの「中込中学校前の危険な通学路の改善のための要望と提案について」の質問に、お答えいたします。
 中込中学校前の堤防道路は、生徒の皆さんが通学路として利用しているとともに、生活道路として車も利用しています。しかしながら、道幅が狭いことから、生徒の皆さんが安心して通学できるよう、地元区長さんからも安全対策の要望をいただいておりましたので、市では、中込地区の区長さんを始め、PTAや警察など関係者の皆さんのご協力のもと、昨年「中込中学校通学路安全対策協議会」を設置し、安全対策について協議してまいりました。
 磯貝君の提案である中込中学校の対岸を通学路にし、歩行者や自転車と車を分離する案は、生徒の皆さんの安全を確保する上で、有効な1つの案であると思います。しかし、磯貝君の案を実施するには、2つ大きな問題があります。1点目は、滑津川と田子川の合流点にあたる箇所で対岸道路が切れるので、田子川に橋を架けなければなりません。一般的に、河川に橋を設置すると、その橋が河川の氾濫の引き金になったり、氾濫を大きくしたりする可能性があるため、設置にあたっては、非常に厳しい法律があり、長い時間をかけて様々な課題を解決していく必要があります。2点目は、田子川に新しい橋が架かったとしても、学橋から新設した橋までの道路も車のすれ違いができない道路なので、今と同じように車が歩行者のすぐ近くを通過せざる得ない状況となってしまいます。こうした状況を踏まえながら、協議会の皆さんで安全対策の話し合いを行い、これまでに、通行車両の速度抑制対策として「スロードライブ」と明示された路面標示を市内で
初めて設置しました。また、ドライバーに通学路であることを認識してもらうためのグリーンベルトの設置、交通指導員の配置による交通指導、通学時間帯におけるチラシ配りによる通行車両への注意喚起を行っています。こうした中、車のドライバーだけが交通ルールを守り、安全運転を心掛けても交通事故はなくなりませんので、磯貝君が言われたように、生徒の皆さん自らの注意が重要となります。特に、新設したグリーンベルトの上を一列に歩くなど、安全対策を活かして事故防止に努めてほしいと思います。
 なお、提案にもありましたように、交通安全対策の議論は、今後も随時行っていかなくてはならないと考えております。

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