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13 自然を大切にすることについて

更新日:2022年2月15日

質問者:東中学校 柳澤 大稀(やなぎさわ たいき)くん

 僕たちの身の回りにソーラーパネルが設置されているのをよく見かけます。その設置の仕方ですが山や森の木を伐採してソーラーパネルをつけている箇所も多く見かけます。僕が佐久市の好きなところは生き物が山などにいっぱい住んでいることです。自然を守っていかないと山にいる生き物の居場所がなくなってしまいます。なので佐久市は自然を大切にしていってほしいです。山や森を切り開いてまでソーラーパネルなどの人工物を設置する必要はあるのでしょうか。自然を守りながら、それでも自然を豊かにしていく佐久市を目指したいです。

答弁者:市長

 
 東中学校 柳澤大稀 君からの「自然を大切にすることについて」の質問に、お答えいたします。柳澤君の質問にある、ソーラーパネルの設置を行う場合には、自然を大切にするためのルールがあります。
 例えば、佐久市では、特に自然を大切にしなければならない国定公園などを、「設置を避けるべきエリア」と決めています。また、環境に大きな影響を及ぼすおそれがある事業を行う場合には、環境影響評価制度があります。これは、事業を行うことで環境にどのような影響を与えるのか、あらかじめ調査や予測をし、動物や植物、水質、地質などに対して配慮や対策を行うものです。さらに、森林の木を伐採する場合には、森林の持つ機能が失われないように、一定の森林を残すなどの対策を行うルールもあり、林地開発許可制度と呼ばれています。その他にも、佐久市の自然環境を守るための、佐久市自然環境保全条例などがあります。
 一方で、地球温暖化によって佐久市の豊かな自然や生き物が脅かされている、という問題があります。二酸化炭素による温室効果のため、地球上の平均気温が上昇し、温暖化に適応できない動植物が絶滅するのではないかと、心配されています。現在、温暖化への対策として、世界中で、二酸化炭素をなくす取組、いわゆる、ゼロカーボンへ向けた取組が行われています。この様な中で、ソーラーパネルは、二酸化炭素を減らすために重要な役割を担っていますので、佐久市では、様々な視点から、豊かな自然や生き物を守るために、引き続き取り組んでいきます。

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