寄贈品受納式を行いました

令和5年8月28日 月曜日　午前10時より記念館ロビーにて寄贈品受納式が行われました。

川村吾蔵のブロンズ像『春』
年代　1937年ごろ

吾蔵がニューヨーク在留中に制作したもので、『春』制作過程で何体か作られたもののうちの一つと思われる。
『春』は、現在川村吾蔵記念館に2点収蔵されており、内1点は試作品。もう1点は完成品である。この度寄贈される完成品の『春』を合わせて当館で3体目となる。『春』という作品には、川村吾蔵が離婚と大けがに遭い失意の状況にあったころ、後の夫人となる女性（前野 栞）と出会って得られた希望や喜びの思いを表現したものとされている。

過去に川村吾蔵遺族の故 川村英敏氏（きしや千曲錦初代）から木下 修氏（寄贈者代表）に贈られたもの。
今回、川村吾蔵のご遺族と親交のあった木下 修氏、清水典昭氏、田嶋史朗氏の3者連名により川村吾蔵記念館の発展と佐久市の文化振興に繋げてほしいという思いから寄贈いただきました。　
当館ロビー入り口に展示中です。多くの皆様ご来館ください。
　
　

佐久市川村吾蔵記念館
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