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りょうけん座

更新日:2023年1月9日

星座データ

 正式名…Canis Venatici 略号…CVn 肉眼星数…42個 設定者…へべリウス
 見やすい時期…3月~7月

星座物語

 おおぐま座の尾の上にある三等星コル・カロリを主星とする小さな星座、りょうけん座。星座絵を見るとお隣のうしかい座がその紐を持って操っているように描かれていますが、実はうしかい座と直接の関係はなく、17世紀になって作られた比較的新しい星座で、神話や伝説はありません。この星座を設定したのはポーランドの有名な天文学者ヘベリウスで、絵にある二匹の犬にはアステリオン(輝く星)とカラ(かわいい犬)という名前までつけられていました。

りょうけん座の見つけ方

北斗七星のひしゃくの柄、おおぐま座のしっぽから3等星コル・カロリを見つけ、お隣の星とつなげば出来上がりです。あまり有名ではありませんが見つけるのは簡単な星座です。

りょうけん座の星雲・星団

★二重星コル・カロリ α星コル・カロリは小型の望遠鏡でも楽しめる色違いの美しい二重星として有名です。この名前はラテン語で「チャールズ王の心臓」という意味で、17世紀の天文学者ハレーがイギリスのチャールズ王にちなんで命名したといわれています。

★球状星団M3 りょうけん座のはずれ、うしかい座との境界近くにある大型の球状星団。双眼鏡でも見つかり、中型以上の望遠鏡ですばらしい眺めになります。

★子持ち銀河(M51) おおぐま座との境界近くにある美しく有名な銀河。小さな星座ながら、りょうけん座には他にも多くの見やすい銀河がいくつかあります。

お問い合わせ

社会教育部 文化振興課
電話:文化振興・文化施設係:0267-62-5535  文化財保護・文化財調査係:0267-63-5321
ファックス:文化振興・文化施設係:0267-64-6132  文化財保護・文化財調査係:0267-63-5322

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