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りゅう座

更新日:2023年2月4日

星座データ

正式名…Draco 略号…Dra 肉眼星数…154個 設定者…プトレマイオス 見やすい時期…6月~8月

星座物語

北極星のまわりで長い体を伸ばすりゅう座。この竜は、ギリシア神話の世界の西の果てにあるヘスペリデスの園にある黄金のリンゴに巻きついてリンゴを守っていたとされています。英雄ヘラクレス(→ヘルクレス座)はその12の冒険の11番目の仕事としてこの黄金のリンゴを取ってくることを命じられました。ヘラクレスはまず、この木の世話をしている妖精たちの父である巨人アトラスのもとを訪れます。アトラスは天をその肩に乗せて支えるのが仕事でした。アトラスはヘラクレスの代わりにリンゴを取ってきてやろうといい、その間だけ天をささえていてくれるように頼みます。ヘラクレスはその申し出を受け、しばらくの間天を支えることにしました。アトラスは娘たちの所へ行ってリンゴを取ってきます。アトラスがリンゴを取るとき、竜は眠っていました。帰ってきたアトラスは、また重い天を担ぐのがいやになり、このままリンゴを届けてやろうと言いましたが、そのたくらみに感づいたヘラクレスは、その前にちょっとだけ交代しようと言って再び天をアトラスの肩に乗せ、すきをみてリンゴを奪いそのまま逃げ去ったということです。

りゅう座の見つけ方

まずヘルクレス座を見つけ、その足元あたりにある、竜の頭となる四辺形を見つけます。そこから北極星のあるこぐま座を取り囲むように並んだ星の列をつないでいきます。あまり目立ちませんが、その気になれば意外と見つけやすい星座です。

りゅう座の星雲・星団

★キャッツアイ星雲(NGC6543) ハッブル宇宙望遠鏡の写真で有名な惑星状星雲。明るいので小型の望遠鏡でも見つけられますが、とても小さいので中の様子を見るには大型望遠鏡が必要です。

お問い合わせ

社会教育部 文化振興課
電話:文化振興・文化施設係:0267-62-5535  文化財保護・文化財調査係:0267-63-5321
ファックス:文化振興・文化施設係:0267-64-6132  文化財保護・文化財調査係:0267-63-5322

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