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令和2年成人式を開催しました

更新日:2020年1月6日

令和2年1月3日(金曜)に佐久創造館において、佐久市成人式を執り行いました。今年は平成11年4月2日から平成12年4月1日生まれの方が対象で、795名の新成人の皆様が出席されました。
式典では、新成人代表からこれまでお世話になった皆様への謝辞と、決意や抱負を込めた意見発表が行われました。
また、石巻市立雄勝診療所長兼石巻市包括ケアセンター長の長純一氏による「地域コミュニティの意義と若者が果たす役割~石巻市の災害復興活動から見えたもの~」と題した記念講演が行われ、その後、地区毎に分かれて記念撮影をし、解散となりました。
新成人の皆さんは、地元で就職されている方や故郷を離れ進学されている方など、それぞれの道を歩まれておりますが、心の中に「ふるさと佐久市」をおいて、仕事や学業に邁進していただきたいと思います。

式辞

佐久市長 柳田清二

新成人の皆様。新年明けましておめでとうございます。
本日ご参集の皆様におかれましては、令和二年のスタートの時、輝かしい初春をお迎えのことと、心よりお祝いを申し上げます。
令和という新しい元号が制定されてより、初めての新年であり、この“令和”に込められた「人々が美しく心を寄せ合う中で文化が生まれ育つ」年となることを切に願うものであります。
さて昨年は、「災害が少ない街」であった佐久市にとって台風十九号の襲来により、忘れ得ない年となりました。
10月12日から翌13日までに降った24時間雨量は、内山の初谷で500ミリメートルと観測史上最大雨量となりました。
避難者は最大で3,000人を超え、被害状況につきましては、暫定値でございますが、床上・床下浸水が約千軒、道路・河川など公共土木施設1,095件、農地・水路・林道など農林業用施設3,150箇所、さらには、下水道管理センターが浸水し機能停止になるなど、各河川流域を中心に、甚大な被害を及ぼしました。
今後は、国と県が向こう五年間で行う信濃川水系緊急治水対策に佐久市は、全面協力し、独自の取組みを加えて台風19号の被災原因を全て除去していく考えです。そして、「災害に強い佐久市」を確立していくことを焦眉の急として、全身全霊を傾けて参ります。
さて、本日の成人式にあたり、一人の女性とその方の考え方を紹介させて頂きます。
ご紹介する女性は、渡辺和子さんです。この方は、岡山県にあるノートルダム清心女子大学理事長を務め、平成24年には、幻冬舎から出版された著書「置かれた場所で咲きなさい」は200万部を越えるベストセラーになりました。また、ノーベル平和賞受賞者マザー・テレサが来日された時に通訳をされた方です。
渡辺さんの考える人と人との関係についてご紹介いたします。人と人とは、友人との関係としてイメージして頂いても、恋人との関係をイメージして頂いても良いと思います。
忘れて欲しくないのは、どんなに大切な人であっても、経験がないほど心を寄せる人であったとしても、98%しか信頼してはいけないということです。ならば、残りの2%は不信感を持つべきか・・・というと、そうではなくて、「人間は神様ではないので、完璧にはなれないのです。ですから少なくても、2%は許す余地を残しておきなさい。100%その人を信じてしまったら裏切られたときに許せないでしょ。」という考え方です。
皆さんも信じていた人に思ってもみない対応をされたり、傷付けられることもあると思います。その時に許す心を2%持ち得ていることが、人と人との関係において、一つの解決していく方法になるという示唆であります。
渡辺和子さんは昭和2年生まれ。ご尊父が日本陸軍 渡辺錠太郎 教育総監です。昭和11年、日本近現代史における重大事件が発生しました。二・二六事件です。日本陸軍の皇道派と統制派の対立が激化し、皇道派青年将校が起こしたクーデター事件です。首相官邸をはじめとする国家の中枢を占拠し、高橋是清大蔵大臣らを暗殺した事件です。その暗殺された人の一人が渡辺和子さんの父、渡辺教育総監でした。
その日、早朝、多くの青年将校が、渡辺教育総監の私邸に押し入り、寝込みを襲いました。当時九歳であった渡辺和子さんは、目の前で父親が銃弾に倒れる姿を見たのでした。この凄惨な体験は、渡辺さんの一生を変えていきました。母親に厳しく育てられ、18歳でキリスト教の洗礼を受け、信仰の道を歩みました。
渡辺和子さんの信仰の道は、愛する父親を惨殺した将校達への感情との闘いの人生であったと思います。そして、心の中に、どういった現象に対しても2%の“許す”という余地を残しておくことで、心の開放を図ったのでしょう。
渡辺さんは、その後、父親を殺した青年将校らと、交わりを持つなどしています。彼等も命令されて行った行動であり、許すことが出来たということでした。
一方で、晩年、「青年将校を許すことが出来たとしても、軍の上層部や、その時代を作り出してしまった社会に対しては、許すことは出来ないのではないですか」というインタビューに対して、渡辺さんは「私の中で、それは許すという感情ではないのです。」とお応えになっています。重い言葉だと思います。
これから成人として、社会を構成する中心的立場に皆さんはなっていきます。社会を作り上げていく責任の一部を担うにあたり、間違いのない、後顧に憂いのない選択をしていって頂きたいと思います。
人と人との関係の中で、100%信じてしまうのではなく、98%に留めて、残りの2%は、許す心を皆さまに持って頂きたいと切に願うものです。
令和という時代の中で、これから自らの手で人生を切り拓いていく皆さんの門出の時です。
皆さまお一人お一人の未来が、前途洋々たることをお祈り申し上げ、令和2年佐久市成人式の式辞といたします。

謝辞

高橋聖人さん(臼田地区)

本日は成人という節目を迎える私たちのために、このような盛大な式典を催していただきました栁田市長をはじめ関係の皆様に、心より感謝申し上げます。また、お忙しい中ご臨席いただきましたご来賓の皆様をはじめ、恩師の皆様、本式典にご参加いただきました保護者の方々に厚く御礼申し上げます。
さて、平成から令和に元号が変わったこの節目の年に、私たちは成人を迎えたわけですが、すでに社会に出て働いている者や、進学をして勉学に励んでいる者など、立場は人それぞれです。一人ひとりが自らの行動に責任を持ち、社会の一員として常に向上心を持って更なる飛躍ができるよう努めたいと思っております。
私自身、地元佐久の地を離れ、大学に進学し、勉強に野球部の部活動に明け暮れる毎日を過ごしていますが、そこで感じることは、佐久の自然の豊かさや居心地の良さです。ですが、一番感じるのはやはり両親や地域の方々の存在です。自分の大学の試合に地元の方が応援に来てくださったり、帰省した時に声をかけてくださったりすることが私自身とても嬉しく、力になっています。また、寮生活をしている中で、洗濯や掃除のほか私が不安な時にそばで支えてくれたことなど、今まで当たり前と思ってきたことが当たり前でなくなっていることが数多くあり、両親の存在の大きさを改めて実感し、改めて感謝しなければならないと感じています。私たちを温かく見守ってくださっている皆様のお陰で、私たちはここまで成長できたと思っています。この場をお借りしてお礼申し上げます。これからは、一人前の大人になるためにも、様々な形で恩返しをしていき、社会の一員としても貢献できるように努力してまいります。
結びに、柳田市長をはじめご来賓の皆様、恩師の皆様の温かいお言葉をいただきありがとうございました。一緒に成人を迎えた仲間とともに切磋琢磨し、共に成長していき、一人前の大人になることを誓い、成人代表の謝辞とさせていただきます。

意見発表

「感謝を忘れずに」清水蒼さん(浅間地区)

本日、私たちは成人式という人生の大きな通過点を迎えることができました。
私たちがこうして成人式を迎えられたのは、今まで温かく見守り支えてくれた親をはじめ、色々とご指導してくださった先生方や地域の方々、そして、共に高め合ってきた数多くの友達など、今まで出会ってきた人達の支えがあってこそだと思います。成人式を迎えた今、改めて感謝申し上げます。
今回、私が意見発表という機会を頂き、なにを話そうか考えた時に自分が大切だと思うことをテーマにさせてもらいました。
私には好きな実業家がいます。その人物とはAppleで有名なスティーブ・ジョブズです。きっと皆さんも知っているかと思います。彼の言葉の中に私にとって好きな名言があります。それは「感謝の心が人を育て、感謝の心が自分を磨く。」という言葉です。
この言葉を自分なりに理解してみると、小さい頃から誰かに対して「ありがとう」などと感謝するという心を持つことによって、私たちを今日まで育ててきてくれて、その心が今の私たちをつくっているのではないかと思いました。そして、今まで同様にその感謝の心がこれからの私たちをつくっていってくれるものと思いました。
私は感謝の心というものは、人と人を繋げてくれているものだと感じています。誰かに対して何かをしてあげた時、感謝もされないようなら、してあげた側は嫌な思いをすると思います。そこで感謝の心持つからこそ友情などの繋がりに変わっていくものだと思います。
皆さんも本日の成人式を迎えるまでにたくさん感謝をする場面があったと思います。そして、たくさんの繋がりを築いてきたと思います。少なくとも、私は数え切れないほどありましたし、たくさんの繋がりを築けてきました。
これから先もきっと感謝をする場面というものは数え切れないほどあると思います。なので、私は感謝を忘れることなくこの先も生きていきたいですし、そんな人になりたいです。
最後になりますが、20年間、どんな時も見守り支え続けてくれた両親にはとても感謝しています。
この場を借りて、感謝させて頂きます。本当にありがとうございました。
そして、このような機会を与えて下さった佐久市の方々にも感謝申し上げます。本当にありがとうございました。

「成人になった今」佐藤夏子さん(望月地区)

本日、私達は成人式という人生の節目を迎えました。そして今日は、節目であると同時に、私達が大人として社会に出る門出でもあります。
さて、皆さんは、「成人」とはどのように捉えているのでしょうか。多くの辞書では、「成人とは心身と共に成長して、一人前の人間になること」とあります。一人前の人間になるとは、どういうことでしょうか。
私は現在、静岡県で大学生活を送っています。大学では、工学部の化学バイオ工学科というところに所属しております。私の将来の夢は、生物も活動を利用して人の役に立つようなモノづくりをすることです。具体的には、微生物が代謝を行う際に発生するエネルギーから電気エネルギーに変換する燃料電池を作ることです。このように説明してはいますが、実際のところ、私自身、将来の夢に対する鮮明なイメージは出来ていません。むしろ、不安の方が大きいです。先ほど述べた、一人前の人間とは程遠いのかもしれません。だからこそ、今の一歩一歩を大切にして、前に進んで行こうと思います。そして、自分の夢を鮮明にし、それを実現していきたいと思っています。
今は、自分の夢を実現させるための準備段階として大学に通っています。そして、この大学生活が送れているのは、応援してくれる両親や家族、相談に乗ってくれたり、アドバイスをくれたりする友達がいるからです。
色々な場面で沢山の方々から支えてもらっているので、自分のやりたいことが出来ていると感じます。だからこそ、自分の夢を実現するために、そして一人前の人間に一歩でも近づけるように、今やれることを精一杯頑張ります。

成人式司会アシスタント

草間愛さん(東地区)

司会の中村八恵子氏のアシスタントとして式典の進行をお手伝いいただきました。

成人の主張

成人式当日、成人の皆様から頂いたメッセージを配信します。

配信期間

1月25日から3月31日まで

配信先

外部サイトへリンク 新規ウインドウで開きます。http://www.pr-saku-city.stream.jfit.co.jp/?tpl=play_vod&contentunit_id=134(外部サイト)

お問い合わせ

社会教育部 中央公民館
電話:0267-66-0551
ファックス:0267-66-0553

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