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SAKU農水産物インフォメーション【5月】~地産地消~

更新日:2020年6月9日

SAKU農水産物インフォメーション 5月号更新です!
今回はおまけもありますよ!
出荷の始まっているものもありますので、販売情報もぜひチェックしてください!

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佐久市では多くの種類の野菜や果物などの農産物が生産されていて、季節ごとに旬のものがたくさん並びます。
高い晴天率や朝晩の寒暖差、高地による冷涼な気候により、佐久市産の農産物は各地で高い評価を得ています。
そんな全国に誇る佐久市産の農産物の「野菜」「果樹」「水稲」「水産」について、いくつかの品目をピックアップして生育状況などを掲載していきたいと思います!
旬の時期になりましたら、販売情報も掲載いたしますので、ぜひチェックしていただき、佐久市産の農水産物をお買い求めください!

項目メイン品目
野菜葉物野菜(レタス・キャベツ等)・ミニトマト・ズッキーニ
果樹りんご(シナノスイート)・プルーン(サンプルーン)
水稲
水産水田フナ

野菜

レタス

シャキシャキとした歯ごたえとさわやかな風味が魅力の「レタス」。サラダなどの生食には欠かせません!
レタスは結球する玉レタスやリーフレタスなど様々な種類がある野菜です。涼しい場所での栽培が適しているため、冷涼な気候の佐久市はうってつけですね。
生育がよく、初心者でも育てやすいそうです。ちなみにレタスはキク科です。知らなかった…。

平地のレタスもどんどん大きくなっています

5月22日に平地のレタス農家さんの畑へ伺いました。
4月下旬に植えつけたレタスがだいぶ大きくなっていました!

上から見ると中心が少しくるくると巻き始めているのがわかりますね。
これからさらに巻いていき、私たちがよく知る球の形になっていきます。

こちらは出荷直前のレタスたち。丸くてツヤがありおいしそう!

レタスの苗が植わっている畑の写真
来月にはこちらも出荷になる予定!

キャベツ

生食だけでなく、煮る・炒めるとどんな調理にでも対応するキャベツ。
アブラナ科のため、放っておくと菜の花のような花が咲きます。
暑さに弱く、冷涼な気候を好みます。こちらも佐久市にぴったりですね。
キャベツには様々な栄養素が含まれていますが、ビタミンU(キャベジン)と呼ばれるキャベツから発見されたキャベツ特有の健康成分もあるんですよ!

植え付けが始まりました

5月15日にキャベツ農家さんの畑に伺いました。
こちらがキャベツの苗です。レタスよりも緑が薄く白っぽいですね。(4月号を参照してください!)

植え付けに使うのがこの機械です。しかも自動!植え付けながら勝手に前に進んでいました。
キャベツはマルチを張っていませんでした。土寄せをするのと根がしっかり張るので、収穫後が大変とのことでした。

機械の後ろをついていき、機械がうまくつかめなかったり、小さい苗だったりするとすぐに手直しをします。素早い!
カラカラの日が長く続くようなら水やりをするそうですが、そうでなければ水やりは基本的にしないそうです。
球になるのは1ヵ月ほど先とのこと。丸くなる不思議…。

キャベツの苗のアップの写真
25センチほどの間隔でずらーっと並んでます。

ズッキーニ

長野県はズッキーニの生産が全国トップ!そして佐久市は長野県でナンバー2!
見た目はキュウリのようで、味はナスのような…。でも実はカボチャの仲間なんです!ペポカボチャの一種です!
生食には不向きですが、イタリアではおなじみの野菜です。
ズッキーニってイタリア語で「小さなカボチャ」って意味なんですって。

植え付けが始まっています

5月22日にズッキーニ農家さんの畑へお伺いしました。
マルチが光って見えにくいですが、ズッキーニの苗が植え付けられています!
ズッキーニはツルは伸びませんが、横に大きく広がるため、株間はほかの野菜よりも広く取ります。畝の幅も広くて、全体的に広々していますね。

こちらがズッキーニの苗です。農家さんも「かぼちゃにそっくり。今の状態じゃあ自分もかぼちゃと見分けがつかないよ」と。
ちなみにズッキーニの種はかぼちゃの種とそっくりです!さすがかぼちゃの仲間…。

こちらは種の比較です。形や大きさはよく似ていますね!
殺菌処理をしているため、種に色がついています。普段の種は白っぽいですよ。

苗を植え付ける前にも消毒をしたり、水をまいたりと忙しくされていました。

一つ一つ手作業で植え付けを行います。
消毒などを行う以外はほとんどこのままのようです。
農家さんいわく「とても育てやすい野菜」とのことです。家庭菜園でも十分可能だそうですよ!

こちらは10日前に植えたズッキーニです。本葉が2本ほど生えていますね!
このまま成長するのを待ちます…。

ズッキーニの苗がポットに入っている写真
霜にはとても弱いので、要注意!

果樹

りんご(シナノスイート)

果物といえば「りんご」を思い浮かべる方も多いのではないでしょうか。
赤くて丸いかわいらしい姿に、食べれば酸味と甘味、そしてしゃりしゃりの食感!あぁ、食べたくなる…。
品種も多様にあり、最近でもどんどん新しい品種が誕生しています。
その中でも「シナノスイート」は長野県を代表する品種です。

開花しました

5月7日にりんご農家さんの畑へお伺いしました。
暖かい日が続き、枝だけだったりんごの木には白い花がたくさん咲いています!
りんごはどの品種も大体同じ時期に花が咲くので、あたり一面りんごの花だらけ。りんごの花のいい香りがしていました。

先月もご紹介したとおり、中心にある「中心花」と放射状に周りに咲く「側花」が一つのかたまりで咲いています。
花は3センチから5センチほどあり、思ったより大きくて驚きました!

よく見ると写真のように、「中心花」が散ってしまっているかたまりがあちこちに。
中心花は最初に咲くため、散ってしまうのも最初なのだそう。農家さんからいうと中心花が8分咲のときが「満開」というとのこと!なので、今はもう満開を過ぎて「落花」のようです。
側花のほうがたくさんあるので、今が満開に見えてしまいますね…。

一斉に咲くりんごですが、もちろんばらつきもあります。
生育に影響するので、今咲いていない蕾は取ってしまいます。もったいないと思ってしまいますが、大事な作業です。
ほかにも寒さにやられてしまったものなども取り除いていきます。

シナノスイートの花とハチの写真
受粉はハチにお任せ!これから雨や寒さに注意だそうです。

プルーン(サンプルーン)

佐久市の特産「プルーン」!もちろん生で食べます!なめらかな食感とみずみずしさがたまりません。
多様な品種があり、味も大きさもさまざま!甘味と酸味のバランスは好みがわかれるところかと思います…。
出荷の時期もさまざまなので、ぜひ食べ比べを!
一番有名な品種は「サンプルーン」ですね。

開花しました

5月7日にプルーン農家さんの畑に伺いました。
一番開花の遅いサンプルーンも開花をしました!そして、取材出遅れました!涙
暖かい日が続いたため一気に開花したそうです。気を抜いてました…。

かたまりで花が咲くことが多いプルーンですが、サンプルーンはポツリポツリと花が咲きます。
また自家結実性(1本の木の中で受粉できる)が高いので、鉢植えでも栽培することが可能だとか!
鉢植えで果樹とはなかなか夢がありますね。

サンプルーンの木の写真
葉も青々として元気そうです!

水稲

お米

私たちの主食といえば「お米」ですね。
水稲は日本で一番行われている農業ではないでしょうか。日本のお米の自給率はなんと97パーセント!
田植えや稲刈りを経験したことがある方もたくさんいらっしゃると思います。
お米は品種だけでなく、育った地域のブランドなどもあり、種類は数え切れないほどです。

田植えが始まっています!

5月18日に米農家さんの水田にお伺いしました。
皆様もご存じのとおり、田植えが始まっています!
あちこちの水田で田植えの作業をされている農家さんを見かけますね。

トラックには稲の苗がたくさん積んであります!
先月の伏せこみ時に小さかった苗も立派になりました。
田植え機に乗せられて、田んぼに植えられます。

起こしてぼこぼこの田んぼをローラーでならしてから苗をカニのような爪で束からとって植えつけます。
こんなに間近で見るのは初めてでした。
横についてる小さな輪は次の通りのガイドとするための印をつけています!

水田に稲が植わっている写真
これからぐんぐん成長する予定です

水産

水田フナ

佐久市の秋の風物詩といえば「水田フナ」ですね!
古くから水田で養殖されてきたフナですが、佐久市では水田養殖用に改良をした「改良ブナ」を養殖しています。
お腹が真ん丸なのが特徴です!
販売方法も特徴的で、生きたまま水と酸素の入った袋で売っています。初めて見る人はびっくりしますよね。

水田でも産卵の準備をしています

フナの飼育のための水田の準備が始まっています。冬に土づくりをした水田に水を張っていきます。フナを飼育する水田は一般的な水田よりも深めです。
畦シートなどで畔を高くして深さを出すこともあります。
またこちらの農家さんの水田は稲はあまり植えずに水田を池のように使用するスタイルです。

フナの水田の特徴はほかにも「額縁水田」といって、田んぼの周囲を50センチから1メートルほど空ける方法もあります。
ふちを空けるのは、えさ場としてフナの様子を観察するためです。
ふちに稲が植わっていない田んぼを見たら「フナを飼っているのかな?」なんて考えてみてください。

こちらの水田には産卵池があります。その名のとおり親ブナが産卵をする場所です。
産卵池の中には産卵用の水草やヒノキの葉が入っており、そこにフナは産卵します。
産卵後は卵のついた水草や葉を水田に移してふ化させます。
本日(5月28日)の午前中に親ブナを入れたので、明日の午前中には産卵する予定です!

親ブナの配布がありました

5月21日に長野県水産試験場佐久支場にて親ブナの配布がありました。
水田フナは親ブナに卵を産ませるところから始めます。
産卵後は約3か月間水田で大事に大事に育てて、出荷します!
皆さん自前で箱やバケツを持って受け取りに来ます。

量が多い方は、測ってから荷台にある容器に直接入れます。
ぴちぴちと元気に跳ねていました!
配布しているのは満2歳のフナたちです。

フナが箱に入っている写真
この箱に入ってると雰囲気ありますね。たっぷり!

おまけ

じゃがいも

「男爵」や「メークイン」などの品種が有名なじゃがいも。学校などでも育てられることが多いですし、ポテトチップスやフライドポテトとしてもなじみがありますね。
実はじゃがいもは「ナス目ナス科」!トマトやピーマンの仲間なのです。ちなみにサツマイモはナス目ヒルガオ科です。ナスとは兄弟、サツマイモとは遠い親戚という感じ。
そして私たちが食べているじゃがいもは植物の「茎」の部分!サツマイモは根の部分を食べています。ここも違うのですね…。

種イモを植え付けました

4月30日にじゃがいもの植え付けを行いました。
5センチから6センチほど掘ったところに30センチ間隔で種イモを置いていきます。
作業姿が様になっていますね!(農政課職員です)

並べた種イモの間に肥料をまいていきます。

種イモの上から土をかぶせて、軽く上から踏んで植え付け作業終了です。
こちらは不慣れな感じが出てますね…。(農政課職員です)
じゃがいもは乾燥状態でも大丈夫なので、植え付けてからの水やりは基本的にしなくてよいそう。
このまま芽が出るのを待ちます。

種イモの写真
じゃがいもの色によって芽の色が違いました。おもしろい!

販売情報(5月27日)

各販売所ではレタスの販売が始まっています。
売り場には佐久市産朝採れのみずみずしいレタスがたくさん並んでおります!
だんだん暑い日が増えてきました。レタスには体を冷やす作用があるので、暑い日にはさっぱりと召し上がってみてはいかがでしょう?
また寒くなってきたらスープなどにして体を温めるのもいいですね。
ぜひお買い求めください!(3密にはご注意ください。)

販売店名 住所 電話番号 店舗写真
JAファーム さわやかグリーンセンター 佐久市猿久保27-1 0267-66-3300

JAファームの写真


道の駅 ヘルシーテラス佐久南 佐久市伴野7-1 0267-78-3383

ヘルシーテラスの写真


しらかば店 望月の里(JAしらかば店生産直売所) 佐久市協和2356-1 0267-51-1177

JAしらかば店の写真


そのほかの販売所の情報については、下記リンクの「マルシェ・佐久」の中の「地産地消の店」をご覧ください!
新規ウインドウで開きます。マルシェ・佐久 ホームページ

お問い合わせ

経済部 農政課
電話:0267-62-3203
ファックス:0267-62-2269

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