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SAKUフラワーインフォメーション【12月】~おうちに花を飾りましょう~

更新日:2021年2月25日

フラワーインフォメーション、12月号更新です!
すっかり冬になりましたね!寒さが体にグッときますが、体調には気を付けてください。
こんな寒い時期ですが、花き農家さんはやることがたくさんあります!来年の出荷に向けた作戦があるのです…!
直売所でも少しお花が販売されています!色味が減るこの時期、お花を飾って心に彩を添えませんか?
 
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佐久市内では多くの花きが生産されています。キクやカーネーションやトルコギキョウなど、お店でよく見かけるものが多く、みなさんにもなじみがあるのではないでしょうか。お店に並んでいる期間も長く、色や種類も多いこれらの花きですが…
切り花をお店で購入することはあっても、畑で育っている姿を見ることってあまりないと思いませんか?
ということで!農家さんの畑にお邪魔して実際に栽培している様子を取材したいと思います!
4月から掲載を開始しますので、植え付けから…とはいかないのですが、月に一度のペースで一年間更新していく予定です。
ぜひご覧いただき、佐久市産の花きについて知っていただけたら幸いです。

トルコギキョウ

トルコギキョウは初夏から秋にかけて咲くフリルの美しい、多彩な花色のある花きです。華やかな雰囲気から人気が高く、長野県は全国一の産地です。
名前から「トルコのキキョウ科の花」と思いがちですが、実は原産国は「北アメリカ」で「リンドウ科」なのです。名前のイメージと全く違いますね。トルコの名がついた理由には諸説あるようです。
日本に導入された当初は、紫色の一重の原種だったそうです。品種改良を重ねたことで、今のように色とりどりで八重咲きのものができました。
「ユーストマ(学名:Eustoma grandiflorum)」や「リシアンサス」とも呼ばれています。通っぽいですね。

2月までお休みです!

カーネーション

「母の日」といえば「カーネーション」というくらい、私たちにはなじみの深いカーネーション。
長野県は全国シェアナンバー1です!
1本に一輪咲く「スタンダード」と、1本に複数花が咲く「スプレー」があります。スタンダードは花が大きく存在感があり、スプレーになると少し小ぶりになりますが、複数咲いていて華やかです。
花持ちがよく、比較的長く楽しむことができるので、おうちでも手軽に飾れるお花です。

植え付け開始です!

12月14日にカーネーション農家さんのハウスに伺いました。
ついこの間片付けをしていたと思ったら、もうベッドの支度ができ、植え付けの準備が整っています!早い…。

トンネルをかけるための支柱の準備もばっちり。
ベッドの上にはよく見ると倒伏防止用のネットが2重に用意されています。

こちらがカーネーションの苗です。
他のものに比べて大きく見えます。(成長した苗を買ってるから大きいだけなのですが。)

あとはひたすら植えつけます!
この長ーいベッド一つで400本ほど植え付けるそうです。多い!
植えつけた後はかん水(水やり)して、トンネルをかけます。一連の作業を一気に行うため、時間を逆算して作業を進めていきます。
これも来年の春に無事に出荷するため!一つ一つ丁寧に植え付けていきます。

カーネーションの苗の写真
大きくなってね!

キク

キクは「伝統的な日本の花」という印象がありますが、実は原産は中国です。美しい見た目から高貴な人々に愛されてきたキクも江戸時代ごろから庶民にも普及し、品種改良が進められました。
日本で作られた品種を「和菊」、ヨーロッパで作られた品種を「洋菊」と呼んでいます。
仏花のイメージの強いキクですが、多様な洋菊の登場により様々な場面で利用されるようになりました!
また1本の菊から多数の花を咲かせる高い技術を必要とする「多輪咲」というものもあり、アートとして注目されています。

取材中…しばらくお待ちください…

おまけ

トルコギキョウ、カーネーション、キクの農家さんにお話を伺いましたが、それ以外の花きについてもお話を伺うことができたものを紹介します!

アルストロメリア

エキゾチックな雰囲気漂う「アルストロメリア」。和名は「ユリズイセン」です。
花びらの斑点を「スポット」と呼びますが、お好みでない方用に、スポットレスの品種もあります。もうほとんど見た目はユリかスイセン。
生産量は長野県が日本一!県内では佐久市もおもな産地の一つです。
実はアルストロメリアの葉はなぜか生え際からぐるりと180度回転していて、私たちが見ているのは葉の「裏側」なのです。
なんだかおなかを見せるワンちゃんみたい!

12月14日にアルストロメリア農家さんのハウスにお伺いしました。
こんな冬なのに?ハウスには緑がたくさん!久しぶりの緑にテンション上がりますね。

すでに高さは1メートルほどありました。長い!
長野県ではアルストロメリアはハウスで栽培され、秋から春にかけて出荷を行います。
寒くなりすぎないようにハウス内では暖房をたくこともあるんです。

ところで皆さんはアルストロメリアの根元って見たことありますか?
実はこんな風に球根(根茎)からたくさん生えているんですよ!びっくりでした。
この株を数年利用して栽培をするそうです。一株から1シーズンで200本ほど切れるとのこと!すごい!
一株から常時20本ほど出ている状態にしているそうです。

たくさんある中から出荷規格に見合うものを選んで、収穫します。
株を弱らせないように数を調節しながら出荷を行っているそうです。
時にはいい感じの花も切らずにおくことも…難しいですね。
ちなみに出荷をしない夏も株が弱らないように葉が出ているそうです。花が咲いてしまうと株の養分を取られてしまうため、その管理もするとのことでした。
1年通して管理がとても大変そうです…。

茎がとても長いので、引き抜くときは大変そうです。
株や茎がしっかりしているものはブチッと引き抜いて収穫することもできるとか。
株ごと抜けてしまわないかと見ていてドキドキしました…。

引き抜いた後は長さを切りそろえます。
この後、箱詰めされて無事出荷となります。

メリアのつぼみのアップ写真
これからが旬です!ぜひご購入を!

販売情報(12月15日)

アルストロメリアが並び始めました!カラーも明るいものが多く、1本の茎からたくさんの花が咲いているので、とても華やかですね。
花持ちもとても良いので、お部屋に飾ってみてはいかがでしょう。

大掃除をしてピカピカになったお部屋にお花を置くだけでなんだか気持ちまでリッチな気分に…。このチャンスにぜひ味わってみては?

店舗名 住所 電話番号 店舗写真
JAファーム さわやかグリーンセンター 佐久市猿久保27-1 0267-66-3300

道の駅 ヘルシーテラス佐久南 佐久市伴野7-1 0267-78-3383


お問い合わせ

経済部 農政課
電話:0267-62-3203
ファックス:0267-62-2269

お問い合わせはこちらから

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