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月替わりコレクション紹介・神津港人《夏(百合花)》(7月31日まで)

更新日:2022年7月1日

月替わりでコレクション(当館の収蔵作品)を紹介します。

7月です。標高約700メートルの高地にある佐久市でも、梅雨明けから例年にない暑さが続いています。ご来館の際は熱中症にお気を付けください。

さて、今月紹介する作品は、神津港人《夏(百合花)》です。

※2022年7月31日(日曜)までの限定公開です。
※画像の転載は禁止します。

神津港人(こうづこうじん)《夏(百合花)》

基本情報

作者名:神津港人
生没年:1889-1978
制作年:1929
材質・技法:カンヴァス、油彩
寸法(cm):77.0×85.0

解説

 神津港人は、北佐久郡志賀村(現・佐久市志賀)出身の洋画家です。小さな頃から絵を描くのが好きで、16歳の頃に丸山晩霞の指導を受けるために小県郡禰津村(現・東御市祢津)までの長い距離を歩いて通ったというエピソードが残っています。

 1912(明治45)年に東京美術学校西洋画科を優秀な成績で卒業し、1920(大正9)年には農商務省の海外実業練習生としてイギリスへ留学しました。帰国後は、東京美術学校西洋画科での同級生である齋藤素巌(さいとうそがん)の誘いを受けて、彫刻を中心とする美術団体「構造社」の絵画部で作品を発表するようになります。

 構造社は1926(大正15)年に、齋藤素巌と日名子実三(ひなごじつぞう)の2名の彫刻家によって設立されました。帝展への不満から生まれた構造社は、当時の日本の彫刻教育では重要視されていなかったモニュメント(記念碑)やレリーフ(浮彫)を積極的に発表し、さらには彫刻と社会との関わりに着目した活動も展開しました。その代表的な試みが、建築と彫刻との調和を企図して複数の会員の作品によって構成された「綜合試作」です。

 第3回展で発表された綜合試作には、神津の本作品と、対になる構図の《夏(いんこ鳥)》の2点も含まれる予定でしたが、それでは全体の調子が悪くなるとの意見が多く、取りやめになってしまいました。

 現在、《夏(いんこ鳥)》は長野県立美術館が所蔵しており、2点が揃って展示されるのは「新規ウインドウで開きます。長野県立美術館交流名品展 佐久からひろがる 信州の近現代美術」が久しぶりの機会となります。

展示情報

5月9日(月曜)から7月15日(金曜)まで、外壁タイル改修工事等のため当館は休館いたします。
神津港人《夏(百合花)》は、7月16日(土曜)から8月28日(日曜)まで「新規ウインドウで開きます。長野県立美術館交流名品展 佐久からひろがる 信州の近現代美術」で展示されます。
対になる作品《夏(いんこ鳥)》との、神津の故郷・佐久での再会をお見逃しなく!

本文ここまで

佐久市立近代美術館 油井一二記念館

〒385-0011
長野県佐久市猿久保35番地5
電話:0267-67-1055
ファックス:0267-67-1068
お問い合わせはこちら
アクセス方法
アクセスマップ

休館日

毎週月曜日(休日の場合は開館)
展示替え期間(不定期)
年末年始期間(12月29日~1月3日)
ほか臨時休館することがあります。

開館時間

午前9時30分~午後5時

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