更新日:2017年7月27日
平成29年7月23日(日曜)、佐久市立近代美術館では、ミュージアムコンサート~心を豊かにする音楽への招待~ヴァージナルのしらべを開催しました。
午前11時からと午後2時からの2公演とも満席となり、延べ約200名の方が、上薗未佳(うえそのみか)さんによるヴァージナルの演奏を鑑賞しました。
ヴァージナルはチェンバロの仲間で、撥弦楽器(はつげんがっき・鍵盤などで弦を弾いて音を出す楽器)に分類されます。
16世紀から18世紀にかけてヨーロッパでよく製作された楽器ですが、今回上薗さんが演奏したヴァージナルは日本製。神社を取り壊す際に出た、古い木材から作られたのだそうです。
演奏の合間には、エル・グレコ《受胎告知》(プラド美術館蔵)の画面上部にヴァージナルを弾く天使が描かれていることなど、美術に関するお話を交えながら、楽器・楽曲についてわかりやすく解説していただきました。
また、開催中の特別企画展「美術館に行こう! ディック・ブルーナに学ぶモダン・アートの楽しみ方」に関連して、ブルーナさんと同じオランダ出身の作曲家・スウェーリンクの楽曲も演奏されました。
コンサート終了後は、上薗さんのご厚意により、ヴァージナルを間近で見せていただきました。
見慣れない楽器のしくみに、皆さん興味津々。
「購入できますか?」と質問された方もいらっしゃいました。
上薗さん、素敵なひとときをありがとうございました!
日時:平成29年7月30日(日曜) 午前11時から/午後2時30分から
参加費:無料(当日有効の観覧券が必要です)
定員:各回先着30組
参加方法:
当日有効な観覧券をお持ちの上、受付で整理券を受け取ってください。
整理券は各回開始時刻の60分前から配布します。
記念撮影をご希望の方はカメラをお持ちください。
日時:平成29年8月11日(金・祝) 午前10時から/午後2時から
講師:ちょ~~紙造形作家ウスイリョウ(岩村田高校教諭・RVP代表)
※好評につき、応募受付は終了しました※
毎週月曜日(休日の場合は開館)
展示替え期間(不定期)
年末年始期間(12月29日~1月3日)
ほか臨時休館することがあります。
午前9時30分~午後5時