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「跡部の踊り念仏が無形文化遺産に登録」「水資源保全全国自治体連絡会について」その他(11月9日)

更新日:2023年3月30日

  • アナウンサー

 最近、11月2日の信濃毎日新聞に佐久市跡部の踊り念仏が無形文化遺産に登録されたという話題が載りました。

  • 市長

 ユネスコ無形文化遺産ということで、最終的には12月28日からの会議で正式決定するようですが、ユネスコという国際機関において跡部の踊り念仏が無形文化遺産となることは、大変誇らしく嬉しいことだと思います。跡部の皆さんがずっと伝承されてきた文化ですので、それが認められたことは佐久市としてもしっかり応援していきたいと思っております。

  • アナウンサー

 また、これからのイベントですと今週の金曜日には、佐久平交流センターで2022ルート日本海太平洋シンポジウムが開催されます。

  • 市長

 ルート日本海太平洋シンポジウムというのは、上越市、佐久市、北杜市、南アルプス市、静岡市、この5つの市で中部日本横断道を1日も早く全線開通していきましょうということを行う大会ですが、一般の方もご参加いただけます。13時10分からオープニングということで、佐久平交流センターの方に足を向けていただけたら嬉しく思います。

  • アナウンサー

 こちらが開通すると静岡県まで行くのが簡単になりそうです。

  • 市長

 静岡は貿易港としても整っていますし、今はコロナで少し止まっていますが、豪華客船がたくさん入ってくる構えを見せています。そういう意味では、全線開通すると一変すると思います。八千穂高原から長坂までのルートが今年にも決定が待たれているという機運を高めていきたいというシンポジウムです。

  • アナウンサー

 一般の方もご参加いただけるということです。
 また、20日の日曜日には人権男女共生フェスティバルが佐久市コスモホールで開催されます。

  • 市長

 木村花さんがSNSでの誹謗中傷によって、自ら命を絶たれたのは2年前になります。同じ女子プロレスラーでいらっしゃるお母さんの木村響子さんが「RememberHANA (リメンバーハナ)」というNPO法人を立ち上げて講演会活動をしています。佐久地方では初めてお話を伺う機会で、11月20日に行われます。開場は12時30分なのですが事前申し込みが必要です。佐久市のホームページから申し込んでいただいても結構ですし、「佐久市 木村花」で検索していただいても出てきますので、そちらのフォームに従ってお申し込みしていただきたいと思います。
 自ら命を絶たれたことはかなりショッキングな出来事でした。

  • アナウンサー

 強く記憶に残っています。

  • 市長

 多くの方がSNSに触れていますので、炎上している様子を見ることってあると思います。そういうトラブルのなかで人が命を落としてしまうことがあるというのは、自分が加害者にも被害者にもなる可能性があるということです。そのことについて、木村響子さんのお話を聞ける大変貴重な機会だと思いますので、ぜひ若い方、中高生の皆さんもお父さんお母さんと一緒に聞いていただきたいと思います。

  • アナウンサー

 次は、水資源保全全国自治体連絡会が愛媛県の西条市で開かれたことについて伺います。

  • 市長

 2つ大会がありまして、1つが水資源保全全国自治体連絡会、もう1つが無電柱化を推進する市区町村長の会です。どちらも私が会長をやらせていただいているのですが、両方の大会を四国で開くということで水資源の方が愛媛県西条市、無電柱化の勉強会を愛媛県松山市で行ってきました。
 佐久市は99%が地下水か湧水です。地下水と湧水の違いですが、湧水は自噴できます。地下に水があってこれを汲み上げるのが地下水という表現で、地下水の一部であるのですが湧水というのは、湧き出ているものです。99%が地下水か湧水というのは全国的には珍しいです。川の水をきれいにして飲んでいるというところも多いのですが、西条市はさらにすごくて、町の半分くらいは全て井戸水です。つまり水道料金がゼロということで、驚きましたね。下水はどうなっているかというと、一律に定額で決まっていて1人につきいくらという方法でやっているそうです。普通は水道水を使った量だけ下水も使っているはずなので、水道水を使った量に比例して下水道料金を決定していますが、西条市には先ほど申し上げたような特徴があるのだそうです。基本的には地下水というものは、土地さえ持っていれば土地の所有権というのは上空にも地下にも及びます。空の彼方まで自分のものだし、理屈の上で言えば地球の裏側まで自分のものです。ということはそこにあるものまで自分のものです。それは石ころだったり石炭だったり、あるいはダイヤモンドだったり、それらは動かないものなのでいいのですが地下水は繋がっていますので、自分のところで大量に水を汲み上げてしまうと横の土地の井戸水に影響が出てしまいます。今、高いと言ってもハイオクガソリンは200円しませんよね。しかし500ミリリットルのペットボトルが100円くらい、1リットルで200円くらいになるとすると末端価格でいうと水とハイオクガソリンでは水の方が高いです。そうなったときに水不足の国が日本に来て、大量の水を汲み上げることは本当にないですか?というのはわからないですよね。こういったところをしっかり考えていきましょうということと、無電柱化を災害の部分もそうですし、景観をきれいにする上でも全国的に運動を進めていきましょうということで、この2つの勉強会を四国で開いてきました。
 最近、佐久平駅南のところで大きく街が拡がりました。あの辺りの主要な道路は無電柱化にしています。

  • アナウンサー

 言われてみると確かに電柱がなくてきれいですね。

  • 市長

 佐久平駅南のところは地中埋設という、道路のなかにボックスがあって、そのなかに通信や電気が入っています。他にも裏配線といって、道の裏側に電柱を置いて表道路には電柱が見えないようにしておくというのも無電柱化の方法ですし、軒下に這わせて電柱をなくす方法もありまして、これは金沢市などが積極的にやっている方法です。いずれの方法でもいいのですが、電柱をなくしていきましょうということで、制度や国からの支援、あるいは電力会社の負担の仕方というものも変わってきましたので勉強会を開いたということです。

  • アナウンサー

 これから冬にかけて年末になりますけども、最後にメッセージをお願いいたします。

  • 市長

 今日の信濃毎日新聞にも出ていましたが、新型コロナウイルス感染症は第8波に入ったという認識でいた方がいいと思います。病床使用率も高いのですが、病床使用率が高くなると救急車の搬送困難事例が多くなってきます。佐久市内でも大変に混み合っている状況で受け入れられないということが増えてきています。コロナだけの問題ではなく、病院と市民の関係も少し緊迫している状況です。コロナで運ばれなくても、何かケガをしたり倒れたりして搬送するときも病院側がコロナを原因として、救急車を受け入れることができないケースは多くなってきています。そういう意味ではぜひ気をつけていだたきたいと思います。コロナだけでなく、病院への通い方を考えていただいてもいいと思います。

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