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「水資源保全全国自治体連絡会について」「SAKU BLOOMイルミネーション 2016」その他(11月8日)

更新日:2017年5月8日

  • アナウンサー

 「佐久市からのお知らせ」この時間は、栁田清二佐久市長です。
 よろしくお願い致します。

  • 市長

 よろしくお願い致します。

  • アナウンサー

 今日は、だいぶ寒さが緩んだような感じですね。

  • 市長

 そうですね。11月に入って秋が深まり、いい季節ではないでしょうか。

  • アナウンサー

 市長、クイーンズスクエア横浜でのイベントお疲れさまでした。

  • 市長

 ありがとうございました。
 大勢の皆さんにお集り頂きまして、楽しいイベントになりました。

  • アナウンサー

 FMさくだいらや全国のFMで放送されるということです。放送日は11月19日の土曜日、午後8時からです。FMさくだいらをはじめ全国のコミュニティFM78局でオンエアされます。是非、カノンさんの「Sound of Oasis」こちらの方も聞いてください。

  • 市長

 今回は、平松愛理さんがゲスト出演され、ミリオンヒット曲「部屋とYシャツと私」を歌って下さったり、ALLaNHiLLZ(アランヒルズ)や中込出身のタレント小林アナさんが参加してくださいました。

  • アナウンサー

 平松愛理さんというと、市長の世代にとっては思い出深い曲ではないですか。

  • 市長

 そうですね。

  • アナウンサー

 ドキドキするような曲ですよね。会場が湧いたと思います。是非、放送でも楽しんで頂きたいと思います。市長、今日もよろしくお願い致します。

  • 市長

 よろしくお願い致します。

  • アナウンサー

 今日は「水資源保全全国自治体連絡会」について、市長よろしくお願い致します。

  • 市長

 これは、私が会長を務めさせて頂いている地下水についての連絡会です。
 日本の財産権では、土地を持っていれば、星の彼方・地球の裏側までその人のものという考え方です。そうなると、土地を持っていれば、その地下から生み出される石炭も、金も、ダイヤも宝物も、みんなその人のものになります。地下水も同じ取扱いになってしまいますが、地下水というのは、繋がっていますので、一ヶ所でたくさんの水を取水すると、他の水源に影響を与えることになります。この佐久地域においても、外国資本が水源の確保の為に土地を購入するということがありました。そこで、こういったものに歯止めをかけなければいけないということで、北海道のニセコの片山町長さんと一緒に研究をしながら、全国展開をして行こうということで始まりました。
 誤解がないようにお話をすると、中国の日本買いという話になりますけれども、中国だからいけないというのではなく、他の国でも、国内の一個人や、一企業によって行われる行為としてもだめですよということです。
 佐久平の水というのは、降った雨が19年から24年かけて湧き出ていると言われています。地域全体の財産でありますので、そういったものを一個人、一法人によって独占されてしまうという事に問題があるという事です。これは国籍の問題とは違い、地下水の利用の仕方ということです。今回は、148団体による大会が熊本でありました。その中で、「熊本提唱」という形で提案をしてきました。熊本市は、100%地下水です。佐久もそうですが、100%地下水ですと、地震の時に濁ってしまいます。地下水に依存しているからではありませんが、大きい地震の時には、その地下にある水道管が破壊されます。そうすると、大きな地震の時には、水が常に不足する訳です。物資が届き始めて1週間くらい経つと、大変な量の水が届きますが、地震が発生してからの3・4日間というのは、食糧もなければ、水もないという状況になります。
 今回、この連絡会におきましては、SOSが出なくても水に関しては常に困窮状態になりますので、要請を待たずにプッシュ型支援を行うということを合意した会議です。

  • アナウンサー

 本当に熊本地震の時には、栁田市長はじめ佐久市としても、支援がすごく早かった印象がありますけれど。

  • 市長

 そうですね。

  • アナウンサー

 この、「水資源保全全国自治体連絡会」で繋がっているというのもありますね。

  • 市長

 そうですね。
 個人的にメールを見たり、電話のやり取りができましたので、そういう状況を掴むことができましたけれども、どの災害にも対応して行く為には、全体としての合意を取り付けておくことが必要だと思います。

  • アナウンサー

 今年の4月に発生した熊本地震について報道の数が、全国紙などを見ても、少なくなってきていますけれど、市長から見て今の印象はいかがですか。

  • 市長

 13,000世帯の被災規模だそうです。すごい数だと思いますが、目に見えているものよりも傷痕は深いと思いました。
 飛行機で参りましたけれども、熊本周辺を上空から見ると、ブルーシートがかかっている家がかなり明確にわかり、厳しい状況だなと思いました。熊本行ったことありますか。

  • アナウンサー

 熊本はないですね。

  • 市長

 水前寺公園という湧水によってもたらされている池がありますが、全部枯れてしまいました。地震が起きると水脈が移動してしまったり、圧迫されてしまい、出ていないところから出てしまったり、今まで出ていたところから出なくなったりします。水前寺公園は、加藤清正が造った、細川家が造ったと言われますけれども、その水前寺公園において水が枯れてしまったことは、大変大きなショックでありました。今はほぼ水が戻ってきている状況ですので、自然の回復力、復元力は大きいものですね。

  • アナウンサー

 地震の影響なども垣間見ながら、水で繋がる交流ということですね。
 11月1日・2日、熊本市で開催されました「水資源保全全国自治体連絡会」について、市長からお話しを頂いている訳ですが、今後大きな意味が持たれる提唱になったようですね。

  • 市長

 そうですね。日本は、人口減少社会ということですが、アジアでもだんだん高齢化が、進んでくる傾向にあります。しかし、全世界的に見ると人口爆発がこれから起きてくるということですので、そういう意味では、食糧や水の確保というのは、極めて重要であります。よく食糧安全保障ということを言いますけれども、水に関してもきちんとした備えと守りというものを行わなければいけないということです。

  • アナウンサー

 「水資源保全全国自治体連絡会」会長を務められているのが、栁田市長でいらっしゃる訳ですけれども、災害が発生した際に、被災地からの要請を待たずに、即座に水を供給するという提唱を今回されたと言う事です。
 これをきっかけに、水の素晴らしさを見直すということも大切なことですね。

  • 市長

 佐久の特徴の1つは、飲料水は地下水100%であり、水が豊かだということです。
 水が豊かであるということは、長野県の特徴ではありません。
 長野県の中には、例えば、量はそれほど高い水準ではありませんが、ヒ素が飲み水に入っている地域もあります。かつて法律改正前のことだったので、違法行為ではありませんが、工業用水等が地下浸透していた地域というのは、飲み水にトリクロロエチレンというものが入ってしまっており、そういう水の課題というのは、思っている以上に多くあります。そういう意味では、佐久の水は、思っている以上に恵まれており、佐久の特徴と申しあげてもいいのではないかと思います。

  • アナウンサー

 酒処、米処として佐久の水を大切にしていきたいですし、水の素晴らしさを共有する意味でも、この連絡会の輪がどんどん広がって行くといいですね。

  • 市長

 そうですね。非常に価値ある会議だったのではないかと思います。国土交通省の皆様から、あるいはまた、取材を頂いた報道の方からも評価を頂きました。実際に広げ、できるだけ早く実施していく努力をしていきたいですね。

  • アナウンサー

 この時間は、栁田市長がご覧になった熊本の状況と、今回の「水資源保全自治体連絡会」シンポジウムについてお話し頂きました。
 さあ、一転して、明るいイルミネーションの話題。こちらについて一言頂きたいと思います。

  • 市長

 11月5日から「SAKU BLOOMイルミネーション 2016」が始まっております。
 今年で5回目となりますけれども、「星空万華鏡」ということで、大変美しいイルミネーションが佐久市のミレニアムパークで開催されており、連日大勢の皆様においで頂いております。
 イルミネーションというのはストックができますので、去年使ったものをデザインを変え、さらに追加で50万球ということです。実行委員会伊坂委員長さんのお話だと、無料で御覧頂けるイルミネーションとしては、関東甲信越で最大規模ということであります。冬のデートスポットであり、ファミリースポットであると思います。是非おでかけ頂きたいですね。

  • アナウンサー

 私も家族で行くのが本当に楽しみです。
 前半の水の話も、イルミネーションも佐久が誇る1つの一大イベントに成長していますね。

  • 市長

 そうですね。樫山工業さんがイルミネーションの文化というものを、佐久に根付かせたという面があると思いますが、実は、鳥取県に行き、サザンアートを視察しました。
 砂でピラミッドやエッフェル塔、兵馬俑(へいばよう)などを造り、それがとても美しいです。それは鳥取県で鳥取砂丘からもイメージされるものだからいいのです。
 それを見て感じたのは、「美しいものは、人を集める力がある」ということです。人を集めようとする時には、美しいものを演出することが必要だと思います。花火大会にあれだけ大勢の皆さんがおいでになるというのも、「美しさ」が持っている力だと思います。
 そこで、冬にどんな美しいものを演出しようかと考えた中で、イルミネーションに辿り着いた訳です。

  • アナウンサー

 素晴らしいですね。
 「星のまち佐久」にも繋がるところがありますしね。

  • 市長

 そうですね。

  • アナウンサー

 もう既に始まっておりますが、来年の1月13日、金曜日までです。

  • 市長

 昨年にも増して、美しいイルミネーションでございますので、大勢の皆様におでかけ頂きたいと思います。

  • アナウンサー

 「SAKUBLOOM イルミネーション 2016 星空万華鏡」について、市長にお話し頂きました。
 最後に一言、市長お願いします。

  • 市長

 だんだんに寒い季節に向っている訳でございますけれども、季節の変わり目、お体には充分ご留意を頂きたいと思います。
 この季節は、イルミネーションを始め、佐久の秋から冬に移行する落葉の季節としてもお楽しみ頂けます。そんな、自然の中で、私達の暮らしがあるということに改めて感謝したいと思います。

  • アナウンサー

 「佐久市からのお知らせ」この時間は、栁田市長に出演して頂きました。市長ありがとうございました。

  • 市長

 ありがとうございました。

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