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「武論尊さんが佐久市の若者を応援」「SAKU海の家について」(7月31日)

更新日:2017年9月22日

  • アナウンサー

 夏本番となりますが、佐久市の夏はいかがですか。

  • 市長

 朝の爽やかな空気と、夜になれば暑いとはいえ少し穏やかになり、そしてまた朝にかけて爽やかになるというのが佐久市の特徴ですね。

  • アナウンサー

 爽やかな佐久市の気候に関連して、気象台による熱帯夜の観測の中でも、佐久市は1979年の観測以来、熱帯夜が1日もないというデータがありますよね。

  • 市長

 その報告を受けて、大変驚きましたが「観測以来ずっと熱帯夜がない」というデータは、佐久市を説明するのにとてもわかりやすい表現ではないかと思います。

  • アナウンサー

 これからの夏休みシーズン、皆さんにとっても楽しい夏になりますように、今日は、大きく分けて2つの項目についてお伝えしたいと思います。
 まず一つ目は、先に各報道でも話題となりました「北斗の拳」の原作者、武論尊(ぶろんそん)さんより佐久市に大いなるプレゼントをしていただいたという話題。もう一つは、家族で楽しむ夏のイベントということで、こちらも全県ニュースでも報じられています、佐久に誕生した「SAKU海の家」の2つを皆さんにお伝えしていきたいと思います。
 まず初めの話題ですが、「武論尊さんが佐久市の若者を応援」。新たな奨学金制度ができたと聞いていますが、詳しくお願いします。

  • 市長

 先ごろ武論尊さんと一緒に記者会見で、発表させていただきました。
 今の佐久市の奨学金というのは、一定のルールがありまして、佐久市に暮らし続ける方に限って、3分の1は返済しなくていい奨学金の制度を整えています。武論尊さんからご寄付いただいた4億円は、返済の必要がない給付型の奨学金ということで、今後手続きを踏んで平成30年度から具体的にスタートしていくことになります。
 おひとり1年間100万円、大学は4年間ですので、400万円、これを1年間に10人、10年間行うことになりましたので、総額4億円という極めて大きな、将来を切り開く子ども達へのプレゼントではないかと思っています。
 広報8月号には、武論尊さんの承諾を得て、「北斗の拳」のケンシロウのイラストを掲載していますが、この漫画を見たことがあるという方もいらっしゃると思います。この「北斗の拳」の原作者が武論尊さんで、本名、岡村善行(おかむらよしゆき)さんでいらっしゃいます。
 武論尊さんは大変著名な方で、佐久市下県(岸野)のご出身でいらっしゃいます。一緒に記者会見をさせていただいた時に、中学校3年生まで野沢中学校に通い、それ以降現在70歳になるまで常に心にあったのは、故郷の風景と友だちだったとお話しされ、少し胸が熱くなる場面がありました。「ふるさと」という歌の「こころざしをはたして いつの日にか帰らん」そんな思いだったのではないでしょうか。日本一の漫画原作者になって、故郷に錦を飾られたというように感じました。

  • アナウンサー

 今、お伝えしたように武論尊さんから4億円の寄付をいただき、佐久市では給付型の奨学金制度を平成30年度から始めます。おひとりにつき1年間100万円、大学4年間で400万円を返済の必要がない給付型として行っていくということです。詳しくは、佐久市役所の学校教育課までお願いいたします。
 関連しまして、武論尊さんが新しい「漫画塾」を佐久市で行うという情報も発表になりました。

  • 市長

 佐久市で漫画家への扉が開くということです。受講資格は、プロの漫画家・漫画原作者になりたい方で佐久市にお住まいの方が優先となりますが、佐久市だけでなく他の地域にお住いの方もご応募可能です。
 第一線の漫画家や原作者の方、そして武論尊さん自身も教鞭をとられるということです。加えてプロの編集者の方の授業もありまして、1年間に100時間の授業を行うということです。
 受講に伴う費用は、武論尊さんによって負担されるというご提案もいただきました。

  • アナウンサー

 「北斗の拳」の原作者から漫画の指導を受けることができるということは、志のある方にとって夢のような話ですよね。

  • 市長

 武論尊さんの話の中で、人にはいろいろなチャンスがあり、そのチャンスに出会うことなく、あるいは出会っていることに気付かないで通り過ぎていってしまうことがある。その後押しや、何か手伝いができればいいなと思ったということです。
 武論尊さん自身は、自衛隊に行かれた時「俺の空」の漫画家、本宮ひろしさんと同期だったそうで、その本宮先生のところに武論尊さんが1年間くらい居候をしていた時に、「原作をやってみないか」の一言によって結果的に大きく人生が変わったということです。そのような経験から、いろいろなチャンスを提示したいという想いが伝わってくる会見でした。

  • アナウンサー

 まず前半は、この夏の新たな動きとして、佐久市出身の漫画原作者、武論尊さんより4億円の寄付がありました。この資金を使って、佐久市では給付型の奨学金制度、更には武論尊さんも講師を務める「漫画塾」も行っていくということです。
 この漫画塾に関しては、佐久市役所の生涯学習課までお問い合わせをお願いします。
 これは大きな夏のプレゼントになりましたね。

  • 市長

 将来に光を指し示す大変大きなニュースでした。

  • アナウンサー

 話題は変わりまして、夏休みシーズン本番です。
 市長ご自身の夏休みの思い出はどのようなものがありますか。

  • 市長

 野沢本町では、朝の会としてラジオ体操の後にレクレーションの時間がありまして、それがとても楽しかったですね。
 朝の会とプールでは毎日スタンプが押されて、1つ欠席があると残念だったりしました。全部スタンプが揃っている子は立派な子でした。

  • アナウンサー

 夏というとラジオ体操やプールも楽しいとは思いますが、海を楽しみにされている方も多いと思います。しかし長野県・佐久市には海がありません。そんな佐久市にこの夏、海の家が誕生するという話題を紹介したいと思います。
 佐久商工会議所の青年部が30周年の記念事業の一環として、「日本で一番海から遠い佐久市に、一番熱い海の家を―SAKU海の家―」という催しを開催しています。市長はもう行きましたか。

  • 市長

 私はまだお邪魔していませんが、お盆までやっていますので行ってみたいと思います。
 このような企画では、商工会議所の青年部の皆さんは的確にヒットを打っていく印象を持ちます。良い企画ですね。

  • アナウンサー

 場所は佐久平駅の隣ミレニアムパークの一角、ちょうど佐久平交番の真裏ということで非常に治安も良いところで行っています。
 私も取材に行きましたが、なんと静岡県御前崎から本物の海の砂を持って来て砂浜を作り、その周りには静岡県の海の幸が食べられるいろいろな売店などが並んでいます。これは中部横断自動車道の早期全線開通を願った事業と聞いております。

  • 市長

 樫山会頭をはじめ、商工会議所の皆さんが中部横断自動車道に関して大変積極的に対応していただいていますが、そういった方向性を十分にご理解いただいて青年部の皆さんが、清水市との連携を深めていきました。
 今こそ静岡との連携を強化していく時ですから、この場面で商工会議所青年部の皆さんにこの企画をやっていただき、気運を盛り上げてもらい大変感謝しています。

  • アナウンサー

 そして市長ご自身も中央省庁への定期的な要望活動も続けられています。

  • 市長

 毎月要望活動をしていますが、これは三浦市長さんの頃からの習慣です。国の都合で一時途絶えたときもありましたが、今はまたこの制度が復活していますので、私も毎月、財務省、そして国土交通省に対してこの中部横断自動車道の重要性を訴えかけています。
 商工会議所の青年部の皆さんの想いを次の陳情活動に入れて、できれば一緒に行っていただいて中部横断自動車道の建設促進を進めていきたいと思います。

  • アナウンサー

 期成同盟会の会長として、更なるご活躍を期待していきたいと思います。
 この事業は、長野県の元気づくり支援金、更には佐久市のまちづくり活動支援金という、県や行政の支援も得て行っているということです。ぜひ行政とみんなの想いがひとつとなり地域住民一体となって中部横断自動車道の早期全線開通を期待したいですよね。

  • 市長

 そうですね。目標は1つですから、これに向っていきたいと思います。

  • アナウンサー

 皆さんもぜひ一度この「SAKU海の家」に足を運んでみてください。
 緻密(ちみつ)に海の家が再現されていますので、きっと楽しい時間が過ごせると思います。

  • 市長

 この夏は、市民プールにも足を運んでいただきたいと思います。
 というのは、3年ほど前から、フロートや浮き輪を貸し出すようになっていますが、今年は小さな滑り台を用意しました。
 大きなスライダーはありますが、小学校1年生からですので、小学校1年生以下の子ども達は、スライダーを見て少し怖いけれど滑ってみたいなと思いながら、1年生になるまで滑れなかったわけです。小学校に上がる前の皆さんにも小さな滑り台が用意され、充分にお楽しみいただけるようになりましたので、ぜひご家族で訪れていただきたいと思います。
 夏のちょっとした企画ですが、ご家族の楽しい時間をご提供できると思います。

  • アナウンサー

 昨年の駒場プール利用者は、およそ39,000人ということで、佐久市の人口が約10万人ですから、これをみても非常に高いパーセンテージということがわかりますよね。

  • 市長

 私も子どもを連れて複数回行っています。
 プールも快適に利用できますので、ぜひお願いしたいと思います。

  • アナウンサー

 今日も夏の佐久市政、タイムリーな情報を紹介してまいりました。
 では、そろそろ放送時間も残りわずかとなってまいりましたが、改めて皆さんに市長からひとことお願いします。

  • 市長

 盛りだくさんの企画を用意した佐久の夏でございます。
 商工会議所の皆さんが海の家を造ってくださいました。「HIGH RAIL」 というデスティネーションキャンペーンの素晴らしい小海線列車もあります。また、8月上旬には、「キッズサーキット」による舞台芸術を楽しめます。
 家族で楽しめる盛りだくさんの企画がありますので、楽しい夏休みを過ごしていただきたいと思います。

お問い合わせ

企画部 広報広聴課
電話:0267-62-3075
ファックス:0267-63-3313

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