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「佐久市の企業誘致最新状況は・医療福祉への取り組み・勝間園移転・佐久医療センター等」  (平成25年11月6日放送)

更新日:2015年2月2日

  • アナウンサー
     
    今年も残り2ヶ月を切ったわけですけれども、行政では年度ということで4月から3月を1年間として考えています。ここまでの11ヶ月間を振り返ってみても、4月から約半年余り、今年は市長選もありました。そしていろいろな市政転換もあったわけですけれども、非常に大きな動きも目立ってきています。
     佐久市が行っている企業誘致は、地域経済の活性化あるいは交流人口の創出で、いろいろな面から大きなウエイトとなってくるのですが、佐久市の経済に関して一緒に考えたいと思います。
     現在、佐久市内には十二川原工業団地、あるいは離山南工業団地、そして流通業務団地という3つの工業団地があります。中でも、今年は田口にあります離山南工業団地で関西からの大きな企業誘致がありました。丸金パイプ株式会社、これも佐久市では大きな動きでした。
  • 市長
     
    離山南工業団地も含めて平成23年3月11日の東日本大震災以降、佐久市においてはリスク分散という考え方の中で、地震や津波や河川の氾濫、レッドゾーンといった所から佐久市への移動につきましては、今まで以上に補助金の加算や税の減免などの支援をさせていただく中で、大阪から丸金パイプがきてくれました。時間軸でいうと、軽井沢ブルワリー、太洋化学工業、理研オプティク、丸金パイプという形で続いてきました。
     これもまたリスク分散という形になると思いますけれども、浅科の十二川原工業団地は長い間活用されていませんでした。国土交通省は、浅間山噴火に対して、火山泥流を食い止めるためのコンクリートのブロック作りを十二川原工業団地で行っています。浅科の塩名田バイパスの北側に大きなコンクリートブロックが並んでいるのが見えます。
     残すところは流通業務団地で1区画、離山南工業団地で1区画と後少しという形になって参りました。次の展開も考えていかなくてはいけない時期にも入ってきたかなと思います。
  • アナウンサー
     
    佐久市内の工業団地も残すところは離山南工業団地の1区画と、長土呂の流通業務団地の1区画です。我々市民としては次の更なる展開として、企業誘致に対して佐久市はどのような動きを取っているのか気になるところですが、いかがでしょうか。
  • 市長
     
    考え方とすれば、雇用を作っていく、働く場を作っていくということです。まず第1には地元の企業に対して佐久でしっかり根をおろして働いていただくということです。第2には佐久市以外から働く場を提供していただける方を支援していくという2つの方法です。
     1つ目の地域における皆さんの支援という事で、佐久市の発注する工事でありますとか、物品購入に関しては市内企業優先という事を方針として打ち立てています。入札制度や物品購入に関しての方向性は地元重視で、ほんの少し安くても佐久市外の企業に発注していくよりは、少し高くても地元重視でやって行きたいというものもありました。安定雇用や安定した財政状況を作っていく企業にとっては、破格ではありましたけれども大型のソーラーパネル支援という事も平成24年、25年で行わせていただきました。
     後は企業誘致においてのリスク分散ということで、いずれかの方法で離山南工業団地や流通業務団地の残りの区画についても利用していただく努力をしていきたいと思います。
  • アナウンサー
     
    あくまでも私の所感ですが、今の市長のお話を総合してみると佐久市内の残りの2区画に関しても、今後新たな動きがあるかも知れないですね。
  • 市長
     
    具体的なことは申し上げられませんが、経済部商工振興課を中心に日々努力をしておりますので、実を結んで良い報告が出来ればと思います。
  • アナウンサー
     
    企業が佐久に来ることによって、人や物やお金が回ってくる事は地域の経済においても重要なことだと思います。市民の方も気になっているのが、TDKの跡地の状況ですが、今はどうなっているのでしょうか。
  • 市長
     
    佐久市の土地や土地開発公社の所有ではないので、私たちが掴んでいる情報の中では販売が確定している訳ではありません。TDKの跡地に関しては工業専用地域でありますので、働く場としての活用を行うことを支援したり、工夫したりしていきたいです。
  • アナウンサー
     いずれにしましても、企業が佐久に来ることによって生まれる波及効果は大きなものが期待されます。この番組の中でも佐久の企業誘致に関して、又地域経済に関しては最新情報などをお伝えしていきます。
  • 市長
     佐久総合病院佐久医療センターが中込中央区に来年の3月1日に診療開始という事になります。非常に大きな雇用の移動がありますので、中込地域では地域活性化が期待できると思いますし、土地の流動化や周辺の物販や病院などに、皆さんの期待が大きく感じられます。
  • アナウンサー
     前半部分では現在、佐久市が行っております企業誘致と絡めて医療情報などもお伝えしてきました。関連しまして、地域の社会福祉に関して考えていきたいと思います。
     今、佐久市内でも様々な老人保健福祉施設や特別養護老人ホームなどもありますが、その中におきまして佐久広域連合が運営しております「勝間園」に対して、佐久市ができれば臼田地区の中心地に移転してもらいたいという提言書を佐久広域連合に提出しました。これは今どういう状況なのでしょうか。
  • 市長
     「勝間園」は特別養護老人ホーム並びに養護老人ホームという施設です。場所はコスモホールの東側にあります。ちょうど新しい消防署を建設していますけれども、北部消防署とコスモホールの間にあります。
     「勝間園」をどのような方向で整えていくかは、佐久広域連合の広域化計画の中において、次なる施設整備においては民設、民営によって行うという事です。広域連合としての運営ではなく、民間によって運営していただきましょうという事が既に方向として決定しています。ここまでが広域連合としての方向付けです。
     それを受けて佐久市とすれば「勝間園」の位置は次なる展開というものに関しまして、臼田地域の中心地で佐久総合病院の機能を生かしたまちづくりということで、医療と福祉と介護の連携を考えた上で、佐久総合病院本院との連携が取れる地域に移動していただきたいということをご提言として申し上げました。
     佐久市長である私から佐久広域連合の私に提言するのはおかしな話ですが、佐久広域には11市町村の皆様がおりますので相談して方向性を決めていくことになると思います。
  • アナウンサー
     
    今後の佐久市内を考えると社会福祉の問題というのは避けては通れない道だと思います。その中でより一層市民益が生じるシステム、皆さんが使いやすいシステム作りは大切なことだと思います。
  • 市長
     
    佐久総合病院本院の機能を十分に生かしたまちづくりを行わなければならないので、「勝間園」との連携も一つ浮かびあがってくると思います。そうなると「勝間園」の跡地はどうなるのかということになれば、かねてより大きな要望がありましたコスモホールの駐車場という問題がありますので、そういったことも組み合わせて考えていくこともありうるのかなと思います。
  • アナウンサー
     前半部分では工業団地と企業誘致の問題に関して、そして関連して佐久市内の今後の発展という事で、地域の社会福祉や医療問題なども考えてまいりました。
     10月、11月と佐久市内も様々な動きがありました。近いところですと、佐久平駅近くの「市民交流ひろば」の完成や、先日は佐久市メガソーラー発電所の設置です。
     佐久市のメガソーラーは、稼働しているメガソーラーの中では県内最大クラスといわれております。地の利を活かした様々な政策が、現在功を奏していると思います。
     改めまして、この放送を聞いている皆さんに今後の市政運営も絡めて、ご自身の思いをお願いします。
  • 市長
     佐久市において進むべき道というのは「ないものねだりよりもあるもの探し」ということで、佐久市に存在する幾つもの特徴、宝物があると思います。その物の中においては太陽光や、水、空気といったものがあります。
     今後市民の皆さんに参加していただければと思いますのが、11月9日の農業祭です。場所は駒場公園になります。大船渡のさんま祭りや、食肉公社も参加する大お肉祭りといってお肉の試食や販売など様々な企画を用意しております。友好都市の神津島村や由利本荘市など、それぞれの地域から大変特徴のある物産品がそろいますので、ぜひ大勢の皆さんにお越しいただきたいと思います。
  • アナウンサー
     4月の市長選から半年余り経ちましたが、半年振り返って、所感はいかがですか。
  • 市長
     
    5つの柱、11の施策というものを還元させていただいた選挙でしたので、そういったものをより実現していくということで、4年間の任期の中でそういったことを仕込む半年間だったと思います。
     12月の補正予算、平成26年度の当初予算にかけて現実のものとして出てくるだろうと思います。この半年間は、1期目に仕込んだものが具現化してきたそれぞれの事業であったのではないかと思います。
  • アナウンサー
     情熱が結ぶ21世紀の新たな文化発祥都市の模索。今後のますます住みやすいまちづくりに期待したいと思います。ありがとうございました。
  • 市長
     
    ありがとうございました。

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