「今年一年間を振り返って・平成26年佐久市政展望・その他」 (平成25年12月25日放送)
更新日:2015年2月2日
- アナウンサー
いよいよ今年最後の放送となりました。平成25年、佐久市内では様々な出来事がございました。市長と一緒に振り返っていきたいと思います。
年末にきて、佐久市内に非常に明るく嬉しいニュースがありました。全国高校駅伝競争大会で、佐久長聖高校が3年ぶりの入賞5位となりました。これは見事な戦いでしたね。 - 市長
高見澤監督になられて初めての入賞という形で、素晴らしい走りだったと思います。当日、私も京都市西京極総合運動公園陸上競技場に行って、応援させていただきましたが、佐久長聖高校の復活を、全国に大きくPRしていただいたと思います。 - アナウンサー
記録も2時間04分25秒と佐久長聖高校の16年の大会歴史の中でも、歴代3位のタイムという事で、素晴らしいタイムでしたね。 - 市長
アンカーの酒井さんが、大変素晴らしい成績で区間賞をとり、有終の美を納められました。私もトラックの一番前で拝見しましたけれども、迫力ある走りだったと思います。今の3年生になってから入賞がなかった中で、先輩から引き継いだ誇りというものを、駅伝らしくバトンを次の学年に引き渡すことが出来た感動的な場面でありました。 - アナウンサー
この復活による更なる活躍を期待したいと思います。
12月24日には、佐久総合病院佐久医療センターの引き渡しがあり、佐久市においても大きなニュースになりました。 - 市長
佐久総合病院佐久医療センターは、全県を見渡してみても、高度医療、専門医療という形で、極めて大きな役割を果たす医療機関になっていくわけであります。長年の悲願として佐久市に建設が出来たということは喜ばしいことでありますし、そのことによりまして地域完結型医療という形で、地域全体の医療が安定に向けて進んでいく事は、明るい話題として大変嬉しく感じています。 - アナウンサー
世界最高健康都市を目指す佐久においても大きなニュースとなりました。佐久総合病院佐久医療センターの開業は来年3月1日を予定しています。
この1年、佐久市においても大きなニュースが相次いだわけですけれども、まず振り返っていきますが、メガソーラーの発電所の完成は、環境都市を目指す佐久市においても大きな建設となりました。 - 市長
兼ねてより、私が申し上げているのは、「ないものねだりよりもあるもの探し」をしましょう。佐久市にあるたくさんの宝物、他の地域にはない宝物があるわけであります。日照時間の長さというものは、その中の大きな宝物だと思います。そういったものを活かして約2メガワットのメガソーラーというものが建設され、運転が開始されましたことは、大変喜ばしい良いニュースだと思います。今後、国の政策としての全量買取制度で生み出された利益については、また新たな環境政策に巡回させていく事を考えて行きたいと思います。佐久市茂田井のあふれんばかりの太陽の光が次の時代を開いていくと感じています。 - アナウンサー
佐久市は気象庁の発表したデータでは、年間の日照時間が2,200時間を超えています。全国トップクラス、ベスト20にも入る「地の利」を生かした太陽光発電メガソーラーは、また来年も期待されますね。 - 市長
これからも大きな役割を果たす地域の宝物が増えていくと思います。 - アナウンサー
地域の宝と言いますと、地域経済の活性化において欠かすことのできないのが企業誘致です。この1年間も佐久市内では大きな動きが続きました。 - 市長
理研オプテックの竣工や軽井沢ブルワリーの事業拡大という事もありました。こうなってくると、佐久市や佐久市土地開発公社が持っている工業用地というものが、ほぼ無くなってきている状況にあります。働く場づくりという意味でも、佐久市として、土地開発公社として、あるいは基金として、工業用地を取得していくことも、今後の課題になってこようかと思います。 - アナウンサー
佐久市は自然災害の少ないまちでもあります。全国的にも注目されています。このようなメリットを活かして、平成26年も更なる経済の活性化を期待していきたいと思います。
今回、市民生活という点から考えましても、平成25年は色々な動きがありました。中でも、スポーツ、市民交流ひろば、あるいは佐久市平賀の佐久総合運動公園陸上競技場は、非常に大きなイベントが続きました。AC長野パルセイロのJFL初優勝は、佐久の地で達成しました。 - 市長
AC長野パルセイロは、佐久がホームグラウンドになりまして、J2昇格を目指して頑張っている中において、JFL優勝という事は大変勇気づけられるものでありました。来年も、AC長野パルセイロのホームグラウンドとして、陸上競技場が活用されますので、多くの皆さんと一緒に応援の輪を広げていきたいと思います。
市民交流ひろばも、10月にオープンさせていただきました。連日、大変多くの皆さんに利用していただいています。議会でも予想を上回る利用というようなご発言もありました。嬉しい誤算というか、多くの皆さんにご利用いただいていることを嬉しく思っています。 - アナウンサー
皆さんにとって、平成25年はどんな1年でしたでしょうか。嬉しかったこと、悲しかったこと、つらかったこと、色々な思い出があったと思います。間もなく年が終ろうとしております。新しい年もすぐそこまで来ております。
我々市民としては、平成26年、佐久市はどんな方向に導かれていくのか、どんなまちづくりを目指していくのか、非常に気になるところです。市長の考えをお願いします。 - 市長
非常に変化が続くと思います。3月1日には、佐久総合病院佐久医療センターの診療開始ということもございますし、3月15日には、新幹線の新型車両が登場します。今まで8両編成であったのが12両編成となります。東京~長野間を27往復していますが、7往復分は12両編成になります。そういったものも時代の変化を感じるものになろうかと思います。
暮らしやすさというものを、より高めていくことを念頭においてやっていきたいと思っております。 - アナウンサー
ご自身の中で、力を入れていきたい施策は、どのあたりをお考えでしょう。 - 市長
やはり企業誘致というお話しがございました。佐久市において、働く場を生み出していくということは、とても大きなことだろうと思っています。
佐久市の特徴をみますと、言うに及ばず、天災が少ない、日照時間が長い、東京からの近さ、医療等の充実などを考えてみた中で、生活をすること、暮らしをすることにおいては、大変充実したまちだと思います。働く場所を生み出す事によって、佐久市の暮らしやすさというものは、より高まっていくだろうと思います。 - アナウンサー
この放送を通して、大勢の市民の皆さんに、最新の市政情報を届けてまいりました。平成26年も佐久市は柳田市政のもと、新しい可能性を見出し、色々なポテンシャルを生かして突き進んでいくということです。是非市民の皆さんにおいても、素晴らしい年、平成26年が、今年以上に輝ける年になることを願ってやみません。
平成25年も、後1週間を切っておりますけれども、1年間を振り返って、市長の中ではどんな1年になりましたか。 - 市長
佐久市にとっては、大きな時代の変化というものに差し掛かっていると思っています。今やらなくてはならないこと、これから超高齢社会を迎える中において、道路の整備や、小中学校の整備、新クリーンセンター、斎場、消防署、市民の皆さんにとっては集いの場としての「創錬(そうれん)の森」、中込会館においては、今後も地域の集う場としての充実も果たしていかなくてはならない。今やらなくては将来できえない事業を着実に進めていくことが、佐久市行政としての役割だと思います。 - アナウンサー
柳田市政では、徹底した情報公開による市民参加型市政の実現を掲げております。是非皆さんの色々な意見を聞かせて下さい。一緒になって佐久市を良いまちにしていこうではありませんか。
この放送を聞いている大勢の市民の皆さんに、平成25年最後となりますけれども、市長からのメッセージをお願いします。 - 市長
平成25年は、大変多くの皆様にご理解をいただいて、ご協力をいただいて、順調に市政運営をさせていただく事ができました。平成26年10月1日から、10周年記念事業ということになります。新市発足10周年という形の中で、是非とも一つのターゲットの年として、10年目を迎える年として区切りの年になります。佐久市の過ごしやすさ、暮らしやすさといったものを、高みに上りつめていくような生活のクオリティーを研ぎ澄ましていくことを努力していきたいと思っております。 - アナウンサー
1年間、皆さん、ありがとうございました。平成26年を迎える年が、皆さんにとって素晴らしい1年となりますように。新年におきましても、この放送では市政の気になる話題をお届けしたいと思います。
市長、1年間ありがとうございました。 - 市長
ありがとうございました。
