~交流人口の創出~ 佐久総合運動公園陸上競技場「Qちゃんと楽しく走ろう 佐久!!」・AC長野パルセイロ等 (平成25年5月22日放送)
更新日:2015年2月2日
- アナウンサー
この時間は佐久ケーブルテレビ、FMさくだいら合同制作番組、栁田清二市長に聞く、市政の気になる話題を市長解説のもと、市民の皆さんにお届けします。今月も、よろしくお願い致します。 - 市長
よろしくお願い致します。 - アナウンサー
5月に入りまして、新緑あふれる1年の中でもさわやかな季節です。佐久市も交流人口の創出、そして地域経済の活性化と盛り上がってきましたね。 - 市長
そうですね。特にゴールデンウィークは佐久を代表するイベントで、長野県を代表する催し物にも定着してきている。佐久バルーンフェスティバルも好天に恵まれまして、大勢の皆さんが足を運んで下さいました。
殊(こと)に今年におきましては、5月4日、5日と佐久鯉まつりも同時に行いましたので、相乗効果もありまして大勢の皆さんにお出でいただきました。 - アナウンサー
今回の番組の中では佐久市の交流人口の創出、これをテーマに考えていきたいと思います。
市長、ご自身の5本の柱の1つでもある交流人口の創出、中でも今回の番組はスポーツというものを中心に考えていきたいと思います。
佐久市平賀には佐久総合運動公園陸上競技場もオープンし、5月26日にはゴールドメダリストの高橋尚子さん(通称Qちゃん)がやってきて、市民の皆さんとのふれあいもあります。これも楽しみなイベントですね。 - 市長
やはり高橋尚子さんという明るさのあるアスリートと佐久の地で、市民の皆さんが一緒に走ることを楽しみにしている方も多いと思います。当日はご紹介いただきました、かつてスピードスケートで名を馳せた選手の橋本聖子さんもご一緒にお出でいただくことになっております。
市民の皆さんには5月26日に佐久総合運動公園陸上競技場にお集まりいただきまして、世界で一番であった彼女の走りをご覧いただきたいと思います。 - アナウンサー
共に国内を代表する世界のトップアスリートの高橋尚子さん、あるいは橋本聖子さん、この2人が佐久にやってくるということです。今回「Qちゃんと楽しく走ろう 佐久!!」のイベントの申込みは締切りましたけれども、大変大勢の市民の皆さんの参加申込みをいただきました。 - 市長
そうですね。やはり彼女の知名度ということもありますし、また佐久総合運動公園陸上競技場のブルーのフィールドを走ってみたいという方も大勢いたのではないかと思いますね。 - アナウンサー
平賀にオープンしました佐久総合運動公園陸上競技場、夜間には時折ライトアップした姿も、最近は目にしますよね。 - 市長
ナイター設備を要しておりますので、夜間においてのご利用もできます。是非、個人でもご利用できますので使ってみていただきたいなと思います。 - アナウンサー
交流人口の創出の面から考えても、これは大きなハードとなるわけですが、今後野球場などの整備も予定されています。ますます市民の皆さんも楽しみだと思います。
その中でも8月にはサッカーJFLのAC長野(エーシーながの)パルセイロがホームグラウンドとして使用することが決定しております。 - 市長
8月11日からスタートという形になります。今年はトップチームが6試合ですが、そしてレディースリーグもご活用いただくということでございます。佐久市民の皆さんにも、あるいはご遠方からも大勢の皆様がお出でいただければ嬉しいなと思っています。 - アナウンサー
この放送をご覧の方、お聴きの方で、まだAC長野パルセイロ、ひょっとしたら初めて聞くという方もいるかもしれません。現在サッカーにはJ(ジェイ)リーグの中に、J1、J2というリーグがあります。松本山雅FC(まつもとやまがエフシー)が属しているのがJ2リーグ、その下にはJFLというものがあります。JFL(日本フットボールリーグ)に属してAC長野パルセイロ、佐久の地の活躍次第では、いよいよJリーグへのステップアップも期待できますよね。 - 市長
J2昇格の場面を、佐久総合運動公園陸上競技場で達成できれば、皆さんに感動をご提供できるのではないかなと思います。 - アナウンサー
スポーツというのは本当に国境を越える、もちろん年齢、男女を超えて、大いなる感動を生み出していきます。佐久の地からAC長野パルセイロ、あるいは高橋尚子さんといったトップアスリート、トッププレイヤー達のプレイを見ることによって子ども達もいろいろな夢を持つ。
これこそ地域の経済にとっても佐久の未来においても重要なことだと思うのですよね。 - 市長
このすばらしいアスリートの皆さんを目にするという機会、あるいはその場に自分自身が立つという感動も味わっていただきたいと思います。 - アナウンサー
そして市長、交流人口の創出、実際に地元の方はもちろんのこと、近郊からも大勢の方が佐久にやってくると思います。ここから広がる可能性というのはどのようにお考えですか。 - 市長
佐久を訪れるという目的を持ってお出でになられる方々、その皆さんが付随して、このまちの良さを知るということはとても大切なことだなと思います。 - アナウンサー
また、それが地域経済の活性化にも繋がっていく。いろいろな方々が来ることによって、人・物・お金が動いていく。これも好循環に繋がりますよね。 - 市長
ここに訪れる、一回行ったことがあるまちというのは距離感が近くなるのですよね。そういう意味ではリピーターとしての意味もあるだろうと思いますし、当然訪れる方々の消費もあろうかと思います。
あるいはよく六大学で優勝の夜はそれぞれのまちが活気を呈して学生街で祝杯をあげてということがあります。プロ野球でもありますけれども、そういったまちぐるみでこのチームを応援していくということはとても大切なことであります。
佐久市にはそういったチームが今までありませんでしたけれども、AC長野パルセイロがくることによって、そういった高揚感をまち全体で感じられることは地域経済の活性化に結びつくと思いますね。 - アナウンサー
そうですね。私もスポーツをいろいろ取材してきましたけれども、佐久の地から歴史的瞬間、あるいは感動の瞬間に立会えることは今から楽しみです。
佐久総合運動公園陸上競技場で、5月26日には元オリンピックゴールドメダリストでマラソンランナーの高橋尚子さんのイベント、そして8月11日からはサッカーJFLのAC長野パルセイロのホームゲームも行われます。佐久が全県に、そして全国へとスポーツを通して名(な)が通(とお)っていく。これは本当に楽しみだと思います。 - 市長
はい、そうですね。 - アナウンサー
期待したいと思います。
この時間は栁田清二市長に聞く。気になる市政の話題を市長解説のもと、お届けしております。先ほどは交流人口の創出。特に今回スポーツをテーマにいろいろな話を聞いてきました。
いよいよ第2次栁田市政も1ヶ月程が経ちますけれども、先日は首都圏への官公庁、国会などへの挨拶回りなどもあったと聞きました。これはどんな内容だったのでしょうか。 - 市長
これは就任のご挨拶という形で東京方面へご挨拶回りをさせていただきました。全て終わっていないのですけれども、県庁周辺、長野市周辺にもご挨拶回りをしました。
今回は国土交通省、あるいは関東地方整備局、あるいは国会議員の先生にご挨拶をしてきたという形でございます。
殊に中部横断自動車道は近々大きな大会が山梨県で開かれる予定でございます。そういった気運を盛り上げていかなければならない。現在中部横断自動車道の山梨県側で反対の動きがございますので、この道路の有用性、重要性といったものについても共通の認識を持ったり、あるいは情報収集をしたりしています。加えて浅間山が噴火した時のために砂防施設をつくったりするのも国土交通省の担当なので、そういったご関係の皆さんにもご挨拶をしてまいりました。今年から浅科の十二川原工業団地でこのコンクリートブロックを製造するにあたり、国土交通省に3年間お貸しすることになっております。その工業団地の利用についての話合いのことで東京に行ってまいりました。 - アナウンサー
ここ最近では、新たな工業誘致、企業誘致も決定しました。確実に佐久の経済も動いております。
実際にご覧の方、お聴きの方も、今後の柳田市政としてどんな方向に佐久市が導かれていくのか、どういう佐久市になっていくのか、非常に気になる市民の方も多いと思います。そのあたり市長のお考えを教えて下さい。 - 市長
今回の私の2期目にあたっての5本の柱、11の施策というものを掲げさせていただきました。
これのどれが優先、どれが最重要ということはありませんが、まちづくりを全体でやっていく上で、それぞれ重要なことです。
ある意味でいうと平成26年度は新幹線が金沢に延伸する年であります。また高速交通網の中部横断自動車道が進んでくるということは、適宜適切に行っていくタイミングだと思います。こういったことに対応していくこと、あるいは地域経済の活性化として農業の重要性ということもうたいました。
あるいはリスク分散ということですが、5月15日の議会においてもお認めをいただきました、丸金(まるきん)パイプ株式会社という大阪の企業が佐久市の離山南工業団地に進出が決定しました。
働くことができる、雇用を作っていくこと、リスク分散というもの、安全な天災の少ない佐久市を全国発信していくことが3.11以降注目されてきています。健康であるということ、こころの健康、あるいは身体の健康を維持していくこともとても大切なことであります。そういったものも非常に注目されている部分が大きくなってきているなと感じています。 - アナウンサー
市長はかねがね特に今、佐久においてチャンスの時だともおっしゃっております。ストライクボールは必ずフルスイングしていく。そして今ある佐久の資源を最大限活用し住みやすいまちを作っていく。大勢の市民の皆さんが今後の佐久に期待感を持っていると思います。
改めて市民の皆さんにメッセージをお願いします。 - 市長
この佐久市に住んで良かったと思えるまちづくりをしていかなければいけないと思っています。その中で、「ないものねだりよりも、あるもの探し」をしていく。佐久市にある多くのすばらしい素材というものを活かしながら、この地域の発展に努力をしていきたいと思っております。 - アナウンサー
ありがとうございました。
この時間は佐久ケーブルテレビ、FMさくだいら合同制作番組、柳田清二市長に聞く。今回の番組では交流人口の創出、そして現在の佐久市の経済の動きなどをお伝えしました。
常に佐久は動いていきます。そして今、確実に追い風が吹いております。是非この風を有効活用し、益々我々10万都市、佐久、まほろばの里、佐久が住みやすいまちになることを願ってやみません。
市長、来月もどうぞ、よろしくお願い致します。 - 市長
よろしくお願い致します。 - アナウンサー
ここまでは柳田清二市長に聞きました。ありがとうございました。 - 市長
ありがとうございました。
