「佐久城山小学校給食センター関連・「ぴんころ御膳」全国誌で紹介へ・その他」 (平成25年9月4日放送)
更新日:2015年2月2日
アナウンサー
ここからは柳田清二市長に伺います。いよいよ9月に入りまして、夏から秋へ佐久市でも様々な移り変わりがあります。まずは注目の佐久市議会第3回定例会がいよいよ開会です。
市長
9月2日に召集を致しまして、約1ヶ月間の佐久市議会9月定例議会という形です。様々な議論を議会の皆様にお願いしていきます。
アナウンサー
今回の議会も決算案、あるいは様々な議案の計32の議案が提出されています。開会中は行政と議会の非常に活発な討論を期待していきたいと思います。また一般質問の模様などはFMさくだいらでもお伝えしていきます。
市長、今回の話題ですけれども、いよいよ9月に入りまして、色々な秋の楽しみ方がある中でも、今回の番組のテーマは「食」、食べる「食」について、皆さんと考えていきたいと思います。
佐久市と言いますと、地産地消のまち、非常に農畜産業などもさかんになっているわけですが、今回の議会でも、まず提案されましたし、召集挨拶でもありました佐久城山小学校の給食センターの問題の現在の状況などを教えてください。
市長
私が市長になりまして、学校の給食問題、殊に佐久城山小学校に関しましては、内山小学校と平賀小学校の統合時に自校給食を継続する約束事がございました。
そういう意味ではこれを大切にしていきたいということの中で佐久城山小学校の敷地内に中込小学校、中込中学校の3校の給食施設を、建設していこうという方向で事を進めたのですが、様々なご意見のある方の行動や発言がございまして、断念せざるを得ない状況となりました。
地域の方においては自校給食への思いを強くお持ちの方も多くいらっしゃいましたので、使える内は自校給食の施設を使っていきましょうと推移を見ておりました。教育委員会、教育委員の皆さんからも老朽化著しい中において、この施設を使っていくということには、今後大きな課題もあるのではないかというご指摘もありました。
私自身も視察をし、そこで働かれている皆さんとも意見交換をして、学校関係の皆さんとも意見聴取をした中で、平成27年4月1日をもって学校給食南部センターに移行していきたいと思っております。学校給食南部センターで調理したものを、佐久城山小学校のお子さんにも提供していく形にしたいと思います。
この秋、10月1日から学校給食南部センターにおいてもアレルギー対応というものができます。そういう意味では、学校給食北部センターに続いてアレルギー対応のできる給食センターとなりますので、佐久城山小学校の皆さんにも、ご安心いただいて給食の提供ができる状況を作っていきたいと思います。
アナウンサー
地域住民の皆さんとの合意形成というものに関しては、どのようにお考えでしょうか。
市長
これまでの経過についても、ご説明を申し上げてまいりました。100%の合意という形はどうなのか、わかりませんけれども、これまでの経過、事情といったものをお話しする中で、多くの皆様に丁寧な説明をすることで、ご理解を得ていきたいと思います。
アナウンサー
前半部分では、佐久城山小学校の自校給食の問題は平成27年4月をめどに学校給食南部センターへの統合という話題から、お伝えしました。
佐久市からのお知らせ、今日は「食」に関して、柳田清二市長とともに考えております。
続いて、これは佐久市から全国へ向けた、非常に大きな「食」に関する話題です。
全国的にも有名な雑誌「オレンジページ」で、佐久にちなんだ特集ページが組まれると聞きました。
市長
まもなく、9月17日発売でございますけれども、「オレンジページ」別冊「ムック」の「ぴんころ御膳」に学ぶ健康レシピ企画です。全国1位の長寿県になった長野県。長野県を長寿に導いた食文化について、佐久市の「ぴんころ御膳」に学ぶ、佐久地域での工夫のあったお料理レシピについて特集を組んでいただく形で、今、着々と準備が進められています。
アナウンサー
「オレンジページ」と言いますと、タニタの社員食堂の企画でも大ブームとなりました。今度は佐久が全国に向けて、レシピの提供という形になるのですね。
市長
そんなような形になればいいなと思っておりますし、これは「オレンジページ」とすれば、今回初めての企画ということになります。
これまでも長野県栄養士会佐久支部の皆様に、「ぴんころ御膳」についてのレシピを作成していただいた経過がございます。栄養士会の皆さんで作っていただいたレシピも「オレンジページ」に掲載されます。栄養士会の皆さんでお作りになった「ぴんころ御膳」の定義は、一食のカロリーが600キロカロリー~700キロカロリー、塩分については3g~4g、旬の野菜をたっぷりとる、といういくつかの定義があります。その中で、「ぴんころ御膳」の定義にあてはまるレシピ集を約30ページに渡って掲載し、全国発売します。
アナウンサー
佐久市は健康長寿のまち、中でも「ぴんぴん、ころり」ということで「ぴんころ」という言葉が全国的にも有名になっています。
今回は、全国発売の「オレンジページ」別冊号で、「ぴんころ御膳」に学ぶ健康レシピ企画ということで、脳卒中ワースト1から健康長寿日本一へと佐久市の変化を「食」を通して考えていく企画本が出るということです。
現在佐久市では、ぴんころ弁当の料理コンテストを行っております。「食」というのは生命の源です。この機会に、今、一度、食のすばらしさを感じていただければと思います。
「ぴんころ御膳」には色々な規定がございますけれども、市長だったら、どんなメニューならいいなと思いますか。
市長
どちらかというと、家庭のお料理でありますので、名前のついたしっかりとしたお料理じゃない場合もあろうかと思います。野菜を十分使った、いくつもの工夫をされたお料理がありますので、是非ご覧になっていただきたいと思います。
今回の「オレンジページ」を見てみると、チキンカレー、中華粥というような、一見、「ぴんころ御膳」とは無関係であるようなメニューも「ぴんころ御膳」の定義に合わせた作り方というもので工夫をして、掲載していますので、非常に興味深いものだと思います。スイーツのレシピもありますので楽しいと思います。
アナウンサー
長野県は健康長寿の日本でナンバー1です。そして佐久市は市区町村別、男女別で、トップ20に入る、非常に健康長寿のまちとして全国に知られています。その中でも9月17日に発売されます「オレンジページ」別冊号の「ぴんころ御膳」に学ぶ健康レシピの企画ということで、佐久平発の健康長寿の話題が掲載されるということです。是非皆さんも一度手に取ってご覧ください。佐久が全国へ発信される嬉しいニュースであります。
この時間は柳田清二市長に聞く、最新の話題、市政の気になる話題などをお伝えしております。
市長も、非常に毎日激務だと思いますが、何か健康に関して、ご自身で意識されていることは、どんな点ですか。
市長
これは、たまたま「オレンジページ」にも書かれていることですけれども、私自身はやや体重が落ちましたけれども、比較的体重が多いほうです。
例えばご飯のお茶碗なども大きくしないということです。大きいものを使わないということが、結果的に総量として摂取量を落としていく工夫もあるようです。そんなことをやっています。
アナウンサー
いよいよ秋を迎えます。秋と言いますと、味覚の秋、食欲の秋、グルメの秋、たくさんのおいしいものが佐久にはあります。おいしいものをおいしく食べられる、健康のすばらしさ、その中でも「ぴんころ御膳」のように総カロリーを抑えていく。あるいは減塩につなげていく。佐久平の話題が全国へ発信されます。「オレンジページ」の特別企画号が9月17日に発売されます。どうぞこちらもご覧ください。
この時間は柳田清二市長に、お話しを伺っております。
今年は猛暑から、そろそろ秋へと変わってきています。朝晩もだいぶしのぎやすくなってきました。
改めまして、この放送をお聴きの大勢の市民の皆さんに、この秋以降のご自身の思いを込めて、メッセージをお願いします。
市長
今、来年度の予算に向けて、「健康」と「食」に関して、職員の皆さんと議論をしています。
例えば農業支援ということもありますし、暮らしとしての農業と、産業としての農業という分け方をしています。暮らしとしての農業について、出来うる限り給食食材として使っていきたいと思っております。これは佐久市内の農産物を使う形でございます。そういう意味では、学校教育部と経済部農政課と連携をとってやっています。
今月と来月に関しては、学校給食における地産地消の強化月間という形でやります。実際に学校給食に地元食材を入れていこうとするにはいくつもの課題がありますけれども、一歩、一歩、着実に成果をあげていけるような準備を来年度に向けて行っているところです。
アナウンサー
ここまでは柳田清二市長にお話しを伺ってきました。
最後に、秋と言いますと、スポーツの秋、読書の秋、グルメの秋、色々な秋の楽しみ方がありますけれども、市長はどんな秋にしていきたいですか。
市長
市立近代美術館開館30周年企画として、平山郁夫展が9月中旬から始まります。駒場公園に足を運んでいただきたいと思います。
市民の皆さんへ様々な企画がありますので、ライフスタイルに合った楽しみ方をしていただきたいなと思います。
アナウンサー
佐久市からのお知らせ。今朝は柳田清二市長にお話しを伺いました。どうもありがとうございました。
市長
どうもありがとうございました。
