このページの先頭です
このページの本文へ移動

「海外訪問事業(フランス・エストニア国)」「エストニア国立男性合唱団のコンサート」について(5月28日)

更新日:2018年8月1日

  • アナウンサー

 今回の話題は、5月17日から24日までの海外訪問事業についての話しを中心に詳しく聞いていきたいと思います。
今回の海外訪問はどこへ行かれたのですか。

  • 市長

 2つの都市を訪問してきました。
ひとつは佐久市の姉妹都市であるフランスブルゴーニュ地方のアバロン市。もうひとつは同じ名前のエストニア国サク市へ訪問させていただき、それぞれ友好の絆を深めてきました。

  • アナウンサー

 まずフランスのアバロン市ですが、昭和51年にお互い似ている自然環境が縁、あるいは貞祥寺(ていしょうじ)のご住職の「禅」というものがテーマとなって姉妹都市の提携を結びました。
 フランスアバロンの印象はいかがでしたか。

  • 市長

 私は2回目の訪問になりますが、42年間の交流について、両市にとって意義深いものでありました。
一方で、このフランスアバロンに関しては、相互の訪問はなかなか難しく、ネット社会の中でいろいろな友好の深め方があるので、訪問というかたちでの友好の深め方はひとつの区切りにしましょうという話しをさせていただき、姉妹都市であることには変わりはないが、ひとつの区切りということになりました。

  • アナウンサー

 続いてフランスからパリ経由で、エストニアに入られたわけですが、北欧バルト三国のひとつエストニアへの訪問はどのような内容だったのでしょうか。

  • 市長

 3つ目的がありまして、1つめはエストニアのサク市と佐久市の友好締結10周年記念。2つめは、エストニアがロシアから独立宣言してから100年目のお祝い。3つめは、2020年の東京オリンピック、パラリンピックで私どもがホストタウンとなりますので、オリンピックの事前合宿など友好を深めるための意見交換、トップセールスをしてきました。

  • アナウンサー

 今日はいろいろな話しを聞いていきたいと思うのですが、まずエストニアサク市の街並みについて解説をお願いします。

  • 市長

 エストニアを代表するタリンの旧市街地を撮影してきましたが、大変に美しい街並みで、おとぎの国にそのまま入ってきたような印象を受けました。
100周年ということもあり、エストニアの国旗が至るところに掲げられており、大変に美しい街並みでした。

  • アナウンサー

 エストニアの旧市街地の模様は、市長がおっしゃるようにおとぎの国に入ってきたような青空と白、ピンクが映えて非常に美しい世界遺産ですね。

  • 市長

 バルト三国だけではなく、EU諸国、あるいは世界から多くのお客様がお越しになっていました。

  • アナウンサー

 今回の訪問は様々な交流事業内容の確認と、エストニアのサク市と長野県佐久市との友好関係を深める目的がありました。

  • 市長

 公式訪問というかたちでエストニアサク市を訪問しました。
 市長さん、議長さん、前議長さん、エストニア日本友好協会の事務局長さん、そして国立美術館の館長さんという方々にお出迎えいただき、在エストニアの日本大使館の方にもご同席いただきました。

  • アナウンサー

 実際に現地の市長さん、議長さん、関係者の方々とお会いしてみて市長ご自身が受けた印象はいかがでしたか。

  • 市長

 この度市長さんになられたマルティさんは来日経験のある方で、私も以前にお会いしていた方です。議長のテイト・バヘノムさんは、中学生交流の時に中心人物であった方です。その交流が始まった時の議長さんもご同席いただき、お互いに顔の見える関係ができてきており、友好の絆が前進しているのではないかと思います。

  • アナウンサー

 今回は、長野県から栁田市長と高橋議長、以前には市長と小林貴幸前議長がエストニアに入られて、様々な友好関係を深めてきたわけですが、本当にお互いの固い絆というものを感じますね。

  • 市長

 やはり友好都市を行っていくには、そういうものは不可欠だと思います。
会談の中で、今は友好都市というかたちですが、今後姉妹都市ということを考えていったらどうかということに話しが至りました。2020年の東京オリンピック、パラリンピックに向けて、相互交流が活発化していく中で、今後姉妹都市ということも視野に入れた話し合いが行われていくことになるかと思います。

  • アナウンサー

 友好都市は、住民レベルでの相互関係ですが、姉妹都市になってきますと行政レベルでより一歩進んだ強固なものと考えられますね。

  • 市長

 実際に今行っている中学生の相互訪問というのは、既に姉妹都市の域だと思います。また、ホストタウンなど様々なかたちで行っています。具体的に財政負担や内容が変わるわけではありませんが、精神面においてシスタータウンという思いの中においては、より深まるものになるのではないかと思っています。しかしながら、これは議決事項でありますので、佐久市議会の皆さまにもご相談をしながらより深まる活動をやっていきたいと思います。

  • アナウンサー

 実際にその場で高橋議長も自身の目で見ているだけにこの状況をしっかり議会の皆さんにも確認いただきたい。

  • 市長

 議長にご同席いただいたということは意味の深いことだと思います。

  • アナウンサー

現在エストニアのサク市の2020年の東京オリンピック、パラリンピックの政府認定ホストタウンになっているのがここ長野県佐久市です。我々としては2020年のカウントダウン、事前合宿も含め、両市の関係というのが非常に気になるのですが。

  • 市長

 今回、オリンピック協会のマルティ事務総長とお会いして具体的にお話しをさせていただきました。マルティ事務総長自身も佐久市を訪問されており、非常に高い評価をいただき手ごたえを感じています。
 今回のトップセールスに関しては、把瑠都さんにもご同席をいただきました。今後はエストニアで活動をしていくということですが、把瑠都さんは佐久市とエストニアの友好親善大使をしていただいています。エストニアでも大変有名な方で、一緒に街を歩いた際には、間違いなく振り向かれ大変に心強いものでありました。
 この会議の中で、「佐久市は平成30年度予算でエストニアのオリンピック関係者、陸上競技関係者の皆さんに佐久にお出でいただくための予算を立ててありますので、ぜひ来てください、そして実際に現場を見てください。」ということをお話し、陸上競技協会から秋までに日本訪問をしたいという回答がありましたので、具体的に進んでいくのではないかと期待しています。

  • アナウンサー

 5月17日から栁田清二市長を筆頭に8名の公式訪問団がヨーロッパを訪問しました。フランスのアバロンとエストニアのサク市を回り、佐久市との様々な交流事業、関係を確認してきたということでした。大変に実り多き海外訪問となりましたね。

  • 市長

 今回目的を持って行きましたので、大変に評価してくださったと思っています。今回2回会談をさせていただいた在エストニア日本大使の柳沢大使さんが大変積極的に相談にのってくださりました。アドバイスを賜りながら2020年に向けて佐久市として努力を重ねていきたいと思います。

  • アナウンサー

 日本から空路およそ11時間から12時間、フィンランドの近くにある北欧バルト三国のひとつエストニアと同じ「SAKU」つながりということで様々な交流事業が進んでおります。近々エストニアのアーティストの企画展や佐久市内の中学生が夏休みにエストニアを訪れる事業も進んでいるということです。両市の発展に期待します。

  • 市長

 今回、佐久に関係する株式会社アクロディアさんにご参加いただきました。これをご縁にエストニアサク市で会社を立ち上げたいというお話しもされ大変に経済活動などの活発化に期待されています。
 1月には安倍総理も訪問。5月のゴールデンウィークには小野寺防衛大臣が訪問。NATOのサイバーセンターがエストニアにあるのですが、ITを中心に企業活動、経済活動が大変に盛んになっているということで、私たちはエストニアでショールームを拝見しました。IT国家としてどのような戦略を持っているか説明をする場所には青年市長会でご一緒させていただいた福岡市長がお出でになられており、お話しさせていただきました。福岡市は30人規模の経済ミッションを同行させて経済活動につなげていこうということでありまして、大変に日本とエストニアの関係が深まってきていることを肌で感じる場面でした。

  • アナウンサー

 エストニアと言いますと、合唱の国、街としてもサク市などはおなじみですが、近々グラミー賞を受賞した偉大なる合唱団が来日予定だと伺いました。

  • 市長

 エストニア国立男性合唱団のコンサートが9月16日佐久市で行われることになっています。大変に注目されている皆さんで、2004年には最高合唱演奏部門でグラミー賞を獲得されている方々でいらっしゃいます。
 9月16日の開催ですが、市民の皆さんには先行発売も行ってまいりますので、より多くの皆さまにご参加いただきたいと思っています。

  • アナウンサー

 これも佐久市が行っている文化振興基金を使った特別コンサートということで、通常よりもリーズナブルに本格的な世界レベルの合唱を楽しめるということです。

  • 市長

 今回は、一般が3,000円、高校生以下が1,500円です。この国立の男性合唱団というのは世界でひとつだとのことですので、ぜひこの機会にエストニアを感じていただき、芸術に触れていただく機会として9月16日にぜひお出でいただきたいと思います。

  • アナウンサー

 6月17日に佐久市民のチケット先行販売があるということです。グラミー賞を受賞した世界レベルの素晴らしい歌声、エストニア国立男性合唱団が佐久にやってくるという情報を紹介してまいりました。更に詳しい情報などは栁田市長のツイッターなどにも写真付きでたくさんの画像などがアップされていますので、ぜひアクセスしていただきたいと思います。
 最後になりますが、改めて市長からメッセージをお願いいたします。

  • 市長

 今回のエストニア訪問において、これまでの関係を深めてきた中で、2020年のオリンピック、パラリンピックは成功させたい世界の祭典だと思います。市民10万人がこのオリンピックに参加できる、あるいは友人を応援できるような体制づくりをしてまいりますので、市民の皆さんのご理解とご協力を切にお願いするものであります。

お問い合わせ

企画部 広報広聴課
電話:0267-62-3075
ファックス:0267-63-3313

お問い合わせはこちらから

本文ここまで

サブナビゲーションここから
ページの先頭へ