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「大阪方面へのトップセールス」「子ども福祉医療費給付金の支給方法の変更」その他について(7月11日)

更新日:2018年10月12日

  • アナウンサー

 いよいよ球児たちの暑い夏が始まりました。いかがでしょうか。

  • 市長

 高校野球100回目の大会ということで、夢の甲子園への切符をかけた大会、応援したいですね。

  • アナウンサー

 今日も佐久市政の情報をたっぷりと伺いたいと思います。
 栁田市長は、昨日まで大阪へ行かれていたということですが、まずは「大阪方面へのトップセールス」についてです。

  • 市長

 大阪への訪問は、2つの目的で行ってまいりました。
 ひとつは、関西空港が所在する泉佐野市というまちがあり、特産品相互取扱協定を結んでいます。その協定の中において、活発化を図るために表敬訪問をしてまいりました。
 私が全国青年市長会の会長を務めていますが、泉佐野市の千代松市長が副会長を務めています。その千代松市長が繰り広げる特産品相互取扱協定を47都道府県全部と結ぶということです。
 関西空港のインバウンドの皆さんに対して、日本全国から寄せられた特産品を並べ、対応していこうということで、大変活発に行われている様子を見てまいりました。

  • アナウンサー

 そういうつながりというものが、先日の大阪北部地震の時にも温かい気持ちとして表れたということですね。

  • 市長

 これは佐久市だけでなく、いろいろな都市、まち同士が関わりを持っているのですが、佐久市の特徴として、4市町村合併をしましたので、臼田町、望月町それぞれの地域で結んでいた友好都市を引き継いでおり、多くの友好都市を有しているということに加えて、私自身が今青年市長会に属していたり、地下水を守る自治体連絡協議会などいろいろな活動の輪を広げていく中において、この間の大阪もそうですが、災害支援活動が広がっていると言えると思います。

  • アナウンサー

 ブルーシートの支援物資などもあったということです。
 いざという時のつながりは、本当に温かい気持ちになりますし、絆も感じられると思います。

  • 市長

 やはり顔の見える関係が非常に大事で、会う頻度や関わりの深さが、災害支援においては功を奏する面があると思います。
 もうひとつは、佐久市の特産物である野菜の販売をしてくださる大阪の卸売市場を生産者の皆さん、農協幹部の皆さんと一緒に訪問し、市場の皆さんとの懇談、トップセールスを行ってきました。

  • アナウンサー

 地元の農産物は当たり前のように食べているものですが、本当に全国の注目度が高まっていますね。

  • 市長

 実際に見せてもらいましたが、佐久地域の野菜の品質に関しては大変に評価が高いです。今回は佐久市としては長者原の野菜について主張してきましたが、JA佐久浅間が扱う他の地域の野菜も含めて、長者原の野菜は価値が高いです。白菜、キャベツに関しては圧倒的な強さがあります。野辺山や嬬恋などに比べると産地としての大きさはあまりありませんが、その地位は大変に高いものがありますし、そういうものをきちんと主張してきました。
 今、実際に段ボールや肥料など様々なものが値上げになっています。輸送費については法律の改正により、軽井沢バス事故などをきっかけにドライバーの運転できる時間が制約され、13時間以上運転したドライバーは、次の日休まなくてはなりません。そうなると、ドライバーは毎日働けないので、13時間以上かかる地域は大変人件費がかかってしまいます。今、輸送に16.5時間かかっていますが、そういった課題などを市場の皆さんにお伝えして、きちんとした価格設定で販売をしてもらうということを行ってきました。

  • アナウンサー

 佐久市では大変ご年配の方から若い世代の方までが農業に打ち込んでいて、今もこのラジオを聴きながら汗を流している方もいらっしゃると思います。望月の長者原に限って見ると、若い世代、子育て世代の方もたくさん農業に従事されています。

  • 市長

 佐久市の14歳以下人口の平均は、12.97%です。しかし長者原の14歳以下人口は、13.03%ということで、平均より上回っています。普通は過疎地や辺地というのは、この数字が低いのですが、長者原は例外的にお子さんが多い地域ということができ、結構活発化、活性化している地域です。

  • アナウンサー

 年配の農業の先輩の背中を追いかけ、若い世代の方たちも頑張って未来の佐久を夢見て長者原の野菜ブランドが大阪から広がっていくといいですね。

  • 市長

 既に確固たる地位があるとご理解いただいた方が良いと思います。
長者原という言葉はあまり使われず、望月からきていると思いますが「マルツキ」ブランドと表現します。
 大変に評価が高いので関心事は、大きな水害が出た大阪市場において、大阪から中国地方や四国への物流が止まり、品物が大阪でダブつき価格が下がってしまうことです。また、産地が大打撃を受けていますので、野菜の高騰が起き、一時的に値段が落ちているのではないかという心配。そして産地の西日本に大変被害が出ているので、その影響が今後出てくるという二つの側面があるということです。

  • アナウンサー

 大阪方面へのトップセールスについてお話しを伺いました。
 続いて、「子ども福祉医療費給付金の支給方法の変更」についてお願いします。

  • 市長

 これまで佐久市では、「医療費の無料化」について18歳まで拡大して行ってきました。その他に妊産婦さんの医療費の無料化や障がいを持つ方の無料化もありますが、今回お話しをするのは、「子ども福祉医療費の窓口無料化」についてです。
 今は償還払い方式で、例えば1万円の医療を受けた場合、3割負担で3,000円を負担するのですが、後日口座に振り込まれるというように一旦は支払いますが、今後は一旦払うこともなくなります。これを「窓口の無料化」といい18歳まで行います。全県下では、飯田市、小諸市、佐久市の3市が先頭を切ってこのような方式をとるということです。

  • アナウンサー

 その礎にあるのは、佐久市が市の取組として、子育て世代の皆さんを支援したいという気持ちが形に表れたということですね。

  • 市長

 この背景には、「お子さんは何人欲しいですか?」という質問に対し、「3人」という答えが一番多いのですが、現実的にお子さんは何人かと聞くと、「2人」が一番多いのです。お子さんを3人希望していたにも関わらず、なぜ2人なのかとアンケートを取り、クロス集計をすると、「経済的負担」と「精神的負担」があります。この負担を軽減することによって、お子さんを希望通りに持つことができる社会にするために、経済的負担について、軽減を図る措置として、今回「医療費の無料化拡大」をします。

  • アナウンサー

 8月1日からは、同じ医療機関の窓口では、月500円の自己負担のみ支払いになります。長野県内全市町村で15歳までを対象に一斉実施となりますが、佐久市では独自に、18歳の年度末までの入通院を対象としているということです。

  • 市長

 今までは、10,000円の医療を受けたとして、窓口で3割負担の3,000円を支払い、後日レセプト代500円を差し引いて2,500円が口座に振り込まれました。今後の窓口においてもレセプト代500円は負担していただきます。先ほどの例でいうと、10,000円の医療を受けた場合、窓口の無料化でこの3000円の支払いはありませんが、レセプト代ということで保険請求につき、上限500円を負担することになります。結果的に10,000円の医療を受けた時、窓口で払う金額は500円ということになります。ただし、同じ月に何回も通うケースがありますが、その時には、1医療機関1カ月500円ですので、1カ月に3回行ったとしても、1回目の窓口で500円を払い、2回目3回目の負担は一切ないという形になります。

  • アナウンサー

 8月1日から変わりますので、皆さんぜひその点を認識していただいて、子ども福祉医療費給付金支給方法を見つめなおしていただきたいと思います。
 子育て世代には嬉しい佐久市の政策です。「子ども福祉医療費給付金」の平成30年度予算額は2億4千百万円です。
 8月1日から変わる「子ども福祉医療費給付金支給方法の変更」についてお話しをいただきました。
 最後の話題になりますが、「内山地区アウトドアフィールド基本構想策定」についてお願いします。

  • 市長

 今、内山牧場が大変活気を呈しており、土日になると、大変大勢の皆さんがお越しになります。
 このほど内山キャンプ場の整備をしていきましょうということで、プロポーザルを行い、この内山をどうやって開発していくか、どういう魅力ある場所にしていくか、これは内山牧場のキャンプ場だけではなく、内山地域全体の活性化を見据えているのですが、そのプロポーザルを行いました。
 実際の現状把握、どういう問題点があるのか、こういうことを整理して、どういう魅力があるのか、どういうことを整備していったら良いか、という計画を分析してもらうということで、キャンプ用品など大変話題の多い会社である株式会社スノーピークに決まり、お願いすることになりました。

  • アナウンサー

 自然溢れる佐久市ですが、特に自然を楽しむということで内山牧場キャンプ場が更に素晴らしい状態になると良いですね。

  • 市長

 私は大変に良い会社にパートナーになってもらったと思っています。
 株式会社スノーピークはキャンプ場の経営やコンサルティングをやっていたり、キャンプ用品の販売をしていますが、その社長が2016年に、「一番魅力あるキャンプ場は内山牧場でした。」とお話しいただいたことからこの議論は進んでいきました。
 内山牧場は5メートル先が見えないような霧が出るのですが、その体験がかなり幻想的であることや、星が大変美しいなど、様々な魅力をアップしていこうということです。
 スノーピークにはスノーピーカーというファンクラブがあり、25万人いらっしゃいます。その25万人に対して、この内山牧場を魅力あるキャンプ場にしていくという方向を示しましたので、ご理解をただきたいと思います。

  • アナウンサー

 市内外キャンプファンの皆さんが注目する内山牧場キャンプ場です。この話題についても、引き続き宜しくお願いします。

  • 市長

 「内山にキャンプに来た皆さんは、内山に暮らす人、内山で作られているもの、内山というものの魅力を感じられる時間、地域の皆さんとの交流をすごく求めていらっしゃいます。」と株式会社スノーピークは言っています。
 内山地区の活性化協議会もありますが、そういったところも中心となって、今後も一緒に内山づくりをしていきたいと思っています。

  • アナウンサー

 最後にお話しいただいたのは、「内山地区アウトドアフィールド基本構想策定について」でした。
 続きまして、楽しみにされている方もいらっしゃる市長の一曲でございます。

  • 市長

 テーマは「元気になる音楽を届けたい」ということで、渡辺美里さんの「夏が来た」。

 【 ♪夏が来た! 】

  • アナウンサー

 夏が来るんだとワクワクする曲ですね。

  • 市長

 渡辺美里さんの場合、西武球場を意識した楽曲づくりがあり、「夏が来た!」はまさにそうだと思います。
 私も最初の頃行っていました。最初の西武球場に行ったということが、自分なりにとても納得している出来事です。

  • アナウンサー

 渡辺美里さんにも思い入れが深いということですが。

  • 市長

 ここから始まったという感じです。

  • アナウンサー

 市長の一曲、渡辺美里さんの「夏が来た!」をお送りしました。
 最後になりますが、皆さんにひと言お願いします。

  • 市長

 今年の夏は、キッズサーキッドなど様々な趣向を凝らしたもの、例えば白井悠介さんの声でナビゲートするプラネタリウムや、埋蔵文化財の紹介、アニメのフェアがあります。プールも大変充実していますので、佐久の夏を満喫していただきたいと思います。

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