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旧中込学校

更新日:2023年6月14日

旧中込学校は明治8年(1875年)に完成し、国内の学校建築のうち現存する最古級の擬洋風建築物で、重要文化財に指定されています。
建築設計したのは、地元出身でアメリカに渡り建築学を研究した市川代治郎氏で、外部窓・内部間仕切りなどの一部に当初と変わった点もありますが、日本人の手による明治初期木造洋風建築の様式を知る重要な建物になっています。
中央の八角塔は、天井から太鼓を吊るして時を告げ、村人たちはこの太鼓の音で正午や10時、3時のお茶の時間を知り、いつしか「太鼓楼」と呼ぶようになったほか、窓に当時は珍しいガラスを使用していたことから「ギヤマン学校」ともよばれ、開校当時は見学する人たちが連日あとを絶たなかったといわれています。
当時の下中込村の村民の負担と寄付で建設された太鼓楼の天井には、ロンドン、パリ、ローマなど世界各地の都市を示す方位図があり、子供たちに世界に目を向ける人になってもらいたいという村人の願いがうかがえます。
このようにして完成した学校も、大正のはじめころから狭くなり、大正8年に新校舎が建築され、その後の旧中込学校は、中込町役場、中込町公民館、中込支館、佐久市役所分室、佐久市開発公社と再利用されました。
そして、昭和44年に明治建築の学校として改変の比較的少ない建造物であることから重要文化財に、そして校舎の場所が明治8年から変わっていないことから国史跡に指定されました。
色鮮やかなステンドグラスの丸窓や各教室に当時の資料が展示され、当時の子どもたちの勉強風景を目に浮かべることができます。
開館時間:9時~17時(11月~3月は16時まで)
休館日:月曜日(祝日の場合は翌日)、第2火曜日(12月から2月までは毎週火曜日)、年末年始は休館

入場料:大人260円(200円)高校生・大学生150円(120円)小中学生120円(100円)
※()内は団体料金です

案内図

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電話:0267-62-3285
ファックス:0267-62-2269

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