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フレイルを予防するには

更新日:2023年12月7日

フレイル予防の3本柱


フレイル予防・改善の主な柱となるのが、栄養(食事や口腔機能)・運動(身体活動)・社会参加の3つです。
この3つの柱はお互い影響しあっているため、どれか1つだけではなく、3つすべての柱を意識し、バランスよく自分の生活サイクルに取りいれていくことが大切です。

栄養(食事・口腔機能)

(1)1日3食、欠食なく食べよう
  欠食なく3食しっかると食べることで、1日に必要な栄養が補うことができます。
  また、朝・昼・夕と規則正しく食べることで生活リズムが整い、食欲増加にもつながります。

(2)主食・主菜・副菜の3つのお皿をそろえよう
  主食(ごはん、パン、麺など)、主菜(肉、魚、卵、大豆製品など)、副菜(野菜、海藻、きのこなど)
  この3つをそろえて食べることで、自然と栄養バランスが整い、体に必要な栄養を摂ることにつながります。

(3)たんぱく質をしっかり摂ろう
  たんぱく質は筋肉を作る主成分で、不足すると筋肉量の低下につながります。
  加齢によって筋肉を作る力が低下してしまうため、毎食意識して摂るようにしましょう。
  
(4)お口のケアで噛む力や飲み込む力を維持しよう
  歯と口の機能が保たれていないと、食事から栄養を摂ることができなくなってしまいます。
  歯磨きなどの毎日の口腔ケアと定期的な歯科受診でお口の機能を保ちましょう。

運動(身体活動)

(1)積極的に体を動かそう 
  不活発な生活(動かないこと)が続くと、筋肉量が減少し、フレイルの進行につながります。
  寝たり座ったりしたままの時間をなるべく減らし、積極的に体を動かす習慣を身につけましょう。

(2)ウォーキング & 筋力トレーニングをしよう
  「立つ・歩く」といった日常生活に必要な動作を支える足腰の筋力を維持するためには、
  運動器(筋肉や関節・骨)に適度な負荷を与える必要があります。
  ウォーキングなどの有酸素運動と筋力トレーニングを組み合わせて行い、筋力を維持しましょう。

社会参加

(1)積極的に外に出よう
  外出の機会が減り、人や社会とのつながりが失われることは、心身の機能が低下につながり、
  フレイルが進行する要因となります。
  買い物や通院、散歩など外出の機会をみつけ、1日1回は外に出るようにしましょう。

(2)地域の活動に参加しよう
  友人や地域の方とのつきあい、習い事、ボランティア活動などに積極的に参加するようにしましょう。

(3)家庭内での役割を持とう
  洗濯や掃除、食事の用意など、家庭内での仕事や役割なども生きがいとなり、心身の機能低下の予防に役立ちます。

年に1度の健康診断(健診)で全身のチェックをしよう

 フレイルを進行させる要因として糖尿病や高血圧などの生活習慣病の重症化も影響しています。
 健診はそのような疾病の早期発見・治療のために重要なものとなります。
 持病があり定期受診されている場合も、健診を受けることで、治療中以外の病気の検査をすることができます。
 年に1度は健診を受け、全身のチェックをしましょう。
 

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ファックス:0267-63-0241

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