急な大雨・雷・竜巻から身を守りましょう
更新日:2020年8月24日
令和2年8月に、佐久地域で農作業をしていた方が落雷により亡くなるという事故が発生しました。
発達した積乱雲(雷雲)の下では急な雷や竜巻が発生することがあります。自分の身を守るため、積乱雲の前兆を感じたらすぐに危険な場所から避難しましょう。
雷の“正しい知識”を知っておきましょう
間違った知識
- 金属を持っていないから雷は落ちない
- 雷の光を見てから音が聞こえるまでに時間があるから安心
- 木の下で雨宿りをする
正しい知識
- 金属を持っていなくても雷は落ちる(金属を身に着けているかは雷には関係ない)
- 雷は高いところへ落ちるが、木よりも人の方が電気が流れやすいので、電気が木から人へ移ってくる
- 雷の音が聞こえたら、そこは危険な場所なのですぐ安全な場所へ避難する
※落雷は前の落雷の約10kmの範囲内で起きることがあり、雷の音は約10km離れたところまで聞こえます。
積乱雲とは
積乱雲は、大雨や雷、竜巻を引き起こす雲のことで、夏によく見られる、もくもくと高い大きな雲をいいます。
太陽で温められた空気が上昇し、温度の低い空とぶつかることで発生します。
積乱雲が近づく前兆
- 真黒な雲が近づいてくる
- 雷の音が聞こえる
- 急に冷たい風が吹いてくる
積乱雲が近づいて来たら
積乱雲が近づいて来たら、すぐに危険な場所から離れ、安全な場所に避難しましょう。
雷の場合と竜巻の場合では、安全な場所が異なりますので注意が必要です。
安全な場所の例
【大雨の場合】
- しっかりした建物
【雷の場合】
- しっかりした建物
- 自動車
【竜巻の場合】
- しっかりした建物
危険な場所の例
【大雨の場合】
- 川の近く
【雷の場合】
- 木など、高いものの近く
【竜巻の場合】
- 屋外
※竜巻が近づくと、いろいろなものが猛スピードで飛んできます。
人や車も飛ばされることがあるので、頑丈な建物へ避難しましょう。
防災啓発ビデオ「急な大雨・雷・竜巻から身を守ろう!」
気象庁では、発達した積乱雲が引き起こす「急な大雨」「雷」「竜巻」等の激しい現象に対して、自分の置かれた状況を的確に判断し、率先して自他の身の安全を図れることを目的に、防災啓発ビデオを制作しています。
映像を参考に、急な大雨、雷や竜巻から身を守りましょう。
気象庁HP:防災啓発ビデオ「急な大雨・雷・竜巻から身を守ろう!」(外部サイト)
お問い合わせ
総務部 危機管理課
電話:0267-62-3008(危機管理係)、0267-64-4119(消防団係)
ファックス:0267-63-1680(危機管理係)、0267-64-4120(消防団係)