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教育長及び教育委員の紹介

更新日:2015年5月18日

教育長:楜澤 晴樹

身を乗り出して前のめりに学ぶ学校・社会に
 昨年度、佐久市高齢者大学で教育長講話をやらせていただいたときのこと。目を輝かせて、大きくうなずきながら聴講される先輩諸氏を目の当たりにして、「学不老」という孔子の言葉が浮かびました。学校教育においても社会教育においても、学習者が身を乗り出して「前のめりに」学ぶプロセスにおいてこそ、自ら考え主体的に生きる力が育まれ、また磨かれるのだと考えています。
 さて、教育というのは人格の完成を目指して、それを後押ししたり、時に導いたりする営みであると言えましょう。ですから「国家百年の大計」であり、教育のありようは社会の存亡をも左右します。広く生涯学習社会の活性化を考えるとき、先述のとおり、いかに主体的な学びが創出されているかが重要であります。自分事の問題をもって前のめりに学ぶ(学び合う)人間は何よりも輝いて見えます。そんな「輝く人づくり」を大事にした教育行政でありたいと思います。
 その具体的な取組のひとつですが、本市では、「自分の花を咲かせよう」をテーマに、自己実現を図るための根っことして「読むこと」「書くこと」「行うこと」の日常化を「コスモスプラン」として掲げております。これは、「佐久の先人」でも紹介しております丸岡秀子氏の碑に刻まれた言葉であり、これからの時代を生きるわたしたちへの時空を超えたメッセージでもあります。

教育長職務代理者:原 拓男

 子供たちの未来のために
平成27年2月 下村文部科学大臣が発表した「日本再生のための教育再生」に「子供たちの未来」という項目があります。それによると大学教授や経済学者は今年小学校に入学した子供たちの65%は「今は存在していない職業」に就く。また今後10年~20年で「約47%の仕事が自動化される」可能性が高い。さらに2030年までには「週15時間」程度働けば済むようになる。そして「現在の職業の多くは今後なくなっていく」と予測しています。
 子供たちの未来は今とは大きく変わっていると想像できます。佐久市教育委員会は子供たちの未来のため2015年度教育ビジョンとして「主体性・創造性・継続性を大事に、共に生き・伸びようとする豊かな人間性を育む」という基本理念の元(1)豊かな人間性を育む文化の創造(2)未来を担う人作り(3)生涯学習・生涯スポーツ活動の支援、の三つを重点施策として大変化に対応できる子供たちを育むため、現場の先生方と協力してより良い教育を目指しています。

教育委員:鈴木 祥子

学校は親子の学びの場
 子どもは授かりものであると同時に、社会からの預かりものと考えると、社会に少しでも貢献できるように育て、社会にお返しできる日まで大切に育てたいと思います。
 しかし子育ては、大小様々な心配や悩みがつきません。子を思うあまり、答えや結果をすぐに求めてしまったり、時に感情的になってしまったり…。そんな時に、「子どものマイナスの経験を、プラスの経験に変えるのは大人の役目です。起こってしまった出来事にくよくよするのではなくて、これからどうするかが大切ですよ。」と、子どもの担任の先生に教えていただきました。狭くなってしまった視野がぐっと広がり、優しい力が湧いてくる言葉でした。この様な言葉をたくさん持っていると、子育ては豊かになるのかもしれません。学校で出会う同じ子育て奮闘中のお母さんたちからも、子育ての良いアドバイスを見つけることがたくさんあります。学校は子どもの学びの場であると同時に、親にとっても学びの場であると感じます。
 佐久市学校教育の目指す子ども像は『夢や希望をもって輝き、ともに生きる子ども』です。子どもたちの輝きの色は十人十色、認め合い高め合いながら、親子で成長していきたいと考えます。学校・地域・家庭が一体となって、さらにより良い子育て環境作りを推進し、この自然豊かな佐久市で子育てを楽しみたいと思います。

教育委員:荻原 周子

一生懸命に伸びようとする子ども達を応援したい
 どの子も伸びようとする可能性を持っています。
 そのためには、教育環境はとても大切だと思います。
 教師であった現役時代は、「学校は子どものためにある」という理念に基づき、教育環境づくりを大切にしてきました。
 そして、その中でも「教師が一番の教育環境である」ことを柱として、先生方と共に励んでまいりました。
 退職後は、専門性を活かして音楽環境づくりに取り組んできました。
 今後は教育委員として、更に多角的な目線で教育環境づくりに取り組むことで、子供たちを応援してまいりたいと考えております。
 また、市民の皆さんや保護者の皆さん、学校からのお声をお聞きしながら、共に一生懸命に伸びようとする子供たちを応援して参りたいと思います。
 よろしくお願いいたします。

教育委員:吉岡 道明

座右の書
 人にはそれぞれ座右の銘と同じように座右の書といったものがあるように思われるが、乱読多読の時代を過ごしてきた私があげるとすれば、それはヒルティの「幸福論」と池田晶子の「14歳からの哲学」の2冊である。
 前者は、自分の人生の行く先がなかなか見通せなかった頃に自分の心のバランスをとる指針となり、後者は、教員となった後に起きた殺傷事件で、「なぜ人は人を殺してはいけないのか」「どうせ最後は死ぬのに、なぜ生きていくのか」といった根源的な問いが提起され、何とかその答えを見つけたいと思っていた時期に出会い、自分の頭で考えることの大切さを教えられた本である。
 そして、本の中の「幸せになるには、人間の資質の中で勇気が最も必要である。」や「幸福をお金で買うことだけは絶対にできない。なぜなら、幸福とは、職業や生活のことではなくて、心のことだからだ。」といった言葉は座右の銘にもなっている。
 子供たちの育つ力を信じ、その人生が幸福なものとなるよう心から願いながら、自分の役割を誠実に果たしていきたいと思っています。

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