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令和5年佐久市議会第2回(6月)定例会招集あいさつ

更新日:2023年6月12日

令和5年佐久市議会第2回定例会(令和5年6月5日招集)
招集のご挨拶を申し上げます。
本日、ここに令和5年佐久市議会第2回定例会を招集いたしましたところ、議員各位におかれましては、ご多忙の中、ご出席を賜りまして誠にありがとうございます。
議案の総括説明を申し上げます前に、本市が取り組んでおります施策等について6点申し上げます。

1点目といたしまして、本年4月に開校しました「臼田小学校」について申し上げます。
臼田地区の4小学校の統合につきましては、地域の皆様をはじめ、多くの関係者の皆様より多大なるご支援、ご尽力を賜りまして、去る4月11日、新たな「臼田小学校」の開校式を迎えることができました。
この場をお借りいたしまして、本事業に関わった全ての皆様に、衷心より感謝を申し上げます。
開校式では、児童により校歌が初披露され、作詞者の松井五郎氏、作曲者の森山良子氏にもサプライズで登場いただきまして、校歌のタイトルである「いつも希望はここにある」のとおり、新たな小学校が希望に満ちた未来への一歩を踏み出しました。
臼田小学校では、現在もグラウンド工事などの一部工事を8月まで行う予定でございます。引き続き児童の安全を第一として、最後までしっかりと事業を進めてまいります。

2点目といたしまして、「子どもSOSそうだんフォーム『TOUCH(タッチ)』の運用」について申し上げます。
「いじめ」や「からかい」など、悩みを抱えた児童生徒を早期に発見し、支援することを目的に、一人に一台整備したタブレット端末を活用した相談フォームの運用を今月から市内全ての公立小中学校で開始いたします。
相談の仕組みといたしましては、子どもに身近な学習ツールであるタブレット端末のアイコンから、子ども自身が、「どのような悩み」を、「誰に相談したいか」を選択して送信し、これを受信した教育委員会事務局が、相談したい相手にいち早くつなげるとともに支援体制を構築しようとするものです。
子どもたちから寄せられる悩みにつきましては、学校や関係機関とも連携を図りながら、解決に向けて適切に対応してまいります。

3点目といたしまして、「佐久市佐久平女性大学」について申し上げます。
昨年度開講いたしました佐久平女性大学では、第一期生として卒業された皆様が、大学での学びを活かし、目標に向けて資格取得にチャレンジするなど、それぞれの職場や地域などで活躍する一歩を踏み出されました。
このような中、4月23日には、新たな第二期生22名を迎えて、佐久平女性大学の入学式を執り行い、本学のアドバイザーでジャーナリストの小宮山洋子さんにご講演をいただき、本年度のカリキュラムがスタートいたしました。
引き続き、学生の声を聞きながら、大学の特色である「実践力を身に着ける講座」の開催や「学生への寄り添い」など魅力的な大学運営により、あらゆる分野で活躍することのできる女性の人材育成に努めてまいります。

4点目といたしまして、本年度より新たに実施いたします「デジタル人材育成・就労支援プロジェクト『Cosmosta+(コスモスタプラス)』」について申し上げます。
本事業は、主に女性のキャリア形成につながるITスキルを実践型で身に付け、就労までを伴走型で支援するプロジェクトです。
実施する講座は、市内のオフィスで働きながら講習を受ける「OJT(オンザ・ジョブ・トレーニング)型」と、自宅等で自由な時間に受講できる「オンライン型」の2種類から選択いただけます。
プロジェクトの事前説明会の開催につきまして、現在、広報佐久サクライフ6月号やSNS等を通じてご案内しておりますが、既に約140名の申し込みがございまして、予想を大きく上回る反響となり、今後の展開に期待を高めているところでございます。
本事業により育成されたデジタル人材が、女性の社会進出と経済的自立を促進するだけでなく、地域のDX(デジタル・トランスフォーメーション)を推進することで、地域活性化につなげてまいりたいと考えております。

5点目といたしまして、「犯罪被害者等に関する支援」について申し上げます。
令和5年第1回定例会にて全会一致で可決いただきました「佐久市犯罪被害者等支援条例」に基づく支援策として、長野県弁護士会と「佐久市犯罪被害者等日常生活支援における報道対応支援に関する協定」を5月1日に締結いたしました。
この協定により、犯罪被害に遭われた方々の心身の負担の軽減、被害からの早期回復や日常生活の再建を図るため、弁護士が被害者の皆様などに代わり、報道機関からの取材対応、報道機関に対する意向や要望の通知・申し入れなどにご協力いただくものです。
長野県下では初めての取組みでございまして、協定締結及び今後の支援に対し、長野県弁護士会様より多大なるご理解とご支援を賜っておりますことに、心より御礼を申し上げます。
過日、中野市で大変痛ましい事件が発生いたしましたが、誰もが犯罪被害に巻き込まれる可能性がある中、このような支援や相談窓口に関する情報などにつきまして、周知啓発に努めてまいります。

結びに、6点目として「佐久市議会の議員報酬と議員定数の改定に係る市民説明会」について申し上げます。
議員報酬と議員定数の改定につきましては、令和2年12月の佐久市特別職等報酬審議会の答申において、「報酬は増額する。改定時期は市長が判断する」とされ、検討してまいりました。
また、定数については、答申の附帯意見として「増額にあたっては、議会において議員定数の削減を検討されたい」と意見が付され議会におきまして活発な議論が行われてきたとお聞きしております。
こうした中、社会情勢の変化に伴い、報酬と定数の改定手続きを進める時期であると判断し、これらの改定は、市民の権利に直結する大切な制度改定となりますことから、議員の皆様にもご参加をいただきながら、本年7月から8月にかけ、延べ11回の市民説明会を開催いたします。
説明会開催に対しまして、議員の皆様にご理解をいただき、共に開催できますことに感謝を申し上げます。
説明会を通じ、市民の皆様のご質問に答え、理解を深めていただきました上で、改定の取り組みを進めてまいりたいと考えておりますので、引き続き、皆様のご理解とご協力をお願い申し上げます。

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