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「台風19号災害関連の情報」その他(12月10日)

更新日:2020年1月20日

  • アナウンサー

 寒くなってきましたね。

  • 市長

 季節は正直で、師走に入ると寒い日が続いて、マイナス5度、6度くらいはいきましたね。

  • アナウンサー

 寒暖の差も大きいですからね。

  • 市長

 今日は、10度を超えると言っていました。この間ある商店に行ったら、この番組を聞いていますと言っていただいて、大変ありがたいことです。

  • アナウンサー

 ラジオを聴いてくださっていることはなにより嬉しいですね。
 最近の話題からお願いします。

  • 市長

 今年も佐久長聖高校駅伝部が都大路に出場します。22年連続22回目ということですごいですね。監督さんも仰っていましたが、今年70回記念大会なので、47校+11校と出場校が多く、レベルがあがるそうです。予選のタイムがかなり良いタイムだけれども、他も良いという中で、かなりクオリティの高い大会になると思います。私は神津議長さんと一緒に応援に行きます。全国の強豪校なので佐久長聖のウインドブレーカーなどを着ていると振り返られるんですよ。世羅高校とか仙台育英高校とか、こっちも強豪校だと思って見るじゃないですか。当然だと言えば当然かもしれませんが、これまでの実績を考えれば、佐久の名を全国に発信している大きな事柄だと思いますので、ぜひ多くの皆さんに応援していただきたいと思います。

  • アナウンサー

 佐久長聖高校駅伝部の皆さん、頑張っていただきたいし、佐久長聖高校駅伝部出身の皆さんが東京オリンピックを目指す大舞台で何人も真剣な勝負を挑まれていますからね。

  • 市長

 大迫選手もマラソン代表の有力でありますし、箱根駅伝も有力な選手が佐久長聖高校からたくさん出ていますし、楽しみですね。

  • アナウンサー

 まずは駅伝の話題お伝えしました。
 現在、議会も行われておりますが、台風19号災害関連の情報からお願いします。

  • 市長

 今回の議会は、3日間の一般質問を1日に集約して、代表質問形式にすることを議会で決めてくださいました。各会派別に、それぞれ違う角度から質問が出されまして、ほぼ災害一色の質問となりました。
 二度と命を失わないと考えた場合に、失われた命がどういった経過を辿ったのかということの検証を綿密に行わなくてはいけません。そういう中で交通規制の情報や、どこで洪水や土砂崩れが起きているかの情報をより多くの皆さんにきちんと伝えることが重要で、それを人的に行うことはすごく難しいです。そうした場合に、今の技術を使ってどうやっていきましょうかという角度で質問がありました。また、査定前着工に関する質問もありました。 
 今回の質問の中で一番お伝えしたかったのは、佐久市は災害の少ないまちと言ってきましたが、これは事実だと思っていますし、これからもそう言っていかないといけないということです。活断層が確認されていないですし、動き出している移住や企業誘致の流れを止めないためにも、災害の少ないまちと言い続けていかないといけないと思っています。しかしながら、台風19号で大きな被害が出ましたよねと必ず言われますよね。そのときに、災害は起きましたが、台風19号の原因になったものはすべて除去しましたということを3年、5年のうちには言っていかなければいけないことだと思っています。もう一度台風19号が起きたとしても、佐久市は被害を食い止められると思いますというところまでもっていかなければいけません。そのためには、ハード事業だけでなくて、ソフトの事業に対しても対応していくことです。そして再び災害の少ないまちですということに加えて災害に強いまちですとも言えるような状況に立て直していくことをお伝えしたかった議会となります。

  • アナウンサー

 エフエム佐久平で来週から放送されますが、今の市政が伝わってくる放送になっていますので、ぜひ皆さん注目していただきたいと思います。また、議会にも足を運んでいただきたいと思います。

  • 市長

 昨日は、傍聴の方が多かったです。議員の皆さんも、今度議会で質問に立ちますのでお越しくださいとかお声掛けをします。それはすごく重要なことで、行くと関心を持ちますし、こういうことをやっているんだとよく分かります。
 福祉避難所というものがあります。医療的ケアが必要、発達障害や認知を持っているなど大勢の皆さんの中に避難をしていくことが困難な方がいらっしゃいます。今のルールは、一旦は小中学校などの指定避難所に避難してくださいとなっています。二次的なところとして、次の場所を用意するので移動してくださいとなります。福祉避難所を立ち上げるまでには違う対応を取りますので、時間がかかることがあります。命を守るためには、他の方に迷惑になるとはあまり気にせずにとりあえず避難してくださいとしているんですが、やはりご家族もご本人も気兼ねしてしまいます。そうなった時に、例えば小学校なども保健室とか教室の1つを福祉避難所的にお使いいただく方法も考えていきましょうとしました。今回の災害において、特別養護老人ホームの方が、私たちの施設を使ってくださいと申し出てくれました。特別養護老人ホームには、ベッドがなるなど、小中学校よりも設備が整っていますので、福祉避難所を特別養護老人ホームに担っていただくのも1つの方法だと思います。

  • アナウンサー

 福祉避難所を設けることについて、これも起こらなかった方が良かった災害ですが、起こったから考えられる1つのきっかけになっていますね。これをきっかけに専門の皆さんとどう連絡を取るかという話にもなりますね。

  • 市長

 そういうことが行えるように専門家などにも知恵を借りてはどうかという提案をいただいて、実り多い代表質問だったと思います。

  • アナウンサー

 皆さんそれぞれ思うところもあると思いますが、本議会ぜひ注目していただきたいと思います。言い足りなかったことはありますか。

  • 市長

 現状復帰の原則で、常和は平成11年に災害があって、今回はそのときよりも大きな災害になってしまいました。常和の皆さんは複雑な心境だと思います。抜本的に違う方法を考えないとまた災害が起きるのではないかということがあります。県の方で地元説明を行っていますが、川の流下能力を大きくするためには、川幅・川底を広げる必要があります。それをざっくり申し上げますと2倍から4倍の流下能力を持たせようとしています。それに伴い、道路をどう付け替えていくかという形で進んでいます。そういうことが入沢の谷川、常和の田子川、それと石神周辺だった滑津川の3つは、改良していくことが明らかになって進んできています。最終決定する前にお知らせをいただいて、住民の意見が反映されるようなタイムスケジュールでやっていきたいと思っています。

  • アナウンサー

 台風19号をきかっけで私も資料をいただいて、市内で考えたときに市の担当が28河川、県が25河川とほぼほぼ半分半分という状況なので、本当に県と連携をとらないといけませんね。

  • 市長

 一級河川は県、準用河川は市の管理です。
 思っているより川の管理が佐久市は多いという印象だったんですか。

  • アナウンサー

 そうじゃないですね。このぐらい県が占めているんだなという感じです。
 市長もいち早く動かれて情報発信をされていましたが、連携の必要性を改めて痛感しました。

  • 市長

 根本的な課題として、市民の生命を守るのは市の役割ですが、川が氾濫・越水しましたということは、河川管理者が市に伝えることになっています。その情報を基に人の命を守る行動に入っていきますが、これだけ大きな災害になった時に県が正確に把握してそれを伝えられるかということですよね。真っ暗の中で川が溢れましたということをどう確認するか、そのルールは本当に実効性があるのかということも検証しないといけないと思っています。

  • アナウンサー

 そのためにAI防災協議会とか、そこに繋がってくるんですよね。
 信濃川水系緊急治水対策会議についてはどうですか。

  • 市長

 北陸地方整備局でお聞きすると、川は下流から整備するのがセオリーなんだそうです。上流を先に直すとスムースになりますが、下流で逆にストレスが出てしまいます。下流から直してくるという形で、信濃川の下流は現在川幅が280メートルありますが、これを380メートルにしていく計画です。こういう計画を行っていく中において、佐久市ではどういうことをお考えですかと聞きました。できれば佐久市には遊水地を作りたいと仰いました。遊水地というのは、大雨が降ったときには、そちらに水を流す大きなため池になる場所です。そんなこともありながら今後進んでいくと思います。

  • アナウンサー

 これも周辺の市町村との連携ですね。

  • 市長

 関係するのは41市町村ですが、力を合わせて全力で行っていこうと発言しました。

  • アナウンサー

 最後に一言お願いします。

  • 市長

 議会の皆さんも多角的な質問をしてくださいました。そういう中で、災害に強いまちを作っていかないといけないですし、災害の少ないまちですともう一度言える状況を作っていきたいと思います。

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