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「新型コロナウイルス感染症に関する佐久市の経済対策」「災害に対する新たな対策」その他(6月10日)

更新日:2020年8月4日

  • アナウンサー

 市長、だんだん気温が上がってきましたね。

  • 市長

 そうですね。最近話題になっているのは、気温が上がってきている状況でのマスク着用に対して、どのように対応していくかということです。
 一昨年の猛暑を経て、学校の全教室にクーラーが入りましたが、どのように使用していくかという議論があります。学校でのクーラー使用期間は7月1日から8月31日までで、この期間内に28度を超えた場合、クーラーをつけることになっています。しかし、今年はマスクを着用しているため暑いので、6月15日から試運転という位置づけで、クーラーの使用期間を半月程前倒しすることにしました。来週から28度を超えるとクーラーが運転し、設定温度は28度となります。明日からでも運転してほしいという意見もありますが、準備等がありますので、ご理解いただきたいと思います。

  • アナウンサー

 様々な工夫をしながら、暑さを乗り切っていきたいですね。
 さて、本日も佐久市の最新情報について、市長にお話しいただきます。

  • 市長

 現在、新型コロナウイルス感染症関連は、話題の8、9割を占めているかもしれません。佐久市議会は6月4日に開会、6月30日に閉会しますが、新型コロナウイルス感染症関連の話題が多く出ると思います。本来の市議会のルールは、どの議員の皆さんも一般質問をしたい時、1時間の持ち時間の中で発言ができます。しかし、本議会は、議員1人あたりの持ち時間を45分に短縮すると議会で決定されました。質問は、皆さんが関心のある新型コロナウイルス感染症関連に集中しますので、現在忙しいセクションの担当課に、答弁書の作成事務が集中してしまいます。そのため、今回は議員1人あたりの持ち時間を短縮して、質問が重ならないよう取り決めされました。また、国の第二次補正予算が6月11日に決定される予定です。国の予算が決定した後、その予算が佐久市へ分配され、これを待って佐久市で予算を組みますので、6月11日以降、速やかに佐久市の経済対策第二弾を行っていきます。経済対策第一弾として39サポートなど、居酒屋やスナックなど自粛要請の対象となった事業者に対して給付金を交付したり、自粛要請の対象ではないが旅行業や観光業など大きく影響があった事業者に対して応援してきました。経済対策第二弾は、6月30日までの佐久市議会の議会中に提出していくことになります。本来、議案は初日に議会へ提出しますが、中日や最終日に提出する方法もありますので、経済対策第二弾は、この形で議会へ提案していきたいと思っています。

  • アナウンサー

 第二次補正予算を受けて、経済対策の議案提出を行うということですね。

  • 市長

 そうです。国の予算としても大きい金額だと思います。例えば1人10万円の特別定額給付金、申請書は届きましたか。

  • アナウンサー

 申請書が届いてから、すぐ提出しました。

  • 市長

 佐久市では、人口10万人とすると、国から約100億円配られることになります。100億円が配られることは、相当大きな経済対策です。これをどのように消費に結びつけていくかを、今後工夫して考えていかなければならないと思っています。

  • アナウンサー

 市内で消費していくことも大切ですよね。

  • 市長

 先日、商工団体の皆さんが市役所へ来られて、プレミアム付商品券を作ってほしいという話がありました。プレミアム付商品券とは、例えば1万円で1万2千円分の商品券が買えるというものです。これは20%のプレミアムが付いていることになります。商工団体の皆さんのお考えは、そのうちの半分を飲食店限定の券にしてほしいとのことでした。例えば1万円で購入した1万2千円分の商品券のうち、6千円は飲食店でのみ利用できる券ということです。スナックや居酒屋、バーなどの飲食店は、現在飲食が控えられていることから大変な状況にありますので、このいった飲食店が利用されるような仕組みにしていきたいと思っています。佐久市の新型コロナウイルス感染症対策の経済消費で地域を元気づけるため、プレミアム付商品券や3,000円のがんばろう佐久!応援券、10万円の特別定額給付金などを、市内店舗で利用できる仕組みを作り、また市内店舗の情報提供をしていくために、様々な情報を工夫してラインナップにしてサイトまたは本で提供し、より市民の皆さんが市内店舗を利用しやすいようにしたいと思っています。

  • アナウンサー

 無い方が良かった新型コロナウイルス感染症ですが、佐久商工会議所のテイクアウト店舗一覧のチラシのように、今回のことで改めて佐久市の飲食店を含めた様々なお店の魅力に気付けた一面があったと思います。このように感じている市民の皆さんは、もしプレミアム付商品券が実現すれば、地元でお金を使いたいと思うかもしれませんね。

  • 市長

 そうですね。どのお店がどのような美味しい料理を提供しているか、意外と知らないですよね。今回のテイクアウトで私が気付いたことは、パッケージ(入れ物)がとても工夫されているということです。例えばラーメン屋さんの出前は、丼ぶりにラップをしてある形が一般的ですが、あるお店のテイクアウトでは、温かい状態で専用の蓋がされている使い捨てのパッケージになっていました。テイクアウトがアフターコロナでも定着するのではないかと感じています。

  • アナウンサー

 良い部分は、引き続き楽しんでいきたいですね。

  • 市長

 新型コロナウイルス感染症に関する経済対策は最終段階に入っていますが、本当に困っている方が誰なのかを突き詰めて、経済対策を行っていきたいと思います。

  • アナウンサー

 第二次補正予算を受けての市議会の様子を、皆さん是非注目していただきたいと思います。
 続いて、災害に対する新たな対策について、お願いします。

  • 市長

 今度の補正予算で提出しましたが、佐久市にある240区の区長さん全員に、スマートフォンを配布します。スマートフォンは今や生活で不可欠なものですが、台風第19号の時には、スマートフォンをお持ちでない区長さんもいましたし、市では区長さんがスマートフォンを所持しているか分からないという状況もありました。そこで、全区長にスマートフォンを配布し、市と連絡を取り合うことができる体制を作ることにしました。さらには、各公会場でケーブルテレビを見ることができる環境を整え、台風、水害等の災害時に対応できるよう、予算を計上しています。

  • アナウンサー

 もともとスマートフォンをお持ちの区長さんはどうなりますか。

  • 市長

 お持ちのスマートフォンとは別に、災害時対応用として市から配布するスマートフォンを使用してもらうことになります。
 事前に様々なアプリケーションをスマートフォンへ入れ、居住地区を事前に選択して登録しておくと、居住地区の区長さんがスマートフォンで発信した内容が、居住地区の方だけに放送することができるシステムの導入を、今後検討していきます。しかし、これはスマートフォンの普及率が上がらないと意味がありません。区長さん同士がスマートフォンでやり取りをするなど、様々なことが想定できますが、台風に対しての備えをしっかりやっていこうと、本予算、補正予算を含めて考えています。

  • アナウンサー

 今回のテレワークもそうですが、会議がスマートフォンなどで身近にできるようになりましたよね。

  • 市長

 密を避けた大部屋での会議も良いと思いますが、テレビ電話会議はとても有効だと思います。マスクしながらの会議は、相手の表情が分からないので、話が長くなります。マスクをしていると会議の効率性が落ちますが、テレビ電話会議では比較的維持ができますし、様々な方法がコロナ禍において変革されると思います。

  • アナウンサー

 お互いの顔を見て行うやり方が良い部分も出てきますね。
 続けて野沢北高校と野沢南高校の再編統合について、お願いします。

  • 市長

 いよいよ野沢北高校と野沢南高校の再編統合について、説明会が行われます。これは、長野県教育委員会が主催しますが、6月19日に市民交流センターで行われます。大変注目されている方が多いと思いますので、より多くの皆さんにご参加いただきたいと思います。

  • アナウンサー

 もう一つ、佐久地域外来・検査センターについて、市長いかがでしょうか。

  • 市長

 ここでは、佐久地域のPCR検査をおこなっています。月・水・金曜日の午後に検査が行われていますが、佐久医師会の先生方の熱意によって開設することができました。佐久地域でPCR検査を行ってから、1人も陽性は出ていません。PCR検査を行う体制は整っていますので、不安な方はかかりつけ医にご相談いただきたいと思います。

  • アナウンサー

 個人の安心が地域の安心にも繋がってきますからね。

  • 市長

 コロナ禍の中で、withコロナという話もあります。今後、経済対策などを積極的に行っていきますが、正確な情報で緊張感をもって対応していただきたい。一方で、経済活動はだんだんと戻していく、新型コロナウイルス感染症に用心をしながら、経済活動を行っていただくようお願いします。

お問い合わせ

企画部 広報広聴課
電話:0267-62-3075
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