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「佐久市特別定額給付金」「佐久市気候非常事態宣言」「千曲川洪水ハザードマップ」その他(9月26日)

更新日:2020年11月20日

  • アナウンサー

 佐久地域もすっかり秋めいてきましたね。

  • 市長

 佐久の景色が非常に美しいと感じます。佐久平の水田が黄金色になり、実りの秋を迎えていることを嬉しく思いますし、五穀豊穣をありがたいと心から思う秋です。

  • アナウンサー

 市長にとって、○○の秋というとどのようなイメージでしょうか。

  • 市長

 1年前の令和元年東日本台風のことを考えると、「防災の秋」ですね。引き続き災害に関して真摯に取り組みたいと思っています。

  • アナウンサー

 佐久市の防災への取り組みを含む佐久市政について、詳しくお伝えしていきます。
 はじめに、9月25日に佐久市議会の第三回定例会が閉会となりましたが、この中で付帯決議というものがありました。

  • 市長

 全市民の99%の方は、国が行う10万円の定額給付金を申請しており、既に口座に入金されています。これは、国が定めた4月27日の基準日に生まれていた方を対象に支給されました。しかし市民の方から、それ以降に生まれたお子さんにも給付があっても良いのではないかという声があり、今年の12月31日までに生まれたお子さんに対して、佐久市独自の定額給付金を作ろうと、議会の方に同意をいただいたところです。しかし、どこかで日付を区切ることで、その日を境にもらえる方ともらえない方が出ます。議員の皆さんからは、不公平感がないよう工夫をするようにというご意見をいただく付帯決議がありました。

  • アナウンサー

 まだ終息まで時間がかかりそうなコロナ禍において、市民福祉の向上はこれから私たちも強く意識していきたいと思います。

  • 市長

 なぜ12月31日までに生まれた佐久市民のお子さんかというと、令和2年内ということもありますが、4月27日の基準日時点でお腹の中に赤ちゃんがいることを確認できていた方には、給付をしたいということからです。専門家に見ていただいた中で、おおむね12月31日頃が相応しいだろうと決めました。出産された際には通知が行きますので、この佐久市独自の特別定額給付金を活用していただきたいと思います。また議会の皆さんからのご指摘にも、十分配慮し対応していく考えです。

  • アナウンサー

 次の話題は、9月16日に菅新内閣の誕生について、世間でも非常に大きなニュースになりました。こちらに栁田佐久市長と菅総理のツーショット写真があります。

  • 市長

 これは浅麓水道企業団の理事者と議会の皆さんとで、去年の6月に首相官邸を訪問し、当時官房長官であった菅官房長官とお会いした際の写真です。訪問の内容は、G20で開催された環境に関する閣僚会議で、浅麓水道企業団が作った「G20ウォーター」を20か国の閣僚の皆さんにご用意したことを、菅官房長官にご報告しました。「G20ウォーター」とは、軽井沢の水をボトルに入れ、環境への配慮としてペットボトルでなく軽井沢ブルワリーのガラスボトルにツイストトップの栓を閉めたものです。

  • アナウンサー

 実際に菅総理もお飲みになったそうですが、印象はいかがでしたか。

  • 市長

 時間がタイトだったこともあり、部屋に入った瞬間にお飲みになられて「軽井沢のお水なんだ、美味しいね!」と仰っていました。
 今回総理に就任されて目を見張るのは、視察の多さです。シルバーウイークの連休中も色々な所へ行かれていた姿を見ると、政策づくりや公約づくりを着実に行っていこうという思いが感じられます。訪問した際、菅総理はとても動きが早く、部屋に入って2~3分程度で即座に私たちが伝えたいことを理解して対応してくださいました。私たちが浅麓水道としてG20を、そして軽井沢を応援したいという気持ちを十分お伝えできたと思っています。

  • アナウンサー

 先ほど環境問題の話が出ましたが、佐久市でも「佐久市気候非常事態宣言」が先の議会で決議されたそうですね。

  • 市長

 この宣言の背景には、G20の関係閣僚会議の中で採択された「長野宣言」があります。環境への配慮として、温室効果ガスの排出量実質ゼロを目指すといった思いが込められている宣言です。この宣言について、長野県が阿部知事のもと非常事態宣言をされました。これにより、知事から77市町村に対して、環境への配慮を各市町村で決議しましょうという呼びかけがあり、議会がそれを受けて「佐久市気候非常事態宣言」を行うべきとして、9月議会の最後に決議しました。災害から丸1年になりますが、皆さんが感じていることはあの台風は今までと違うということ、また気候変動に大きく関わりがあるのではないかという専門家の指摘もある中で、災害への関心が高まると同時に、環境への関心が高まっていることを受けて、10月12日に「佐久市気候非常事態宣言」を行いました。宣言の内容は、CO2排出実質ゼロを目指し、今から始めて2050年の30年後には二酸化炭素の排出ゼロを目指そうということです。この宣言により、市民の皆さんからは宣言だけなのかというチェックが入ったり、議会の皆さんからもせっかく宣言したから、こんな事業をやりましょうという提案があったりします。私たち自身も市民の皆さんの声を聴きながら、環境対策に拍車をかけて行っていく意味でも、議会の皆さんと佐久市で行っていこうと考えています。

  • アナウンサー

 実際に行政と市民一体となる自治体の決議は、市レベルでいうと松本市に次いでの決議になりますが、佐久市発の環境への取り組みとして、私たちの市民意識を向上させていく必要があると思います。
 続いて、オープニングでも災害に関して真摯に取り組みたいと市長からの発言もありましたが、佐久市の災害対策について考えていきます。皆さんのご家庭にも、広報紙と一緒にハザードマップが届いていると思います。

  • 市長

 千曲川洪水ハザードマップをSakuライフ10月号と一緒に配布しましたが、想定最大規模降雨1000年確率と、1000年に1度の雨が降った場合にこのような洪水の発生が予測されますというものです。これは、臼田と佐久穂との境から野沢、中込、桜井、岸野を下って浅科の方へ向かっていくもので、市内各地域のハザードマップになります。これまでもハザードマップを見たことがあると思いますが、以前のものは千曲川、湯川、滑津川、志賀川の4つの河川の100年確率、100年に一度の雨が降った時にこういう洪水が起きるというものでした。今回は1000年に一度の雨が降った場合のものですので、災害の被害の範囲は広がり、大沢、前山、岸野などの山沿いのところまで水が到達するという予測になっています。また龍岡城駅の辺りまで水が到達しそうだという予測も出ています。なぜ1000年に一度かというと、3.11東日本大震災の際の津波が1000年に一度の被害といわれているため、それに合わせた形で作成されました。地域の皆さんには、ご自身の家が災害の範囲に入っているかを確認していただきたいと思います。これは千曲川だけなので、今後市内の29河川、馬坂川を除くすべての一級河川を1000年確率で出していきます。今年度中に浸水想定区域図を県で作成しますので、来年度には各河川のハザードマップを発表していく予定です。

  • アナウンサー

 やはりハザードマップは、しっかり見て、さらには自分自身で考えることで初めて意義をなすものだと思います。今回のハザードマップでは、各地区に万が一大きな水害にあった場合の避難場所や避難所も掲載されており、皆さんがどこに逃げたらよいか分かるようになっています。一度、ご家族で考えてもらいたいです。

  • 市長

 先日も防災に関する会議を行いましたが、1年前の令和元年東日本台風災害の際、中央区にある総合体育館が工事中で使えませんでした。ハザードマップには、指定緊急避難所が57か所、指定避難所は32か所となっていますが、これらは用意されている場所であっても、次に台風が起きた場合に、工事をしていたり何らかの事情で使えなかったりすることもあるかもしれません。その場合は、今逃げられる避難所をスマートフォンや防災無線やケーブルテレビ、FMラジオなど、あらゆる方法で緊急発信していきますので、それらを確認して行動を決めていただきたいと思います。

  • アナウンサー

 ぜひご家庭に届いているハザードマップを、ご家族で今一度確認していただきたいと思います。
 次の話題は、新型コロナウイルス感染症の影響で様々な経済対策が施される中、佐久市でも100億を超える経済対策を打ってきました。佐久市では間もなく、新しいプレミアム付商品券の販売が始まります。

  • 市長

 今回はプレミアが30%つく商品券になります。市民の皆さんがこの放送を見たときには、既にお手元に通知が届いていると思います。商品券をご希望の方は、市から届いた封書に必要事項を記入のうえ、同封の返信用封筒で返送してください。締め切りは、10月2日必着です。今回は1万円で1万3千円の商品券が購入できますので、10万円購入した場合は13万円分の商品券がお手元にくることになります。今回のプレミアム付商品券は、券によって特色があります。例えば1万円購入していただくと、大型店・中小店共通のチケットが5千円分、中小の地元のお店で使えるチケットが6千円分、そして飲食・タクシー・代行・宿泊施設で使えるものが2千円分届きます。詳しくはSakuライフをご覧いただくか、プレミアム付商品券の特設窓口にお電話ください。

  • アナウンサー

 最後の話題になりますが、令和5年に臼田地区の4つの小学校が一つに統合し新小学校が誕生するにあたり、校名を募集していると聞きました。

  • 市長

 小学校などが合併したときに、名前はとても大事です。私が子どもの頃に、内山小学校と平賀小学校が合併して「佐久城山小学校」になり、小学校って合併するのかととても驚きました。今回4小学校が一つになるということで、場所は下小田切に決定していますが、小学校の校名はまだ決まっていません。皆さんに校名候補をお寄せいただき、決定していきたいと思います。9月30日までにメール、郵送、FAXでご応募ください。

  • アナウンサー

 詳しくは、佐久市教育委員会の学校教育課までお問い合わせください。最後に、テレビをご覧の皆さんにメッセージをお願いします。

  • 市長

 昨年は10月12日に台風が襲い、佐久市は240年に一度の災害で被害を受けました。令和2年になり、ここまでは大変穏やかな秋を迎えることができています。私はよくプルーンをいただきますが、大変良いプルーンができていると思います。実りの秋を迎え、田んぼにはたわわに頭を垂れた稲が実っていますが、災害のないことに感謝をして、五穀豊穣、実りの秋に、市民の皆さんとともに感謝を申し上げたいと思います。

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企画部 広報広聴課
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