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「新型コロナウイルス感染症について」「臼田新小学校校名の決定」その他(1月13日)

更新日:2021年7月1日

  • アナウンサー

 まずは、新型コロナウイルス感染症についてお話をお聞きします。

  • 市長

 新型コロナウイルス感染症も間もなく1年になりますが、佐久市において、感染のピークが今やってきています。先ごろ、感染警戒レベルが5になり、多くの市民の皆さんに注意喚起をさせていただいています。

  • アナウンサー

 注意喚起もあって、やはり新型コロナウイルスには気をつけなければいけないという気持ちが私も強くなりました。

  • 市長

 ちょうど国が緊急事態宣言を出したこともあると思いますが、地域のなかで緊張感が高まってきていると感じます。今日は1月13日ですが、昨日までの感染者数の発表を見ると、昨日が3人、一昨日が7人、3日前の1月10日には17人でした。1月10日の人数にかなり震撼し、驚いた方もいらっしゃるかと思いますが、これは曜日の関係で前日9日に検査結果が出ず、10日に繰り越したものがあったため、たまたま10日に17人という過去最高の数字がということもあります。そういったことが重なった部分はありますが、大変多くの皆さんが陽性反応になっているところです。
 佐久市が佐久市がレベル5に上がってきた周辺の状況を見てみますと、1月10日現在の陽性患者の受け入れ可能病床数に対する入院の割合、佐久圏域(佐久市、小諸市、北佐久郡、南佐久郡)にある病院において、新型コロナウイルスの陽性患者さんに対して用意しているベッドが、実際に入院している方の割合の8割を超えてきているということです。佐久地域で満床に近い状況ということで、実際に佐久地域以外の医療機関に搬送されている方もいます。なぜ100%になっていないにも関わらず他の地域に搬送されているかというと、重症者が出た場合のためです。現在は佐久地域に重傷者はいませんが、もし重傷者が出た場合に、その方が入るベッドをきちんと用意しておかなくてはいけないということです。このような状況から、今回感染警戒レベル5まで達したということであります。
 今まで、病床に対する情報があまり出ていなかった印象はありませんか。

  • アナウンサー

 はい。ここ数日で県などの発表で聞くようになりました。

  • 市長

 おっしゃる通りで、ここ数日の発表からです。知事と話をしているなかで、やはり病床に対する情報を出していった方がいいだろうということになりました。知事は、新型コロナウイルス対策を始めた時点で、病床の情報はつかんでいます。そして県として、病床数を5月までにはいくつ、秋までにいくつまで持っていこうという目標を立てて、準備を進めていました。継続的に知事と話をしていますが、知事自身がとても落ち着いていらっしゃいます。この水準までいったらここに呼びかける、このような手を打つといったケーススタディができていらっしゃるので、あまり慌てないですし、レベル5に上がるときも2日前に知事から「小諸市がレベル5に上がりますが、佐久市もそういう状況が目前まで来ています」と電話をいただいていました。そのため副市長、総務部長、企画部長、市民健康部長、関係課長に集まってもらい、知事の電話の内容を伝え、万が一レベル5に上がったときの対応を2日前から準備してきたということがあり、大変ありがたかったです。知事は頻繁に電話をくださり、今どういう状況かということを話してくださるので、ホットラインとして非常に助かっています。
 佐久市の感染の特徴としては、会食を通じた感染者が増加しているということです。会食を通じた感染者が増加し、そこから同居親族や知人などの接触者に感染が拡大している状況です。今回、小学生や中学生も感染していますが、小学校、中学校内で感染したわけではありません。ちょうど学校が始まる時期でしたので、感染した小学生、中学生のほとんどは熱っぽいということで、学校に登校せず休んでいました。学校に行っていない状況ではありましたが、念のため学校も消毒などして、通常通りスタートしました。お父さんお母さんは大変心配かと思いますが、学校で蔓延しているわけではありませんので、その実態についてはぜひご理解いただきたいと思います。
 また、浅間病院での院内感染がありました。しかし徐々に立ち直ってきており、1月9日頃から救急車の受け入れも始めたり、昨日12日からは他の病院からの紹介も受け付けたり、あるいは外来診療もスタートしています。内科は予約のみですが、徐々に正常化が図られてきています。昨日、村島先生と菊原看護部長と話をしましたが、大変な状況があったと聞いています。しかしながら一致結束して取り組んで克服してきたということでありますので、大変よかったのではないかとも思います。新たに篠崎ドクターも中心の1人となって頑張ってくださり、Twitterなどでも発信してくださっているところであります。どうしたら克服できるかという点について、2週間後の1月24日に、10万人あたり20人を下回る状況ができれば、レベル5を脱することができる状況にあります。直近1週間で、新規感染者20人を下回ればレベル4に下がりますので、どうかこの2週間辛抱していただき、頑張ってもらいたいと思います。
 また、佐久市プレミアム付商品券の締め切りが1月31日ですが、その期限について検討しています。今、行動抑制してください、会食は控えましょうと言っているにも関わらず、商品券の駆け込み需要が発生することは問題だと思います。お店にとっても、使う市民の皆さんにとっても困ることだと思いますので、使用期限を延長するよう調整しています。実は、この商品券には県の補助金が入っているため、期限の延長には県の同意が必要になります。現在、知事に相談して同意をお願いしているところです。有効期限を1月31日から2ヶ月伸ばして3月31日までにできれば、急いで使う必要もないですし、せっかく経済を回していこうとしているのに諦めたりしてはもったいないので、力を尽くしてやっていきたいです。

  • アナウンサー

 知事とのホットラインも通じて、県と連動して市の取り組みが行われていることと、小学校の休校等もしっかり見極めて判断されているのが伝わります。プレミアム商品券もどうなるか気になっていた方たくさんいらっしゃったと思います。市長も会見を開いて2週間後にレベル5を脱するとおっしゃっていたので、その目標を達成したあかつきには、また商品券を消費に回せるので、今は感染予防をしっかりやっていきましょう。

  • 市長

 レベル5を脱してもレベル4にはあり、落ち着くまでには時間がかかりますので、やはりプレミアム商品券の有効期限は2ヶ月ほど伸ばした方がいいと考えています。力を合わせて、励まし合って、家や車の中でラジオを聞くなどして、時間を有効活用していただきたいと思います。

 もう一つの話題として、臼田地区の新しい小学校の名前が決まりました。臼田、切原、田口、青沼の4校が統合した新小学校の名前は「佐久市立臼田小学校」です。今まであった名前と同じではないかと思われるかもしれませんが、大変多くの議論を重ね、非常に意味がわかり普遍性のある名前として決定しました。小学校と中学校の連動ということもあり、野沢小学校、野沢中学校、中込小学校、中込中学校と同じように臼田小学校、臼田中学校という関係になりました。臼田駅は昔、違う名前だったことをご存じですか。臼田駅周辺は、田口であって「三反田駅」という名前でした。臼田と田口が合併して統合されたので、臼田駅という名前に変わったのです。

  • アナウンサー

 歴史的な所でもつながっているのですね。

  • 市長

 臼田はこの4地区を総称した名前ということで、ぜひご理解をいただきたいと思います。

  • アナウンサー

 最後に、令和3年の抱負および期待することなど一言お願いします。

  • 市長

 令和3年、明るい年にしたいと思っています。政府が進めるワクチン接種について、佐久市も一部予算化をしてきました。臨時議会も辞せずという形で、臨機応変にワクチン接種に向けて取り組んでいきたいと思います。それらを克服して明るい年になりますよう、努力を重ねて参りたいと思っています。

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